クリミナル大敗で落ち込んでいるけん♂です(T_T)
まぁPOGと考察はまた別。
チューリップ賞(阪神1600m)について振り返って
おきたいと思います。
心配されていたとおり、昼過ぎからかなりの雨が降り始め、
阪神競馬場はあいにくの重馬場。
コースの荒れ具合、重馬場適性なども絡んでくる
悩ましいレースとなってしまいました。
スタート直後に内の馬が先手を取って行きましたが、
緩いペースになったのを見計らって、外から続々と後続の馬が
被せて進出。内の馬は密集状態になり、押し込められて
後方に下げられる形となりました。
【ラップ比較】

過去の傾向としてはかなり明白に
桜花賞>阪神JF>チューリップ賞
という形で中盤のペースが緩んでおり、レベル的にも低下。
今年のチューリップ賞は・・・さらに輪をかけて、かけまくって(爆)
超スローペースとなっていることがわかります。
※実際にはチューリップ賞は年によってかなりペースはバラバラで
今年と同じくらい緩んだこともあり(08年、09年)、
異常なペース、というわけではありません。
途中から先手を奪ったレッツゴードンキは最内を上手く通って
直線に入ると、後続を突き放して独走態勢へ。
コーナーリングで少し遅れ気味になり、外に出した
ココロノアイは低くクビを保ち、馬場中央を力強く抜けて
レッツゴードンキに迫り、並ぶまもなくかわすと
そのままゴールイン!
ステイゴールド産駒は重馬場適性の高い馬が多いわけですが
どうやらこの馬も馬場が湿るのは問題ないタイプ。
+10kgと馬体を増やしてきている点でも本番に向けて
順調な仕上がり、と見て良さそうです。
好スタートを切りながらも一旦は後方に下げたアンドリエッテは
大きく外に出すと素晴らしい伸び脚を見せて、2着に飛び込む好走。
馬体をしっかり戻してきていますが、馬格がないのが今後の
課題でしょうか。上手く広いところに出せれば本番でも
末脚に期待出来そうです。
レッツゴードンキは緩いペースを作って展開優勢になった
面がありますが、周りの馬を突き放しており、
瞬発力の高さはしっかり示せたと思われます。
本番に向けてこちらも順調。
POG馬ということもあって大きく期待したクルミナルは
内の馬群に包まれて後方に下げる羽目になり、
直線に入って横から進出した馬に進路を塞がれ、
完全に消化不良のレースになってしまいました。
馬場が合わなかったこともあるかもしれませんが、
馬込みを捌けなかったのは・・・本番に向けて不安材料に
なってしまった印象です。
馬格は十分にあるだけに、気性さえ前向きになれば
巻き返しは可能・・・かも。
前につけた馬がレッツゴードンキ以外、過剰人気になった
ブチコを含め、実績的に疑わしく人気薄の馬ばかりになったことで
重馬場の上にスローペースの割に、前崩れ気味になった内容。
レベル的には疑わしく、重馬場の影響もあることを考えると
そのまま本番に繋がるとは考えにくい印象です。
とりあえず、実績馬の調整状況が順調であることが
確認出来たのは収穫、としておきたいと思います。
※全着順は→ココ
★レース後のコメント
1着 ココロノアイ(横山典騎手)
「馬場が悪くなっていましたが、ステイゴールド産駒で母の父が
デインヒルですし、こなしてくれるだろうと思っていました。
重い馬場の中でもしっかりと走ってくれました。
精神的にヤンチャなところがある馬ですが、スタッフがしっかりと
仕上げてくれて、今日は返し馬から落ち着いていました」
(尾関知人調教師)
「調教ではまだいい面も悪い面もあるのですが、レースに行くと
落ち着いていましたし、競馬ぶりは成長しています。
ジョッキーも言っていたように、今日に関しては申し分のない
レースでした。本番では強い馬が1頭いますが、
これで挑戦する権利が出来ました」
2着 アンドリエッテ(川田騎手)
「馬場に出て走らせた感じで、今日のような馬場は不得意だと分かりました。
そんな中で直線ではいい脚を使いました。改めて能力の高さを感じました」
4着 ロカ(今野貞一調教師)
「今日はスタートはある程度出てくれたのですが、スタート後に
ゴチャついたところで引っ掛かってしまいました。
それでもよく4着まで来てくれたのですが...」
5着 アスカビレン(秋山騎手)
「馬が落ち着いていましたし、キャリアを積んでこの馬の持ち味を
生かす方法が分かってきました。今日のように最後に反応させる
レースが合っています。距離が延びても大丈夫です」
6着 コンテッサトゥーレ(北村友騎手)
「ゲートをうまく出ましたし、スムースなレースが出来ました。
ただ、ノメったり、手前を何度も替えたり、今日のような馬場は
合っていませんでした」
11着 クルミナル(池添騎手)
「良馬場なら絶好枠だったと思いますが、今日の馬場では(内枠は)
アダになりましたね。持ち味のキレをまったく出せませんでした。
道中も追走に余裕がありませんでしたし、かわいそうでした」
14着 ブチコ(武豊騎手)
「枠なりに思い通りのいい形でレースが出来ました。
ただ、手応えの割に粘れず、最後は止まりましたね」
まぁPOGと考察はまた別。
チューリップ賞(阪神1600m)について振り返って
おきたいと思います。
心配されていたとおり、昼過ぎからかなりの雨が降り始め、
阪神競馬場はあいにくの重馬場。
コースの荒れ具合、重馬場適性なども絡んでくる
悩ましいレースとなってしまいました。
スタート直後に内の馬が先手を取って行きましたが、
緩いペースになったのを見計らって、外から続々と後続の馬が
被せて進出。内の馬は密集状態になり、押し込められて
後方に下げられる形となりました。
【ラップ比較】

過去の傾向としてはかなり明白に
桜花賞>阪神JF>チューリップ賞
という形で中盤のペースが緩んでおり、レベル的にも低下。
今年のチューリップ賞は・・・さらに輪をかけて、かけまくって(爆)
超スローペースとなっていることがわかります。
※実際にはチューリップ賞は年によってかなりペースはバラバラで
今年と同じくらい緩んだこともあり(08年、09年)、
異常なペース、というわけではありません。
途中から先手を奪ったレッツゴードンキは最内を上手く通って
直線に入ると、後続を突き放して独走態勢へ。
コーナーリングで少し遅れ気味になり、外に出した
ココロノアイは低くクビを保ち、馬場中央を力強く抜けて
レッツゴードンキに迫り、並ぶまもなくかわすと
そのままゴールイン!
