先週末の雨で荒れた内側を柵でカバーしたCコースで
マイルCSが行われました。
ただでさえ苦手なレースですが、今年は考察に時間が取れず
バッタバタした状態で週末に突入。
有力各馬への不安材料から、あえて思い切って
狙い目を絞った形の予想にしてみたわけですが・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着 モーリス 1.32.8 上がり33.1
2着 フィエロ 11/4
3着 イスラボニータ
4着 サトノアラジン
10◎ダノンシャーク
※全着順は→ココ
まぁ・・・ダノンシャークがぶっ飛んだのは仕方ないにしろ、
上位に入った4頭って予想で「有力視出来るが不安もある馬」として
挙げた4頭そのままってのが相性の悪さというか、センスのなさですね(爆)
私の不安なんて単なる杞憂だったようです。
外から好スタートを切ったロゴタイプがあえて控え、
内からレッツゴードンキが先頭に立ってレースを引っ張る形へ。
2番手にクラリティスカイ、続いてケイアイエレガント、トーセンスターダム、
アルビアーノが好位を形成。
ダイワマッジョーレ、ロゴタイプの後ろにフィエロ、モーリス、
サトノアラジンが中段グループ。
カレンブラックヒルはあえて控えて、中段後方にイスラボニータ、
レッドリヴェール、リアルインパクト、アルマワイオリ。
後方からダノンシャーク、ヴァンセンヌ、最後方にレッドアリオン。
12.6-10.9-11.1-12.5-11.9-11.1-11.5-11.2
前半800m 47.1
後半800m 45.7
【ラップ比較】

前半の通過タイムは01年からのマイルCSの中でも
過去3番目に遅いペース。
スタートで牽制しあったあと、上り坂でペースアップ。
坂の頂点付近で一旦、大きく緩めて下り坂で一気に加速する
ロングスパート勝負となっています。
京都で逃げるのに慣れているとは言い難い戸崎騎手が引っ張ったことで
例年にマイルCSとは少し違った流れになった感じ。
イメージとしては京都牝馬Sや京都金杯みたいなラップ構成という印象です。
加速しつつ直線に入ったことで隊列は微妙に縦長。
GⅠだけに先行馬はともかく、その後ろから追いかける馬が
極端にバテるようなことはなく、全体的には前優勢のラップに
なっています。
馬場中央の外をすごい勢いで伸びてきたのは・・・モーリス。
明らかに他の馬に比べて前脚の動きが大きく、地面を強く叩いて
グイグイと力強く加速しているのがよくわかります。
馬群の中でも非常に目立ちますね。
休養明けをものともせず、そのまま突き抜けてモーリスが圧勝。
ラップをみてもわかるとおり、最後の1ハロンで速くなっているわけで
まさに余力十分。ちょっと怪物じみてきた気がします(^^)g
★レース後のコメント
1着 モーリス(ムーア騎手)
「いい馬に乗せてもらえて、期待に応えられて嬉しいです。理想は内枠で、
もう少し流れてくれれば良かったのですが、スタートも良く、
いいところにつけて堂々とした競馬をしてくれました。
お世話になっている堀先生の馬で勝てて良かったです」
2着 フィエロ(M.デムーロ騎手)
「いいスタートからいいポジションにつけて、頑張ってくれました。
イメージしていたレースは出来ましたが、モーリスは久々でも強かったですね」
(藤原英昭調教師)
「相手(モーリス)は外枠でしたし、つけ入る隙はあると思いましたが...。
相手を褒めるしかないでしょう。馬は良かっただけに、あとはちょっとした運ですね。
香港に関しては様子を見て、オーナーと相談して決めます」
3着 イスラボニータ(蛯名騎手)
「ジャンプスタートのような形になってしまいました。ちゃんと(ゲートを)
出られなかった分、流れに乗れませんでした。地力で来てくれてはいるのですが...」
4着 サトノアラジン(ルメール騎手)
「リラックスして走っていましたし、直線もすごく頑張ってくれました。
ただ、勝った馬は強かったです。やはり、マイルがこの馬にはちょうどいいですね」
6着 レッツゴードンキ(戸崎騎手)
