なかなか海外のレースにふれるタイミングがありませんでしたが
凱旋門賞と並んで欧州最大級の重要レース、
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(アスコット2400m)が
終わったところで、このレースを含めて今年の欧州戦線について
ざっと見ておきたいと思います。
【キングジョージ6世&クイーンエリザベスS】
馬場の悪化により、回避馬が続出し結局7頭立て。
積極的に2番手の外から被せて進出したポストポンドが
大外を伸びてきたイーグルトップ(デットーリ騎手)の追撃をしのいで戴冠しました。
勝ったポストポンドはドバウィ産駒。
ドバウィはアルカジームに続き、今年仏ダービーを制したニューベイ、
パリ大賞典を勝ったエルプトと活躍馬をガンガン送り込んで
欧州の中心種牡馬となってきています。
ポストポンドはタタソールズGCでアルカジームの3着に敗れており
初のGⅠ制覇。2着のイーグルトップは前走のGⅡでポストポンドを3着に
抑えて2着だっただけに力関係的には本当に近い感じです。
大レースを勝ったことは賞賛されて然るべきですが、メンバーの質は
低調だっただけに秋に繋がるかは微妙かも。
【パリ大賞典】
凱旋門賞と同じロンシャン2400mで行われるレース。
こちらも6頭立てと少頭数になりましたが、直線で馬群の中から
力強く抜け出したエラプトが後続を完全に突き放して完勝!
上記のポストポンドと同じくドバウィ産駒。
前走のGⅢ勝ちを含めてここまで4戦無敗とかなりの勢いを見せています。
ただし・・・こちらも相手関係は微妙。
上位馬との対戦でどうかは今後に注目。
【エクリプスS】
サンダウンパーク2000mで行わるこちらも非常に重要なレース。
5頭立てと超少頭数になった中、1.4倍の1番人気に推されたゴールデンホーンは
今年の英ダービー馬。ここまで4戦無敗と今年の欧州最注目馬と言える馬です。
スタートで少し遅れたものの、内を掬ってすんなり先頭に立った
ゴールデンホーンはそのままレースを引っ張り、直線ではザグレイギャツビーに
迫られたものの、強烈な二枚腰で並ばせず、最後は突き放して5連勝達成。
ザグレイギャツビーは昨秋にオーストラリア(昨年の英愛ダービー馬、
名牝ウィジャボードの仔)の連勝を阻んだ馬ですが、今期はタタソールズGCで
アルカジームに敗れて4着(3着のポストポンドとは1馬身半差)、
プリンスオブウェールズSでもフリーイーグルの2着に敗れており
欧州上位馬の力関係的には・・・微妙。
(日本から参戦したスピルバーグは6着)
ゴールデンホーンは完勝しているだけに、評価して良さそうですが
まだ楽観は出来ないかも。
ケープクロス産駒といえばシーザスターズが同じく英ダービー、
エクリプスSを制覇。
秋にはインターナショナルS、愛チャンピオンSに続き
凱旋門賞を制しているわけで、ゴールデンホーンがその偉業をどこまで
トレース出来るか注目したいですね。
ちなみに今年の英ダービーでゴールデンホーンに敗れて2着だった
ジャックホブスは愛ダービーを5馬身差で圧勝。
若い世代の勢いに比べると古馬は・・・ちょっと変わり映えのない感じ。
サンクルー大賞典を制したトレヴが凱旋門賞3連覇に向けて順調、
というくらいでしょうか。
日本からの参戦があるかはどうやら微妙な感じになってきていますが、
欧州中距離戦線の今後についても注目しておきたいと思います。
凱旋門賞と並んで欧州最大級の重要レース、
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(アスコット2400m)が
終わったところで、このレースを含めて今年の欧州戦線について
ざっと見ておきたいと思います。
【キングジョージ6世&クイーンエリザベスS】
馬場の悪化により、回避馬が続出し結局7頭立て。
積極的に2番手の外から被せて進出したポストポンドが
大外を伸びてきたイーグルトップ(デットーリ騎手)の追撃をしのいで戴冠しました。
勝ったポストポンドはドバウィ産駒。
ドバウィはアルカジームに続き、今年仏ダービーを制したニューベイ、
パリ大賞典を勝ったエルプトと活躍馬をガンガン送り込んで
欧州の中心種牡馬となってきています。
ポストポンドはタタソールズGCでアルカジームの3着に敗れており
初のGⅠ制覇。2着のイーグルトップは前走のGⅡでポストポンドを3着に
抑えて2着だっただけに力関係的には本当に近い感じです。
大レースを勝ったことは賞賛されて然るべきですが、メンバーの質は
低調だっただけに秋に繋がるかは微妙かも。
【パリ大賞典】
凱旋門賞と同じロンシャン2400mで行われるレース。
こちらも6頭立てと少頭数になりましたが、直線で馬群の中から
力強く抜け出したエラプトが後続を完全に突き放して完勝!
上記のポストポンドと同じくドバウィ産駒。
前走のGⅢ勝ちを含めてここまで4戦無敗とかなりの勢いを見せています。
ただし・・・こちらも相手関係は微妙。
上位馬との対戦でどうかは今後に注目。
【エクリプスS】
サンダウンパーク2000mで行わるこちらも非常に重要なレース。
5頭立てと超少頭数になった中、1.4倍の1番人気に推されたゴールデンホーンは
今年の英ダービー馬。ここまで4戦無敗と今年の欧州最注目馬と言える馬です。
スタートで少し遅れたものの、内を掬ってすんなり先頭に立った
ゴールデンホーンはそのままレースを引っ張り、直線ではザグレイギャツビーに
迫られたものの、強烈な二枚腰で並ばせず、最後は突き放して5連勝達成。
ザグレイギャツビーは昨秋にオーストラリア(昨年の英愛ダービー馬、
名牝ウィジャボードの仔)の連勝を阻んだ馬ですが、今期はタタソールズGCで
アルカジームに敗れて4着(3着のポストポンドとは1馬身半差)、
プリンスオブウェールズSでもフリーイーグルの2着に敗れており
欧州上位馬の力関係的には・・・微妙。
(日本から参戦したスピルバーグは6着)
ゴールデンホーンは完勝しているだけに、評価して良さそうですが
まだ楽観は出来ないかも。
ケープクロス産駒といえばシーザスターズが同じく英ダービー、
エクリプスSを制覇。
秋にはインターナショナルS、愛チャンピオンSに続き
凱旋門賞を制しているわけで、ゴールデンホーンがその偉業をどこまで
トレース出来るか注目したいですね。
ちなみに今年の英ダービーでゴールデンホーンに敗れて2着だった
ジャックホブスは愛ダービーを5馬身差で圧勝。
若い世代の勢いに比べると古馬は・・・ちょっと変わり映えのない感じ。
サンクルー大賞典を制したトレヴが凱旋門賞3連覇に向けて順調、
というくらいでしょうか。
日本からの参戦があるかはどうやら微妙な感じになってきていますが、
欧州中距離戦線の今後についても注目しておきたいと思います。
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