毎日王冠(東京1800m)についてもう少し考えてみたいと思います。
ペースを握る、と考えられるエイシンヒカリが大外枠に入り、
展開的には微妙な気がしますが、エプソムCでもあっさりと
先手を取って行ったように、スタートがどうこうよりも
基本スピードの違いで前に行くような馬なので
外からでもある程度すんなり前に行けてしまうと思われます。
気性的に不安定な面があるので、出たところ勝負になるかも
しれませんが、エプソムCでは「離して逃げてほしい」という
陣営の指示の割にはそこまでガンガン行く感じではなく
道中のペースは締まった形で通過。
このあたりは馬の能力もあると思いますが、武豊騎手の逃げ方、
というイメージで見た方がよさそうです。
基本的には無茶な飛ばし方をするタイプではなく、
速く一定のペースを刻むような騎乗が武豊騎手の先行パターン。
一見、ハイペースに見えますが、高いレベルの馬ならば
馬の能力の限界ギリギリまで攻めるような騎乗なので
非常にレベルの高い内容を見せることが出来たりします。
エイシンヒカリに関してはまだ経験が浅く、微妙ではありますが
エプソムCのラップを参考に考えてみたいと思います。
【ラップ比較】

過去の毎日王冠はおおよそ
・道中に12.1を超えるラップがある→スロー
・道中を12.0以下のラップで通過→ハイ
この2パターンに分かれるので、それと今年のエプソムCを
比較してみました。
今年のエプソムCはペース的にはハイペースに分類されますが
ラップの形状としては3コーナーからのカーブで加速しつつ
直線に入っており、スローから加速していく展開の方が
近くなっています。
ハイペースの中で加速していく、という風に考えると
非常にレベルが高く、内容的にも評価できそうです。
同様にカーブで加速していった過去の毎日王冠というと
14年、09年、08年辺りが展開的には近いイメージ。
(相関係数をとってみると0.88~0.91と非常に
高い相関がみられます)
【ラップ比較2】

当然ながら多少のズレはありますが、かなり近い形の
軌跡になっています。
この3年の上位馬の4コーナーでの位置取りを見てみると
1着→2着→3着
14年 8 1 10(番手)
09年 5 1 8
08年 5 1 3
前半が速過ぎた昨年は差し優勢の展開になりましたが、
基本的にはあり程度位置をとっていった馬が優勢な感じ。
その中で共通しているのは・・・逃げ馬が全て絡んでいる、ということ。
3年とも2着、というのは偶然の一致だと思いますが(爆)
後続が詰め寄りにくい展開を作る、という意味で、この形になった場合は
逃げ馬を軸に考えるのはありかもしれません。
ただし、昨年2着はサンレイレーザーでしたが、08年、09年の2着は
どちらもウオッカだったことを考えると、まずは能力的にも
相当高くないと厳しいと考えられます(^^;
エイシンヒカリがウオッカ並みの力を見せるのかどうか?
興味深いレースになりそうです。
ペースを握る、と考えられるエイシンヒカリが大外枠に入り、
展開的には微妙な気がしますが、エプソムCでもあっさりと
先手を取って行ったように、スタートがどうこうよりも
基本スピードの違いで前に行くような馬なので
外からでもある程度すんなり前に行けてしまうと思われます。
気性的に不安定な面があるので、出たところ勝負になるかも
しれませんが、エプソムCでは「離して逃げてほしい」という
陣営の指示の割にはそこまでガンガン行く感じではなく
道中のペースは締まった形で通過。
このあたりは馬の能力もあると思いますが、武豊騎手の逃げ方、
というイメージで見た方がよさそうです。
基本的には無茶な飛ばし方をするタイプではなく、
速く一定のペースを刻むような騎乗が武豊騎手の先行パターン。
一見、ハイペースに見えますが、高いレベルの馬ならば
馬の能力の限界ギリギリまで攻めるような騎乗なので
非常にレベルの高い内容を見せることが出来たりします。
エイシンヒカリに関してはまだ経験が浅く、微妙ではありますが
エプソムCのラップを参考に考えてみたいと思います。
【ラップ比較】

過去の毎日王冠はおおよそ
・道中に12.1を超えるラップがある→スロー
・道中を12.0以下のラップで通過→ハイ
この2パターンに分かれるので、それと今年のエプソムCを
比較してみました。
今年のエプソムCはペース的にはハイペースに分類されますが
ラップの形状としては3コーナーからのカーブで加速しつつ
直線に入っており、スローから加速していく展開の方が
近くなっています。
ハイペースの中で加速していく、という風に考えると
非常にレベルが高く、内容的にも評価できそうです。
同様にカーブで加速していった過去の毎日王冠というと
14年、09年、08年辺りが展開的には近いイメージ。
(相関係数をとってみると0.88~0.91と非常に
高い相関がみられます)
【ラップ比較2】

当然ながら多少のズレはありますが、かなり近い形の
軌跡になっています。
この3年の上位馬の4コーナーでの位置取りを見てみると
1着→2着→3着
14年 8 1 10(番手)
09年 5 1 8
08年 5 1 3
前半が速過ぎた昨年は差し優勢の展開になりましたが、
基本的にはあり程度位置をとっていった馬が優勢な感じ。
その中で共通しているのは・・・逃げ馬が全て絡んでいる、ということ。
3年とも2着、というのは偶然の一致だと思いますが(爆)
後続が詰め寄りにくい展開を作る、という意味で、この形になった場合は
逃げ馬を軸に考えるのはありかもしれません。
ただし、昨年2着はサンレイレーザーでしたが、08年、09年の2着は
どちらもウオッカだったことを考えると、まずは能力的にも
相当高くないと厳しいと考えられます(^^;
エイシンヒカリがウオッカ並みの力を見せるのかどうか?
興味深いレースになりそうです。
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