
※中京競馬場:立体コース図

※中京1600mのコース図及び中京記念のラップ平均
中京記念(中京1600m)は新装後、まだ3回しか行われておらず、
ペースもかなりバラバラなので平均にはあまり意味がないかもしれません。
中京記念が行われる中京1600mは2コーナーカーブから
引きこまれた形になっているポケットからスタート。
スタート直後は微妙な上り坂。
すぐにカーブに掛かることもあって、1ハロン目は少し
ゆったりした形になりがち。
構造的には内枠の方が先行しやすいと思われます。
向こう正面の直線では一気にペースが上がる方がスタンダード。
上りつつ11秒台で引っ張り、下りながら3コーナーカーブに進入。
本来は一気にここでペースが上がってもおかしくありませんが
新中京コースは急坂、長い直線が控えているわけで、
騎手もその辺りを意識するのか、下りのペースは抑え気味。
直線入り口の急坂は内を回る先行勢よりも、バンクがついた
外を回して勢いをつけて上ることが出来る差し馬の方が有利。
コースロスなく前で進められる先行勢に、コースロスを
勢いと長い直線でカバーして追い込む差し馬が追いすがって
おおよそ並ぶくらいのところがゴールラインになりがち。
【上位馬の4コーナーの位置取り】
1着→2着→3着
14年 13 10 10(番手)
13年 10 2 6(番手)
12年 16 4 9
前の馬の消耗度が高くなることで、基本的には差し優勢だと考えられます。
1000万下のレースでも10番手以降からの馬も良く届いており、
後方からの脚質のフラガラッハが連覇を達成したのも頷ける話。
ただし、ペースが落ちてゆったりと直線に入れた場合は
逃げ切りも出ているわけで、先行馬次第という面も否めません。
ペースに関しても前半800mを46秒台から・・・50秒台(爆)と
本当に同じコースかと疑いたくなるくらいバラバラになっていますし、
道中のペースの上げ下げもマチマチ。
中京記念は重賞だけにおおよそ47秒台前半くらいで落ち着きそうですが
その年の逃げ馬(と騎手)次第でどうなるかは微妙なところ。
※中京記念の前半は
12年 47.0
13年 47.2
14年 47.7
おおよそのイメージとしては
・前で残る馬は実力、実績重視
・後方からの馬は末脚の威力重視
他の競馬場で届かずに不安定な成績になっている人気薄の差し馬を
前で踏ん張れる実績馬に絡める感じでしょうか。
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