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阪神JF(展開分析)   担【けん♂】

阪神JFコース
阪神1600mのコース図と06年改装以降の阪神JFのラップ平均です。

阪神JF(阪神1600m)について見ていきたいと思います。

阪神外回り1600mのスタートは向こう正面の途中から。
2ハロン目に高低差1mほどの上り坂がありますが、およそ500mほどは直線なので
すんなりと加速しやすく、内と外の有利不利もあまりない感じ。
新装後、まだ慣れない頃には「やっぱり内が有利だ」などという騎手の声も
聞こえてきましたが構造的には問題ない範囲だと考えられます。
3ハロン目の途中からカーブに入りますが、割合ゆったりした感じなので
大きな減速はなく、およそ12秒台前半で緩まないまま進む事になります。

残り3ハロンに入るところ(カーブの途中)で下り坂に突入。
コーナーはかなり広めでほとんど減速なしで直線に入れるため、
先行馬の脚が鈍らなければかなり縦長の隊列が維持されることになります。
およそ400mかけて高低差2mほどの坂を下り終わると今度は上り坂。
100mで高低差2mを上りきる急坂となりますので余力のない先行馬は
ここで脚が止まってしまいます。

スピードの持続力、スタミナなど基本能力を問われるコース
安藤勝元騎手曰く「実力が問われるコースになった
というのは事実だと思われます(^^)

前半をある程度ゆったり行くと、下り坂でペースが上がってくるために
直線入り口では隊列が長めになりやすく、後方からでは届きにくくなると
考えられます。
とはいえ、かなり長い脚を要求されるので力のない先行馬は坂で
脱落しやすく、能力主体で考えて良さそうです。

逆に前半から飛ばして行ってしまうと直線手前ですでに前の馬が
余力をなくしているので直線入り口で隊列は短め、
前の馬が粘り切るのは難しくなってくると考えられます。

阪神改装後に行われた阪神JFのラップ構成
      前半⇔後半
06年 46.3⇔46.8
07年 46.2⇔47.6
08年 47.3⇔47.9
09年 47.3⇔47.6
10年 48.5⇔47.2
11年 48.0⇔46.9
12年 45.9⇔48.3
13年 46.3⇔47.6
14年 47.2⇔47.2

09年までは全て前傾ラップで来ていましたが、10年に初めて
後傾ラップになり、11年も同じく後傾ラップとなりました。
基本的には短距離で結果を出してきた先行馬が引っ張ることが多いため
前半が速いペースになりやすいレースですが、スタミナを問われることを考慮してか、
今後もスローで行くこともありそうです。
12年は逆に超ハイペースで前半を通過。
13年も以前と同様な前傾ラップに戻っています。
この辺りは先行馬と騎手に注目しておく必要があると思われます。

過去の阪神JFで上位に入った馬の4コーナーでの位置取りを見てみると

    1着→2着→3着
06年  6→ 3→ 1(番手)
07年  8→15→ 8
08年 16→ 6→17
09年 10→ 7→12
10年 11→ 9→ 4
11年 10→ 4→ 3
12年  8→ 2→16
13年  8→14→ 5
14年 12→10→ 8

近年になるほど差し追い込み決着の色合いが濃くなってきています。
06年2着は・・・アストンマーチャン。
それまでに古馬に匹敵する好タイムで完璧に近い成績で好走してきており、
最終的にはスプリンターズSを制するほどの実力馬だったわけで
前で残るには相当な能力が必要とされると考えてよさそうです。
(改装直後で芝状態がめちゃくちゃ良かったことも影響していると思われます)

12年は超絶ハイペースの中、2番手で追走したクロフネサプライズが残りましたが
続くチューリップ賞を制したのは当然といえば当然の結果でした。

出走メンバーが決まってからになりますが、前半から飛ばす先行馬が
いるかどうかは重要なポイントになってきそうですね(^^)

基本的には差し馬優勢
前で残るのは相当な実力馬・・・短距離の先行馬は×
スタミナの裏付けを重視しつつ、考えていきたいと思います。

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