あいにくの雨により重馬場となった東京競馬場でアルゼンチン共和国杯が
行われました。
格の上ではGⅡながら、開催時期(JCの手前)の関係もあって
GⅠクラスの馬はこのレースを使うことはほとんどなく、
重賞で好走してきたものの、少し頭打ち気味(失礼)なベテランと
ここから重賞、GⅠ路線への参入を目指す新鋭がぶつかりやすい
設定となっている印象。
今年も古馬重賞実績ゼロのゴールドアクターが1番人気に
推されることになり、先につながる内容を見せられるかが
注目のポイントになりました。
予想は→ココ
結果は・・・
1着◎ゴールドアクター 2.34.0 上がり34.1
2着 メイショウカドマツ アタマ
3着 レーヴミストラル
4着○サトノノブレス
7着▲プロモントーリオ
9着×スズカデヴィアス
※全着順は→ココ
外から寄せて行ったメイショウカドマツを内からかわして
スズカデヴィアスがペースを握る展開。
スーパームーン、ゴールドアクターが続き、マイネルフロスト、
サトノノブレスも好位につけて追走。
プランスぺスカ、プロモントーリオ、ラブイズブーシェ、ニューダイナスティが
中段を形成、少し控えてレコンダイト、レーヴミストラル、出遅れから
巻き返してフラガラッハ、ヒラボクディープ、遅れて後方に
ヴァーゲンザイル、マイネルメダリスト、サイモントルナーレ、ロンギングダンサー。
7.4-11.4-12.0-13.1-13.1-12.8-12.6-12.7-12.4-12.3-11.1-11.2-11.9
前半1000m 63.4
中盤500m 31.7
後半1000m 58.9
【ラップ比較】

過去のアルゼンチン共和国杯の平均ラップ、及び昨年のラップと
比較してみました。
2500mという長丁場、先行馬の質や騎手の思惑によって
ペースはガラリと変わるわけで、事前に展開を想定するのが
なかなか難しくなっています。
昨年は前半からぶっ飛ばし気味に行っていますが、今年はまるで真逆の
超スローペースからの急流勝負。
ハマるかどうかは微妙ではありますが、特徴的な逃げ方をする騎手の
考察が出来ればもう少し精度が・・・(>_<)
馬場が湿っていることもあって、カーブでの加速は微妙。
直線入り口で急加速する形で直線へ。
馬場の悪化もあって、内を大きく空けてコーナーリング、
馬場中央を突いて抜け出したメイショウカドマツが独走態勢に入りますが
外を追いかけて行ったゴールドアクターが追いついて、並んだところで
ゴールイン!僅かにかわしてゴールドアクターが1番人気に応えて
重賞制覇を達成しました。
★レース後のコメント
1着 ゴールドアクター(吉田隼騎手)
「4コーナーを回って前の馬を目標にレースをしましたが、結構相手がしぶとくて
最後まで気を抜けませんでした。本当にいい時に乗せてもらっていますし、
馬も良くなっていました。結果を出すことが出来て良かったです。次のレースは分かりませんが、
ジャパンCへ行きたい気持ちはあります」
2着 メイショウカドマツ(蛯名騎手)
「仕掛けをもう少し待っても良かったかな、と思いましたが、いい脚を長く使うタイプですし...。
まだ状態が上がっている途中でこれだけ走るのですから、大したものです」
3着 レーヴミストラル(川田騎手)
「久々でしたが、よく頑張っていると思います」
5着 スーパームーン(内田博騎手)
「馬場が悪いのは大丈夫でしたし、好位で流れに乗れましたが、まだ叩き2戦目ですし、
よく走っています」
6着 マイネルフロスト(松岡騎手)
「スローでしたし、あの位置の方がいいだろうと思って乗りました。良の方がいいですし、
まだ仕上がり切っていない中でよく走ってくれました。距離はこなしてくれています」
10着 レコンダイト(柴田善騎手)
「外へ出したかったのですが、出せませんでした」
12着 ロンギングダンサー(吉田豊騎手)
「展開も向きませんでしたし、ノメってるわけではないのですが、馬場も向いていませんでした」
18着 ヒラボクディープ(池添騎手)
「馬場に脚を取られていました。きれいなトビをする馬ですし、最後は馬も
レースを止めてしまいました」
展開としてはスローからの急流になっており、完全に前優勢。
ペースを握ったのは藤岡康騎手でしたが、メイショウカドマツは
以前に早春S(東京2400m)※稍重、を押し切ったときの鞍上、
蛯名騎手に乗り替わっており、馬場も展開も以前の良いイメージで乗れた印象です。
こういう点に対する考察も出来ていないのは猛省ですね(>_<)
年齢面でも休養が長かった分、馬体が若いとか、東京2500mで
好走(目黒記念4着)がある、という辺りで一応、及第点となっていただけに
馬場と展開を考え合わせれば、スズカデヴィアスだけでなく、
この馬にも注意すべきでした。
ゴールドアクターはひとまず人気に応えた形になりましたが
今回のメンバーでギリギリの結果となると・・・ちょっとまだ
上位馬相手に期待出来るところまでは微妙かもしれません。
3着に突っ込んできたレーヴミストラルは馬体を増やして
成長分を活かした感じ。
前優勢の展開を差し込んできた末脚は評価して良いと思われますが
逆に言えば、展開に乗り切れなかった点や、前とは離れた3着だけに
過剰な評価はまだ微妙かな、と。
叩いての上昇に期待したいですね。
行われました。
