さて復帰1戦目は2歳初のGⅠレース、阪神JF(阪神1600m)。
まだ経験不足の2歳牝馬のGⅠ・・・脚質も不安定ですし
これまでのレースでも力を出し切っていなかったりするわけで
その意味では非常に難しいレースだと思われますが、
過去のデータからある程度の条件が見えてきています。
★阪神JFのポイント
1)関西馬優勢(特殊な理由のない関東馬は危険)
2)1600m勝利経験
3)牡馬との混合戦(1400m以上)での勝利経験
1)についてはかなり圧倒的で、この時期の牝馬に輸送は厳しいことが
はっきりと傾向に出ていました。
1着→2着→3着
14年 美浦→栗東→美浦
13年 栗東→栗東→美浦
12年 栗東→栗東→美浦
11年 栗東→滞在→美浦
10年 栗東→滞在→滞在
09年 滞在→美浦→栗東
08年 栗東→滞在→栗東
07年 栗東→栗東→栗東
06年 栗東→栗東→栗東
05年 栗東→栗東→栗東
04年 美浦→美浦→栗東
03年 栗東→栗東→栗東
02年 栗東→栗東→栗東
01年 栗東→栗東→栗東
※滞在→美浦所属ながら早目に輸送して栗東に滞在した馬
関東馬は上位に入った42頭中、13頭という割合。
ここ6年はちょっと巻き返し気味ですが栗東滞在馬を除くと
39頭中、7頭と極端に割合が下がってしまいます。
ちなみに全出走頭数の内訳は
関西馬 180頭
関東馬 71頭
地方馬 1頭
となっています。
関東馬はすでに関西への輸送経験がある馬(ショウナンパントル)
しか結果を出せていなかったんですが、近年になって新たな傾向として、
栗東に長期滞在をして調整をした馬、が好成績をおさめており、
アパパネ、ホエールキャプチャ、ライステラス、アイムユアーズ
といった馬が栗東滞在で結果を出しています。
実際に費用も掛かるわけでリスクを背負ってまでこの方式を取るというのは
かなり期待度が高く、陣営としても手応えのある馬じゃないとやってこれません。
その意味では栗東滞在=相当な期待馬、と見て良さそうです。
09年のアニメイトバイオ(2着)、11年はサウンドオブハート(3着)
12年はレッドセシリアに続き、フォーエバーモアが直前輸送で3着に入線。
これは阪神競馬場の出張馬房の防音壁が完成したことが影響している
可能性があります。
付け加えるならば・・・本番で一流騎手に乗り代わっている、
というパターンは期待度の高さが感じられ、好結果に繋がりやすい印象。
昨年は初めて直前輸送のショウナンアデラが勝利をおさめ、
3着にも同じく直前輸送のココロノアイが入る、という歴史的な結果となったわけで、
これからはあまり関東馬、ということでマイナス評価をする必要はなくなった、
のかもしれませんね。
ちなみに、鞍上は蛯名騎手、横山典騎手という一流騎手。
どちらも関西の競馬場を苦手にしていない、という点も付け加えて
おきたいと思います。
2)もかなり重要です。夏の時期に完成度の高さとスピードにまかせて
勝ってきた馬はスタミナが求められるこのレースだと不足が出やすいようです。
特に改装以降は高い実力が求められるようになっているので
血統的に距離延長が大きくプラスになる馬以外は条件を満たさない場合、
大幅割引で考えたいところです。
1600m未経験馬については基本的には複勝圏を外さない
好成績を続けている馬、ということを条件と考えておきたいところ。
11年はファンタジーSを制したアイムユアーズがこのパターンで2着に入線。
10年にライステラスが1400mまでの実績しかなくて
3着に入っていましたが牡馬との混合重賞の京王杯2歳Sで4着ということで
ギリギリ評価しても良いラインだった感じでしょうか。
あとは鞍上がデムーロ騎手だったことも大きかったのかもしれません。
・・・12年2着のクロフネサプライズは小倉2歳S9着のあと
距離延長のりんどう賞を勝利、というステップで好走。
うーん、例外扱いが増えてしまうと「好走条件」もへったくれも
なくなってしまいますが(爆)逆に過去に例がないようなパターンで
決着した年は春も混戦模様になるかも・・・と考えてもいいのかもしれませんね。
昨年は1600mの勝利経験馬が4頭しかいませんでしたが
そのうち3頭で1~3着を独占していたわけで、上手くハマれば
絞り込みの材料として使えると思われます。
3)は加点材料、という感じでしょうか。
牡馬相手に勝っている馬は精神的にも強く、能力面でも期待出来る印象。
経験の浅さで牡馬とのレースに出走したことがない馬については
レース内容をしっかり吟味する必要がありそうです。
一応、重賞の場合は複勝圏内の成績ならばOK、としておきたいと思います。
整理すると、関東馬に関しては
・栗東滞在(高い期待度の表れ)
・直前輸送の場合は牡馬相手の好走経験、一流騎手への乗り代わりに注目
・関西への遠征経験
この辺りが条件。
あとは全馬共通の条件として
・1600mの勝利経験
・1600m未出走の場合は複勝圏を外さない好成績
というハードルを課して見ておきたいところ。
今年の2歳戦に関してはほとんど見ていないので、これからじっくりと
内容を確認していきたいと思います(^^)g
