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秋華賞(末脚について)   担【けん♂】

過去の秋華賞(京都2000m)上位馬の上がり3ハロンを一覧にしてみました。

秋華賞:上がり3ハロン】
秋華賞末脚

内回り、ということもありますが開幕2週目の京都にしては
33秒台の末脚を使っている馬が極端に少ないのが目を引きます。

00年、07年、12年に共通しているのは、道中に13秒台の
ラップが出現する超スローペースだった、という点。
ティコティコタックはまだしも、ダイワスカーレット(それにウオッカ)、
ジェンティルドンナなんかはそうじゃなくても33秒台に突入する
脚が使えたかもしれませんが(爆)秋華賞にしては珍しい
緩んだペースになった場合は上がりが速くなる、と言えそうです。

締まったペースの中で33秒台の末脚を使ったのは・・・
04年のスイープトウショウ、ただ1頭だけ。
過去18回の秋華賞の中でも4コーナーで10番手以降から
差し切って勝ったのは、この馬だけ
(4コーナー16番手\(◎o◎)/!)
となっており、怪物ぶりは際立っています。
ロングスパートで前の馬がバテた、という影響はあったにしろ
ここまで極端な馬は例外的な扱いで良さそうかと(^^;

秋華賞では極端なスローペースにならない限り、基本的には
キレ味よりも地脚の強さが重要

過去の上位馬のそれまでの実績をチェックしてみると、
上がりが掛かる展開(34秒台以上の末脚)で、速い方から3番目以内の
末脚を使った経験
がありました。
※例外は08年3着のプロヴィナージュ。
 ダートを中心に使われており、芝では一走しかしていませんでした。

さらに勝ち馬に関しては3番目以内の速い上がりを使ったレースが
全出走回数の50%以上を占めている
、という共通点があります。

速い上がりが使える上で、タフな脚も重要。
今年の出走馬についても条件として見てみたいと思います。

※もちろん、今年も極端なスローペースになる可能性はあるわけで
 その場合は33秒台の末脚を使った経験の有無が重要になると考えられます。
 月曜に行われた京都大賞典ではなんと32秒台の上がりが出ており
 超高速馬場になっている点にも注意。

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