「折り合いを重視して運びました。行った後に外から来られる形になりましたが、
(ハミを)噛むこともなく、リズム良く行けました。今後が楽しみです」
7着 トーセンスターダム(武幸騎手)
「スタートが決まって楽な感じで流れに乗れて、直線では一瞬、夢を見ました。
マイルのレースに対応しましたし、今後楽しみです」
9着 ロゴタイプ(浜中騎手)
「3コーナーの急な下りでトモのバランスを崩していました。直線に入って
立て直しましたが、リズム良く走らせることが出来ませんでした」
10着 ダノンシャーク(岩田騎手)
「スタートはある程度しっかり出たのですが、道中一度も内に入れる
スペースがありませんでした。この馬の脚は見せているのですが、
前の馬とはコース取りの差でしょう」
13着 カレンブラックヒル(秋山騎手)
「控える競馬をさせましたが、直線で反応がありませんでした。
馬は頑張っているのですが...」
17着 ダイワマッジョーレ(武豊騎手)
「絶好の位置でレースが出来ました。しかし、直線での伸びがありませんでした」
18着 レッドアリオン(川須騎手)
「出たなりのレースを考えていましたが、スタートは出たものの、
外の好スタートの馬を気にしてしまってポジションが後ろになりました。
直線、伸びる脚は見せたのですが、今日は自分の競馬が出来ませんでした」
内差しが得意なイメージのムーア騎手と外差しが合うモーリスとは
手が合わない可能性がある、と考えていましたが、一流騎手ともなると
そんなことは杞憂に過ぎず、馬や展開に合わせてしっかり
伸ばしてきますね。さすがです。
あの走りならば多少馬場が悪化しても関係なさそうですし、
休養明け、輸送も問題ないとなると・・・ちょっと
付け入るスキが見つかりません。
ここまで強いマイラーはちょっと久しぶりに見た気がします。
どこまで連勝が続くか楽しみですね。
(転厩でここまで一変するとは・・・堀厩舎との出会いは
まさに運命の邂逅としか言いようがありません^^g)
マイルCSが行われました。
ただでさえ苦手なレースですが、今年は考察に時間が取れず
バッタバタした状態で週末に突入。
有力各馬への不安材料から、あえて思い切って
狙い目を絞った形の予想にしてみたわけですが・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着 モーリス 1.32.8 上がり33.1
2着 フィエロ 11/4
3着 イスラボニータ
4着 サトノアラジン
10◎ダノンシャーク
※全着順は→ココ
まぁ・・・ダノンシャークがぶっ飛んだのは仕方ないにしろ、
上位に入った4頭って予想で「有力視出来るが不安もある馬」として
挙げた4頭そのままってのが相性の悪さというか、センスのなさですね(爆)
私の不安なんて単なる杞憂だったようです。
外から好スタートを切ったロゴタイプがあえて控え、
内からレッツゴードンキが先頭に立ってレースを引っ張る形へ。
2番手にクラリティスカイ、続いてケイアイエレガント、トーセンスターダム、
アルビアーノが好位を形成。
ダイワマッジョーレ、ロゴタイプの後ろにフィエロ、モーリス、
サトノアラジンが中段グループ。
カレンブラックヒルはあえて控えて、中段後方にイスラボニータ、
レッドリヴェール、リアルインパクト、アルマワイオリ。
後方からダノンシャーク、ヴァンセンヌ、最後方にレッドアリオン。
12.6-10.9-11.1-12.5-11.9-11.1-11.5-11.2
前半800m 47.1
後半800m 45.7
【ラップ比較】

前半の通過タイムは01年からのマイルCSの中でも
過去3番目に遅いペース。
スタートで牽制しあったあと、上り坂でペースアップ。
坂の頂点付近で一旦、大きく緩めて下り坂で一気に加速する
ロングスパート勝負となっています。
京都で逃げるのに慣れているとは言い難い戸崎騎手が引っ張ったことで
例年にマイルCSとは少し違った流れになった感じ。
イメージとしては京都牝馬Sや京都金杯みたいなラップ構成という印象です。
