普段の2割増しくらいで忙しく、ついでに2割増しくらいで睡眠不足(爆)
金曜の晩にようやく一区切りついて、ぶっ倒れて・・・土曜はゆっくり
出来たものの、NHKマイルの考察はまったく出来ず、展望すらアップできないまま
週末、本番となってしまいました。
とりあえず、なんといっても注目はメジャーエンブレム。
桜花賞では本来の逃げる競馬が出来ず、末脚勝負に持ち込まれて4着と
消化不良に陥ってしまったわけですが、鞍上のルメール騎手も
おそらくは各方面から色々と言われたはず。
さすがに負けるかどうかは別にして、まずは逃げる形を作る、
というのが最低限の条件だったと思われます。
その意味では内枠(2枠)を引けたのはラッキー。
好スタートを切って、外から寄せてきたシゲルノコギリザメに譲らず
しっかりとハナを主張して、そのまま直線に入ると
父を彷彿とさせるような脚を削る競馬でそのまま押し切って逃げ切り勝ち!
近年にこのレースで逃げ切りを決めたミッキーアイル(14年)、
カレンブラックヒル(12年)とペースを比較してみました。
【ラップ比較】

ミッキーアイル、カレンブラックヒルはこのあとのレースで
前半で脚をためて、後半に加速していく展開じゃないと厳しいことを
示してしまいましたが、今回のメジャーエンブレムの前半800m通過タイムは
46.0!\(◎o◎)/!
ミッキーアイルの46.6、カレンブラックヒルの47.3を遥かに上回る
ペースで引っ張って最後まで押し切っている、というのは
非常に高く評価してよいところだと考えられます。
ちなみに46.1で通過した13年は最後方近くからマイネルホウオウが
一気に追い込みを決めており、2着も10番手からのインパルスヒーロー。
今回も2着は後方から脚を使ったロードクエストでしたが、
最後まで寄せ付けなかったメジャーエンブレムは過去の例を鑑みても
抜けている、と言えそうです。
メジャーエンブレムの上がり3ハロンは35.1、2着のロードクエストが33.8。
ダイワメジャーが現役時代に、「末脚が鈍く、後続を封じるのは難しい」と考えて
散々煮え湯を飲まされてしまいましたが(笑)東京でこれだけ末脚に差がありながらも
完勝した、というのはまさしく父似ですね。
うーん、これからの扱いが難しい馬になりそうです(^^;)
