10年の勝ち馬はドモナラズ・・・正直、どこからどう予想しても
印を回せない馬でした(>_<)
ドモナラナイはずの馬が勝ってしまうと考察した意味が感じられず、
本当にガックリしてしまうわけですが、毎年毎年やられてばかりではいられないと
昨年は七夕賞で穴をあける馬の特徴、というものを整理してみました。
05年以降の七夕賞(福島開催)で穴をあけた馬(6番人気以下で3着以内に来た馬)は
以下の10頭。
・14年2着ニューダイナスティ(10番人気)
・13年2着トレイルブレイザー(7番人気)
・13年3着タガノエルシコ(14番人気)
・12年1着アスカクリチャン(14番人気)
・12年3着ミキノバンジョー(7番人気)
・10年1着ドモナラズ(11番人気)
・10年2着アルコセニョーラ(6番人気)
・08年1着ミヤビランベリ(7番人気)
・08年2着ミストラルクルーズ(11番人気)
・07年1着サンバレンティン(6番人気)
・05年2着トーセンダンディ(8番人気)
ひとまず、この11頭の共通点を探ってみたいと思います。
★血統表にニジンスキーが入っている
(該当馬)
アスカクリチャン、ドモナラズ、アルコセニョーラ、ミヤビランベリ
ミストルクルーズ、サンバレンティン、トレイルブレイザー、
タガノエルシコ
→父系、母系、母母系とマチマチですが、10頭中8頭がニジンスキー持ち、
というのは興味深いですね。13年は見事にこのポイントが火を噴きました!
※マロンさん、ありがとうございますm(__)m
アスカクリチャン、ドモナラズはどちらもアフリートの系統。
この辺りも興味深いところです。
★関西馬&関東の騎手
(該当馬)
アスカクリチャン(内田博)ドモナラズ(柴田善)ミヤビランベリ(吉田豊)
サンバレンティン(後藤)トーセンダンディ(江田照)
トレイルブレイザー(北村宏)タガノエルシコ(田辺)ニューダイナスティ(吉田豊)
→福島コースに慣れている関東の騎手に騎乗依頼をかけている関西馬は
レースに対して色気あり、という感じでしょうか。
逆に関西の騎手が続投した人気馬が裏切っているケースも見受けられます。
柴田善騎手はミストラルクルーズでも2着に飛び込む好走をサポート。
関東のトップ騎手には特に要注意。
★距離延長
(該当馬)
アスカクリチャン、ミキノバンジョー、ドモナラズ、アルコセニョーラ、
サンバレンティン、トーセンダンディ、タガノエルシコ
→前走で後方にいた馬が距離延長で前に行きやすくなる、というケースが
あるようです(そのまま後方待機の例もありますが:爆)
スローペース慣れしている馬は厳しいかも。
13年のタガノエルシコはマイル戦を使ったことで、いつもの後方ではなく
中段からの競馬が出来ていました。
★福島実績あり
(該当馬)
ミキノバンジョー、アルコセニョーラ、ミヤビランベリ、サンバレンティン
→ミキノバンジョーは前走が福島で1着、アルコセニョーラは福島記念1着の
実績があった上に、前年の七夕賞2着から人気を落としていました。
ミヤビランベリは福島2600mを勝っており、翌年の七夕賞で連覇達成。
リピーターには注目したいですね。
サンバレンティンも福島記念1着がありました。
福島実績ではありませんがミストラルクルーズは洋芝巧者で北海道で好成績。
アスカクリチャンも札幌で3着がありました。
重い馬場になりやすいコースなので、この辺りの影響もあるかもしれません。
今年は芝状態が良さそうなので少し傾向は変わりそうですが・・
★先行脚質
(該当馬)
ミキノバンジョー、トーセンダンディ
→1、2番手でレースを引っ張り、そのまま残るケースもあるので要注意。
特に今年は開幕2週目と芝状態も良さそうですし、湿り気が残って
キレが削がれるようなら逃げ残りが出やすくなるかもしれません。
意外に共通点はあるもんですね(爆)
ドモナラズの激走が頭にあれば、アフリート&ニジンスキー、さらに距離延長で
関西馬&関東の内田博騎手・・・ということでアスカクリチャンは超狙い目に
なりますし、タガノエルシコ、トレイルブレイザーもニジンスキー持ちの上に
関東の騎手に騎乗依頼・・・さらにタガノエルシコは距離延長となれば
狙うしかない!という感じ・・・狙えませんでしたが(涙)
ちなみに昨年の勝ち馬メイショウナルトも5番人気と実績に比べて
評価を落としていましたが、ニジンスキー持ちの先行馬、さらに関西馬&関東騎手の
コンビと復活好走条件をしっかりと満たしていました。
今年の出走予定馬の中にも該当馬がいるかどうか
探ってみたいと思います♪
今年こそしっかり狙いを定めて・・・(^^)g