加速しつつ直線に入ったことで隊列は微妙に縦長。
GⅠだけに先行馬はともかく、その後ろから追いかける馬が
極端にバテるようなことはなく、全体的には前優勢のラップに
なっています。
馬場中央の外をすごい勢いで伸びてきたのは・・・モーリス。
明らかに他の馬に比べて前脚の動きが大きく、地面を強く叩いて
グイグイと力強く加速しているのがよくわかります。
馬群の中でも非常に目立ちますね。
休養明けをものともせず、そのまま突き抜けてモーリスが圧勝。
ラップをみてもわかるとおり、最後の1ハロンで速くなっているわけで
まさに余力十分。ちょっと怪物じみてきた気がします(^^)g
★レース後のコメント
1着 モーリス(ムーア騎手)
「いい馬に乗せてもらえて、期待に応えられて嬉しいです。理想は内枠で、
もう少し流れてくれれば良かったのですが、スタートも良く、
いいところにつけて堂々とした競馬をしてくれました。
お世話になっている堀先生の馬で勝てて良かったです」
2着 フィエロ(M.デムーロ騎手)
「いいスタートからいいポジションにつけて、頑張ってくれました。
イメージしていたレースは出来ましたが、モーリスは久々でも強かったですね」
(藤原英昭調教師)
「相手(モーリス)は外枠でしたし、つけ入る隙はあると思いましたが...。
相手を褒めるしかないでしょう。馬は良かっただけに、あとはちょっとした運ですね。
香港に関しては様子を見て、オーナーと相談して決めます」
3着 イスラボニータ(蛯名騎手)
「ジャンプスタートのような形になってしまいました。ちゃんと(ゲートを)
出られなかった分、流れに乗れませんでした。地力で来てくれてはいるのですが...」
4着 サトノアラジン(ルメール騎手)
「リラックスして走っていましたし、直線もすごく頑張ってくれました。
ただ、勝った馬は強かったです。やはり、マイルがこの馬にはちょうどいいですね」
6着 レッツゴードンキ(戸崎騎手)
「折り合いを重視して運びました。行った後に外から来られる形になりましたが、
(ハミを)噛むこともなく、リズム良く行けました。今後が楽しみです」
7着 トーセンスターダム(武幸騎手)
「スタートが決まって楽な感じで流れに乗れて、直線では一瞬、夢を見ました。
マイルのレースに対応しましたし、今後楽しみです」
9着 ロゴタイプ(浜中騎手)
「3コーナーの急な下りでトモのバランスを崩していました。直線に入って
立て直しましたが、リズム良く走らせることが出来ませんでした」
10着 ダノンシャーク(岩田騎手)
「スタートはある程度しっかり出たのですが、道中一度も内に入れる
スペースがありませんでした。この馬の脚は見せているのですが、
前の馬とはコース取りの差でしょう」
13着 カレンブラックヒル(秋山騎手)
「控える競馬をさせましたが、直線で反応がありませんでした。
馬は頑張っているのですが...」
17着 ダイワマッジョーレ(武豊騎手)
「絶好の位置でレースが出来ました。しかし、直線での伸びがありませんでした」
18着 レッドアリオン(川須騎手)
「出たなりのレースを考えていましたが、スタートは出たものの、
外の好スタートの馬を気にしてしまってポジションが後ろになりました。
直線、伸びる脚は見せたのですが、今日は自分の競馬が出来ませんでした」
内差しが得意なイメージのムーア騎手と外差しが合うモーリスとは
手が合わない可能性がある、と考えていましたが、一流騎手ともなると
そんなことは杞憂に過ぎず、馬や展開に合わせてしっかり
伸ばしてきますね。さすがです。
あの走りならば多少馬場が悪化しても関係なさそうですし、
休養明け、輸送も問題ないとなると・・・ちょっと
付け入るスキが見つかりません。
ここまで強いマイラーはちょっと久しぶりに見た気がします。
どこまで連勝が続くか楽しみですね。
(転厩でここまで一変するとは・・・堀厩舎との出会いは
まさに運命の邂逅としか言いようがありません^^g)
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