月曜開催(セントライト記念)があるので、競馬週間的にはまだ週が明けて
いませんが、ひとまず次週の考察を始めておきたいと思います。
次週はオールカマー(中山2200m)、神戸新聞杯(阪神2400m)の2本立て、
ひとまずオールカマーから考察を始めておきたいと思います。

※中山2200mのコース図と01年以降のオールカマーの平均ラップ(02年、14年を除く)
オールカマーが行われる中山2200mはセントライト記念と同じコース設定。
スタンド側からスタートするので最初の直線に上り坂があって
よほど大きく逃げたい馬がいない限り、それほど速いペースになりにくい構造です。
400mほどで上り坂のカーブに突入。
最初の直線でスピードが上げにくい分、内枠の方が先行馬にとっては
行きやすいことはたしかです。
外枠から前に行くにはかなりスタート直後に押していかねばなりません。
並んだ形になってもコーナーワークで内の馬が相当有利になってくる
という点にも注意したいですね。
中山2200mは外回りのため、おにぎり型の頂点辺りまで
200mほどゆったりとカーブしていって1000m過ぎから下り坂、
向こう正面の直線に入ります。
前半が緩ければ特にここからは緩まないペースになりやすいようです。
先行馬があえて抑えてゆっくり行くこともありますが
基本的にここからは12秒台前半から11秒台後半のラップが並ぶことに
なりやすいですね。
2200mという距離が一気に駆け抜けられる距離ではないので
必ずある程度緩むポイントが出てくるというのも影響が大きいと考えられます。
上記のラップを見てわかるとおり、馬場が湿った場合は下り坂で
ブレーキを踏みがち。
消耗度が下がり、さらに前優勢の展開になってきます。
コーナーは内回りと違って緩いカーブになりますので
勢いを殺さずに直線に行きやすい感じ。
後から3つ目のラップ、コーナー手前から加速が開始されることが多く、
直線入り口では隊列が長めの構造になりやすいレースとなっています。
道中のペースが緩みにくいので、後方からまくって行って
4コーナーまでに前に詰めていくのはかなり厳しい構造となっています。
直線は310mと短く、後方から一気に突き抜けるのは余程末脚があるか
前が消耗して止まる展開のみ。
かなり先行有利な構造および展開になりやすいと考えられます。
【4コーナー位置取りと着順の関係:オールカマー】
1着→2着→3着
13年 9 6 3(番手)
12年 2 1 3
11年 2 6 4
10年 3 6 6
09年 1 6 6
08年 3 1 7
07年 2 1 8
06年 2 6 6
05年 2 6 6
04年 1 2 2
03年 3 5 9
01年 2 1 5
先行 11 5 3
好位 0 7 6
中段 1 0 3
後方 0 0 0
※02年は新潟開催なので割愛
極端なまでに先行有利なレースとなっています。
道中は好位、中段にいたとしても4コーナーまでに前に詰めておける
機動力が非常に重要。
あっさり押し切りも炸裂しやすいので注意が必要です。
13年1着のヴェルデグリーンは珍しく中段から差しきり勝ちをおさめて
いましたが、道中は13~14番手と後方を追走していたところから
中段まで押し上げる機動力を見せていました。
中段前、好位から押し上げて4コーナーで前につけるような
レースが出来る馬がいれば要注目。
勝ち馬の目安は・・・4コーナーで3番手以内。
過去23年と大きく遡っても5番手以降で勝ったのは13年のヴェルデグリーンの他は
極端な重馬場になった 90年に重馬場適性を活かして突っ込んだラケットボール1頭だけ。
前の馬を追いかけて・・・という形になりやすいので
2着には好位差しの馬が紛れ込むようになってきており、
3着はさらに中段からの差し馬が届くこともある、という
まさに位置取り順の着順になる傾向。
少頭数になりがちなレースですが、位置取りの想定が重要になりそうです。
いませんが、ひとまず次週の考察を始めておきたいと思います。
次週はオールカマー(中山2200m)、神戸新聞杯(阪神2400m)の2本立て、
ひとまずオールカマーから考察を始めておきたいと思います。

※中山2200mのコース図と01年以降のオールカマーの平均ラップ(02年、14年を除く)
オールカマーが行われる中山2200mはセントライト記念と同じコース設定。
スタンド側からスタートするので最初の直線に上り坂があって
よほど大きく逃げたい馬がいない限り、それほど速いペースになりにくい構造です。
400mほどで上り坂のカーブに突入。
最初の直線でスピードが上げにくい分、内枠の方が先行馬にとっては
行きやすいことはたしかです。
外枠から前に行くにはかなりスタート直後に押していかねばなりません。
並んだ形になってもコーナーワークで内の馬が相当有利になってくる
という点にも注意したいですね。
中山2200mは外回りのため、おにぎり型の頂点辺りまで
200mほどゆったりとカーブしていって1000m過ぎから下り坂、
向こう正面の直線に入ります。
前半が緩ければ特にここからは緩まないペースになりやすいようです。
先行馬があえて抑えてゆっくり行くこともありますが
基本的にここからは12秒台前半から11秒台後半のラップが並ぶことに
なりやすいですね。
2200mという距離が一気に駆け抜けられる距離ではないので
必ずある程度緩むポイントが出てくるというのも影響が大きいと考えられます。
上記のラップを見てわかるとおり、馬場が湿った場合は下り坂で
ブレーキを踏みがち。
消耗度が下がり、さらに前優勢の展開になってきます。
コーナーは内回りと違って緩いカーブになりますので
勢いを殺さずに直線に行きやすい感じ。
後から3つ目のラップ、コーナー手前から加速が開始されることが多く、
直線入り口では隊列が長めの構造になりやすいレースとなっています。
道中のペースが緩みにくいので、後方からまくって行って
4コーナーまでに前に詰めていくのはかなり厳しい構造となっています。
直線は310mと短く、後方から一気に突き抜けるのは余程末脚があるか
前が消耗して止まる展開のみ。
かなり先行有利な構造および展開になりやすいと考えられます。
【4コーナー位置取りと着順の関係:オールカマー】
1着→2着→3着
13年 9 6 3(番手)
12年 2 1 3
11年 2 6 4
10年 3 6 6
09年 1 6 6
08年 3 1 7
07年 2 1 8
06年 2 6 6
05年 2 6 6
04年 1 2 2
03年 3 5 9
01年 2 1 5
先行 11 5 3
好位 0 7 6
中段 1 0 3
後方 0 0 0
※02年は新潟開催なので割愛
極端なまでに先行有利なレースとなっています。
道中は好位、中段にいたとしても4コーナーまでに前に詰めておける
機動力が非常に重要。
あっさり押し切りも炸裂しやすいので注意が必要です。
13年1着のヴェルデグリーンは珍しく中段から差しきり勝ちをおさめて
いましたが、道中は13~14番手と後方を追走していたところから
中段まで押し上げる機動力を見せていました。
中段前、好位から押し上げて4コーナーで前につけるような
レースが出来る馬がいれば要注目。
勝ち馬の目安は・・・4コーナーで3番手以内。
過去23年と大きく遡っても5番手以降で勝ったのは13年のヴェルデグリーンの他は
極端な重馬場になった 90年に重馬場適性を活かして突っ込んだラケットボール1頭だけ。
前の馬を追いかけて・・・という形になりやすいので
2着には好位差しの馬が紛れ込むようになってきており、
3着はさらに中段からの差し馬が届くこともある、という
まさに位置取り順の着順になる傾向。
少頭数になりがちなレースですが、位置取りの想定が重要になりそうです。
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