まだ経験不足の2歳牝馬のGⅠ・・・脚質も不安定ですし
これまでのレースでも力を出し切っていなかったりするわけで
その意味では非常に難しいレースだと思われますが、
過去のデータからある程度の条件が見えてきています。
★阪神JFのポイント
1)関西馬優勢(特殊な理由のない関東馬は危険)
2)1600m勝利経験
3)牡馬との混合戦(1400m以上)での勝利経験
1)についてはかなり圧倒的で、この時期の牝馬に輸送は厳しいことが
はっきりと傾向に出ていました。
1着→2着→3着
14年 美浦→栗東→美浦
13年 栗東→栗東→美浦
12年 栗東→栗東→美浦
11年 栗東→滞在→美浦
10年 栗東→滞在→滞在
09年 滞在→美浦→栗東
08年 栗東→滞在→栗東
07年 栗東→栗東→栗東
06年 栗東→栗東→栗東
05年 栗東→栗東→栗東
04年 美浦→美浦→栗東
03年 栗東→栗東→栗東
02年 栗東→栗東→栗東
01年 栗東→栗東→栗東
※滞在→美浦所属ながら早目に輸送して栗東に滞在した馬
関東馬は上位に入った42頭中、13頭という割合。
ここ6年はちょっと巻き返し気味ですが栗東滞在馬を除くと
39頭中、7頭と極端に割合が下がってしまいます。
ちなみに全出走頭数の内訳は
関西馬 180頭
関東馬 71頭
地方馬 1頭
となっています。
関東馬はすでに関西への輸送経験がある馬(ショウナンパントル)
しか結果を出せていなかったんですが、近年になって新たな傾向として、
栗東に長期滞在をして調整をした馬、が好成績をおさめており、
アパパネ、ホエールキャプチャ、ライステラス、アイムユアーズ
といった馬が栗東滞在で結果を出しています。
実際に費用も掛かるわけでリスクを背負ってまでこの方式を取るというのは
かなり期待度が高く、陣営としても手応えのある馬じゃないとやってこれません。
その意味では栗東滞在=相当な期待馬、と見て良さそうです。
09年のアニメイトバイオ(2着)、11年はサウンドオブハート(3着)
12年はレッドセシリアに続き、フォーエバーモアが直前輸送で3着に入線。
これは阪神競馬場の出張馬房の防音壁が完成したことが影響している
可能性があります。
付け加えるならば・・・本番で一流騎手に乗り代わっている、
というパターンは期待度の高さが感じられ、好結果に繋がりやすい印象。
昨年は初めて直前輸送のショウナンアデラが勝利をおさめ、
3着にも同じく直前輸送のココロノアイが入る、という歴史的な結果となったわけで、
これからはあまり関東馬、ということでマイナス評価をする必要はなくなった、
のかもしれませんね。
ちなみに、鞍上は蛯名騎手、横山典騎手という一流騎手。
どちらも関西の競馬場を苦手にしていない、という点も付け加えて
おきたいと思います。
2)もかなり重要です。夏の時期に完成度の高さとスピードにまかせて
勝ってきた馬はスタミナが求められるこのレースだと不足が出やすいようです。
特に改装以降は高い実力が求められるようになっているので
血統的に距離延長が大きくプラスになる馬以外は条件を満たさない場合、
大幅割引で考えたいところです。
1600m未経験馬については基本的には複勝圏を外さない
好成績を続けている馬、ということを条件と考えておきたいところ。
11年はファンタジーSを制したアイムユアーズがこのパターンで2着に入線。
10年にライステラスが1400mまでの実績しかなくて
3着に入っていましたが牡馬との混合重賞の京王杯2歳Sで4着ということで
ギリギリ評価しても良いラインだった感じでしょうか。
あとは鞍上がデムーロ騎手だったことも大きかったのかもしれません。
・・・12年2着のクロフネサプライズは小倉2歳S9着のあと
距離延長のりんどう賞を勝利、というステップで好走。
うーん、例外扱いが増えてしまうと「好走条件」もへったくれも
なくなってしまいますが(爆)逆に過去に例がないようなパターンで
決着した年は春も混戦模様になるかも・・・と考えてもいいのかもしれませんね。
昨年は1600mの勝利経験馬が4頭しかいませんでしたが
そのうち3頭で1~3着を独占していたわけで、上手くハマれば
絞り込みの材料として使えると思われます。
3)は加点材料、という感じでしょうか。
牡馬相手に勝っている馬は精神的にも強く、能力面でも期待出来る印象。
経験の浅さで牡馬とのレースに出走したことがない馬については
レース内容をしっかり吟味する必要がありそうです。
一応、重賞の場合は複勝圏内の成績ならばOK、としておきたいと思います。
整理すると、関東馬に関しては
・栗東滞在(高い期待度の表れ)
・直前輸送の場合は牡馬相手の好走経験、一流騎手への乗り代わりに注目
・関西への遠征経験
この辺りが条件。
あとは全馬共通の条件として
・1600mの勝利経験
・1600m未出走の場合は複勝圏を外さない好成績
というハードルを課して見ておきたいところ。
今年の2歳戦に関してはほとんど見ていないので、これからじっくりと
内容を確認していきたいと思います(^^)g
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