ステイゴールド産駒は重馬場適性の高い馬が多いわけですが
どうやらこの馬も馬場が湿るのは問題ないタイプ。
+10kgと馬体を増やしてきている点でも本番に向けて
順調な仕上がり、と見て良さそうです。
好スタートを切りながらも一旦は後方に下げたアンドリエッテは
大きく外に出すと素晴らしい伸び脚を見せて、2着に飛び込む好走。
馬体をしっかり戻してきていますが、馬格がないのが今後の
課題でしょうか。上手く広いところに出せれば本番でも
末脚に期待出来そうです。
レッツゴードンキは緩いペースを作って展開優勢になった
面がありますが、周りの馬を突き放しており、
瞬発力の高さはしっかり示せたと思われます。
本番に向けてこちらも順調。
POG馬ということもあって大きく期待したクルミナルは
内の馬群に包まれて後方に下げる羽目になり、
直線に入って横から進出した馬に進路を塞がれ、
完全に消化不良のレースになってしまいました。
馬場が合わなかったこともあるかもしれませんが、
馬込みを捌けなかったのは・・・本番に向けて不安材料に
なってしまった印象です。
馬格は十分にあるだけに、気性さえ前向きになれば
巻き返しは可能・・・かも。
前につけた馬がレッツゴードンキ以外、過剰人気になった
ブチコを含め、実績的に疑わしく人気薄の馬ばかりになったことで
重馬場の上にスローペースの割に、前崩れ気味になった内容。
レベル的には疑わしく、重馬場の影響もあることを考えると
そのまま本番に繋がるとは考えにくい印象です。
とりあえず、実績馬の調整状況が順調であることが
確認出来たのは収穫、としておきたいと思います。
※全着順は→ココ
★レース後のコメント
1着 ココロノアイ(横山典騎手)
「馬場が悪くなっていましたが、ステイゴールド産駒で母の父が
デインヒルですし、こなしてくれるだろうと思っていました。
重い馬場の中でもしっかりと走ってくれました。
精神的にヤンチャなところがある馬ですが、スタッフがしっかりと
仕上げてくれて、今日は返し馬から落ち着いていました」
(尾関知人調教師)
「調教ではまだいい面も悪い面もあるのですが、レースに行くと
落ち着いていましたし、競馬ぶりは成長しています。
ジョッキーも言っていたように、今日に関しては申し分のない
レースでした。本番では強い馬が1頭いますが、
これで挑戦する権利が出来ました」
2着 アンドリエッテ(川田騎手)
「馬場に出て走らせた感じで、今日のような馬場は不得意だと分かりました。
そんな中で直線ではいい脚を使いました。改めて能力の高さを感じました」
4着 ロカ(今野貞一調教師)
「今日はスタートはある程度出てくれたのですが、スタート後に
ゴチャついたところで引っ掛かってしまいました。
それでもよく4着まで来てくれたのですが...」
5着 アスカビレン(秋山騎手)
「馬が落ち着いていましたし、キャリアを積んでこの馬の持ち味を
生かす方法が分かってきました。今日のように最後に反応させる
レースが合っています。距離が延びても大丈夫です」
6着 コンテッサトゥーレ(北村友騎手)
「ゲートをうまく出ましたし、スムースなレースが出来ました。
ただ、ノメったり、手前を何度も替えたり、今日のような馬場は
合っていませんでした」
11着 クルミナル(池添騎手)
「良馬場なら絶好枠だったと思いますが、今日の馬場では(内枠は)
アダになりましたね。持ち味のキレをまったく出せませんでした。
道中も追走に余裕がありませんでしたし、かわいそうでした」
14着 ブチコ(武豊騎手)
「枠なりに思い通りのいい形でレースが出来ました。
ただ、手応えの割に粘れず、最後は止まりましたね」
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