とりあえずざっと一通り見たところで、中間まとめ。
考察でふれたとおり、JCの格はさすがに国内トップクラスだけあって
並大抵の馬では複勝圏にも入れない、というのが過去の傾向。
もちろん、今年だけ大波乱、ということはあり得るわけですが
個人的な気持ちとしても、JCはやっぱり「JC」であって貰いたい、
と思っています。
今回出走予定のGⅠ馬は国内5頭、海外4頭となっていますが
海外馬は・・・血統的にも実績的にもちょっと怪しく
今のところあまり高く評価はしていません。
まぁ・・・映像チェックで東京適性が高そうな馬がいれば、という
感じでしょうか。
国内GⅠ馬の中では、ゴールドシップはどう見ても東京向きとは言えず、
ワンアンドオンリーはダービー馬とはいえ、古馬相手に未勝利の
近況を見る限り、急な復活は考えづらいかと。
ショウナンパンドラは今のところ、東京では(0-1-0-3)と
適性が高いとは言い難い状況。
天皇賞秋での4着をどう評価するか、という感じです。
・・・となると、残りはラブリーデイとミッキークイーン。
ラブリーデイは前走で天皇賞秋を制し、ミッキークイーンは
オークスで東京GⅠを勝ってどちらも適性を示しています。
近走の安定感をみても方や4連勝中、方やデビューから連対を
外しておらず、ここではどう見ても・・・2強。
GⅠで上位入線した経験のある馬は3頭。
ペルーサは天皇賞秋で好走経験がありますが、さすがに8歳で
さらに近走の内容からしても厳しい状況。
カレンミロティックは東京での好走実績なし。
展開に乗れたらもしかして・・・があってもいい馬だとは
思いますが、こちらも7歳となると急な好走はかなり微妙かと。
サウンズオブアースは年齢的に期待できますが
重賞勝ちもなく、東京での好走経験もなし。
前走ではラブリーデイに完敗しているだけに、逆転は微妙ながら
ここにきての上昇がどこまでかがポイントになりそうです。
GⅠ実績のない馬の中で上位を伺えるほどの勢いのある馬は
・・・残念ながら不在。
ゴールドアクターでもいたら面白かったんですが・・・
うーん、なんか予想が終わってしまいそう?