格の上ではGⅡながら、開催時期(JCの手前)の関係もあって
GⅠクラスの馬はこのレースを使うことはほとんどなく、
重賞で好走してきたものの、少し頭打ち気味(失礼)なベテランと
ここから重賞、GⅠ路線への参入を目指す新鋭がぶつかりやすい
設定となっている印象。
今年も古馬重賞実績ゼロのゴールドアクターが1番人気に
推されることになり、先につながる内容を見せられるかが
注目のポイントになりました。
予想は→ココ
結果は・・・
1着◎ゴールドアクター 2.34.0 上がり34.1
2着 メイショウカドマツ アタマ
3着 レーヴミストラル
4着○サトノノブレス
7着▲プロモントーリオ
9着×スズカデヴィアス
※全着順は→ココ
外から寄せて行ったメイショウカドマツを内からかわして
スズカデヴィアスがペースを握る展開。
スーパームーン、ゴールドアクターが続き、マイネルフロスト、
サトノノブレスも好位につけて追走。
プランスぺスカ、プロモントーリオ、ラブイズブーシェ、ニューダイナスティが
中段を形成、少し控えてレコンダイト、レーヴミストラル、出遅れから
巻き返してフラガラッハ、ヒラボクディープ、遅れて後方に
ヴァーゲンザイル、マイネルメダリスト、サイモントルナーレ、ロンギングダンサー。
7.4-11.4-12.0-13.1-13.1-12.8-12.6-12.7-12.4-12.3-11.1-11.2-11.9
前半1000m 63.4
中盤500m 31.7
後半1000m 58.9
【ラップ比較】

過去のアルゼンチン共和国杯の平均ラップ、及び昨年のラップと
比較してみました。
2500mという長丁場、先行馬の質や騎手の思惑によって
ペースはガラリと変わるわけで、事前に展開を想定するのが
なかなか難しくなっています。
昨年は前半からぶっ飛ばし気味に行っていますが、今年はまるで真逆の
超スローペースからの急流勝負。
ハマるかどうかは微妙ではありますが、特徴的な逃げ方をする騎手の
考察が出来ればもう少し精度が・・・(>_<)
馬場が湿っていることもあって、カーブでの加速は微妙。
直線入り口で急加速する形で直線へ。
馬場の悪化もあって、内を大きく空けてコーナーリング、
馬場中央を突いて抜け出したメイショウカドマツが独走態勢に入りますが
外を追いかけて行ったゴールドアクターが追いついて、並んだところで
ゴールイン!僅かにかわしてゴールドアクターが1番人気に応えて
重賞制覇を達成しました。
★レース後のコメント
1着 ゴールドアクター(吉田隼騎手)
「4コーナーを回って前の馬を目標にレースをしましたが、結構相手がしぶとくて
最後まで気を抜けませんでした。本当にいい時に乗せてもらっていますし、
馬も良くなっていました。結果を出すことが出来て良かったです。次のレースは分かりませんが、
ジャパンCへ行きたい気持ちはあります」
2着 メイショウカドマツ(蛯名騎手)
「仕掛けをもう少し待っても良かったかな、と思いましたが、いい脚を長く使うタイプですし...。
まだ状態が上がっている途中でこれだけ走るのですから、大したものです」
3着 レーヴミストラル(川田騎手)
「久々でしたが、よく頑張っていると思います」
5着 スーパームーン(内田博騎手)
「馬場が悪いのは大丈夫でしたし、好位で流れに乗れましたが、まだ叩き2戦目ですし、
よく走っています」
6着 マイネルフロスト(松岡騎手)
「スローでしたし、あの位置の方がいいだろうと思って乗りました。良の方がいいですし、
まだ仕上がり切っていない中でよく走ってくれました。距離はこなしてくれています」
10着 レコンダイト(柴田善騎手)
「外へ出したかったのですが、出せませんでした」
12着 ロンギングダンサー(吉田豊騎手)
「展開も向きませんでしたし、ノメってるわけではないのですが、馬場も向いていませんでした」
18着 ヒラボクディープ(池添騎手)
「馬場に脚を取られていました。きれいなトビをする馬ですし、最後は馬も
レースを止めてしまいました」
展開としてはスローからの急流になっており、完全に前優勢。
ペースを握ったのは藤岡康騎手でしたが、メイショウカドマツは
以前に早春S(東京2400m)※稍重、を押し切ったときの鞍上、
蛯名騎手に乗り替わっており、馬場も展開も以前の良いイメージで乗れた印象です。
こういう点に対する考察も出来ていないのは猛省ですね(>_<)
年齢面でも休養が長かった分、馬体が若いとか、東京2500mで
好走(目黒記念4着)がある、という辺りで一応、及第点となっていただけに
馬場と展開を考え合わせれば、スズカデヴィアスだけでなく、
この馬にも注意すべきでした。
ゴールドアクターはひとまず人気に応えた形になりましたが
今回のメンバーでギリギリの結果となると・・・ちょっとまだ
上位馬相手に期待出来るところまでは微妙かもしれません。
3着に突っ込んできたレーヴミストラルは馬体を増やして
成長分を活かした感じ。
前優勢の展開を差し込んできた末脚は評価して良いと思われますが
逆に言えば、展開に乗り切れなかった点や、前とは離れた3着だけに
過剰な評価はまだ微妙かな、と。
叩いての上昇に期待したいですね。
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