ダービー(東京2400m)は極限の消耗戦になりやすい・・・という
傾向は薄れてきている感じもありますが、やはり世代最強を決める大一番、
各馬に対するほんのちょっとした負担の違いが影響を与えてきそうです。
スローのキレ味勝負になりやすいオークスでは比較的馬格の小さな馬でも
好走しやすい、というデータが出てきていました。
05年以降のダービーの上位馬について、馬体重を見てみたいと思います。
【体重別実績:ダービー(05年~)】

はっきりとオークスとの違いが出ています。
460kgを切る馬体重で勝った馬はディープインパクト、オルフェーヴルの2頭のみ。
13年は478kgでキズナが勝っていますが、予想の段階(前走ベース)では
480kgだったわけで、実質的には460kgどころか
480kgを切ってしまうと勝ち切れない、という数字になっています。
442kgで3着に入ったのは07年のアドマイヤオーラですが
この年は例年のダービーと違い、33秒台の上がりが続出したレース。
10年にも440kgのローズキングダムが2着に入りましたが
同様に速い上りが続出したダービーになった、というのは面白い一致ですね。
瞬発力勝負(スタミナをあまり問わない)になれば比較的小型の馬も好走可能、
極限のスタミナを求めるレースになった場合は480kg以上の馬を重視、
460kg台までがヒモ候補、といった分類で考えて良さそうです。
12年は消耗戦になり、446kgと小柄だったワールドエースが
1番人気を背負って4着。
十分に健闘した、と見て良さそうではありますが、やはり斤量の壁は
思った以上に大きいと考えられます。
ちなみに不良馬場となった09年、11年の上位馬はオルフェーヴルを除いて
全て490kgを超える大型馬(6頭中4頭は500kgオーバー)。
消耗度が高くなればなるほど大型化する傾向が裏付けられていると思われます。
【斤量負担別実績(04年~)】

勝ち馬は12.0%以下、12.5%まではヒモ候補。
12.5%~13%までのゾーンになると
超実力馬か余程スタミナを問わない展開になるか、という感じで
考えて良さそうです。
13%を超えてしまう馬はほとんどいないと思われますが
好走例はなく、大きく割り引きが必要になると思われます。
傾向は薄れてきている感じもありますが、やはり世代最強を決める大一番、
各馬に対するほんのちょっとした負担の違いが影響を与えてきそうです。
スローのキレ味勝負になりやすいオークスでは比較的馬格の小さな馬でも
好走しやすい、というデータが出てきていました。
05年以降のダービーの上位馬について、馬体重を見てみたいと思います。
【体重別実績:ダービー(05年~)】

はっきりとオークスとの違いが出ています。
460kgを切る馬体重で勝った馬はディープインパクト、オルフェーヴルの2頭のみ。
13年は478kgでキズナが勝っていますが、予想の段階(前走ベース)では
480kgだったわけで、実質的には460kgどころか
480kgを切ってしまうと勝ち切れない、という数字になっています。
442kgで3着に入ったのは07年のアドマイヤオーラですが
この年は例年のダービーと違い、33秒台の上がりが続出したレース。
10年にも440kgのローズキングダムが2着に入りましたが
同様に速い上りが続出したダービーになった、というのは面白い一致ですね。
瞬発力勝負(スタミナをあまり問わない)になれば比較的小型の馬も好走可能、
極限のスタミナを求めるレースになった場合は480kg以上の馬を重視、
460kg台までがヒモ候補、といった分類で考えて良さそうです。
12年は消耗戦になり、446kgと小柄だったワールドエースが
1番人気を背負って4着。
十分に健闘した、と見て良さそうではありますが、やはり斤量の壁は
思った以上に大きいと考えられます。
ちなみに不良馬場となった09年、11年の上位馬はオルフェーヴルを除いて
全て490kgを超える大型馬(6頭中4頭は500kgオーバー)。
消耗度が高くなればなるほど大型化する傾向が裏付けられていると思われます。
【斤量負担別実績(04年~)】

勝ち馬は12.0%以下、12.5%まではヒモ候補。
12.5%~13%までのゾーンになると
超実力馬か余程スタミナを問わない展開になるか、という感じで
考えて良さそうです。
13%を超えてしまう馬はほとんどいないと思われますが
好走例はなく、大きく割り引きが必要になると思われます。
Comment*2
