種牡馬の場合は多い馬なら200頭以上も種付けを行いますが、
繁殖牝馬の場合は年に1頭しか産むことは出来ないわけで
どの種牡馬と交配を行うのか、というのは非常に重要な問題です。
期待される種牡馬の種付け費用というのはやはり高額になっており、
高いリスクを抱えながら、より良い種牡馬と交配を行い、
良い仔を産んでもらわないといけません。
各種牡馬の種付け頭数の変化を追っていくと、おおよそその年の
クラシックの活躍血統に影響されていることがわかります。
たとえばシーザリオが活躍した年はスペシャルウィークの種付け頭数が激増し、
肌馬の質も上昇、その年に種付けされた中からブエナビスタが誕生しています。
馬の妊娠期間は約330日だそうです。競走馬の誕生日を見てみると
およそ1月~5月までに集中しているわけですが、1月、2月に生まれた馬
というのは計算上2月、3月に種付けを行ったことになります。
つまりその年に誕生した馬には
・クラシックの動向を確認してから種付けをした→3月~5月生まれ
・クラシック前に種付けを終わらせた→1月、2月生まれ
という2種類のパターンがあるということになります。
※種付け失敗により、何度も交配して結果的に時期が遅れてしまうこともあります。
本当に種牡馬を厳選して活躍馬を生んでもらいたい、と考えるなら
やはり活躍している血統のチェックというのは重要になってくるわけで
桜花賞や皐月賞の結果を確認しつつ、種付けを行う牝馬というのは
かなり期待されている馬だと考えられます。
ただし、人気種牡馬と交配する場合には早めに権利を取らねばならない、
といった事情もあったりするようで、早くに種付けを終わらせた馬が
一概に期待度が低いわけではないということは押さえておきたいところ(^^;
(マロンさん、ありがとうございます)
※海外で種付けされる外国産馬も例外
以前、クラシックの勝ち馬の誕生月を調べた際にも
好走馬は極端に3月、4月生まれに偏っているというデータが出てきました。
1日の違いで線が引けるようなものではないので、微妙な面もありますが
2月生まれで好走した馬も月の後半(終盤)であることが多いようです。
また、1月、2月は基本的に餌となる牧草の生育が悪く、生まれた仔馬の成長に
影響を与えている可能性もあるそうです。
(平均気温なども調べてみましたが、決定的な傾向は見えませんでした)
弥生賞(中山2000m)はクラシックの前哨戦という位置づけであり、
ここで好走する馬についても誕生月の偏りが出てくると考えられます。
ひとまず過去の弥生賞の1~3着馬の誕生月をまとめてみました。
【弥生賞:上位馬の誕生月】

勝ち馬に関しては3月生まれが圧倒的。
続いて2月、さらに4月がほぼ並んでいる、という状況です。
4月生まれは2着馬、3着馬の数が多くやはり有力視できそうですね。
2月生まれも思った以上に多いですが後半に偏っている印象です。
5月生まれの3着馬の数が異様に多いですが(爆)これは10年前までの傾向。
近年になるとこういう片寄りは見受けられないので、それほど気にする
必要はなさそうです。
【今年の登録馬の誕生月】
★1月生まれ
ジャストフォーユー(1/31)
★2月生まれ
タガノエスプレッソ(2/12)
グァンチャーレ(2/27)
★3月生まれ
トーセンバジル(3/1)
クラリティスカイ(3/7)
ベルラップ(3/9)
サトノクラウン(3/10)
コメート(3/26)
★4月生まれ
ブライトエンブレム(4/6)
★5月生まれ
タケルラムセス(5/13)
シャイニングレイ(5/22)
11年は3月生まれのサダムパテックが傾向どおり勝ったものの、
2着のプレイは1月生まれ、3着のデボネアは2月末生まれと微妙な結果に終わり、
12年は2月生まれのコスモオオゾラが勝ち、1月生まれのアーデントが
3着に入りました。
13年は・・・2月生まれの馬が複勝圏を独占。
・・・こういう考察を始めた途端に傾向が裏切られるというのは
よくある話ですが(爆)それにしても極端な裏目。
誕生月に関してはあまり意識し過ぎるのは危険なニオイがしますが、
昨年は4月生まれのトゥザワールドが勝ち、2月末生まれの
ワンアンドオンリーが2着。
3着のアデイインザライフは2月の中ほどの前生まれと微妙でしたが
ひとまず傾向に沿った結果になったと言えそうです。
3月生まれが1頭しかいなかった、ということも影響したかもしれません。
今年は・・・登録の段階で11頭というのは非常に寂しいですが、
期待出来る3月生まれが約半数を占めており、良血ブラックエンブレムも
4月生まれと問題なし。
ひとまず・・・1月生まれのジャストフォーユーは割り引き、といっても
1日違いで2月生まれになるんですが(笑)
シャイニングレイが5月末頃、とかなりの遅生まれなのが
どう出るかでしょうか。
これをもとに絞り込むわけにはいかないと思いますが
結果としてどうなったかは注目したいと思います。
繁殖牝馬の場合は年に1頭しか産むことは出来ないわけで
どの種牡馬と交配を行うのか、というのは非常に重要な問題です。
期待される種牡馬の種付け費用というのはやはり高額になっており、
高いリスクを抱えながら、より良い種牡馬と交配を行い、
良い仔を産んでもらわないといけません。
各種牡馬の種付け頭数の変化を追っていくと、おおよそその年の
クラシックの活躍血統に影響されていることがわかります。
たとえばシーザリオが活躍した年はスペシャルウィークの種付け頭数が激増し、
肌馬の質も上昇、その年に種付けされた中からブエナビスタが誕生しています。
馬の妊娠期間は約330日だそうです。競走馬の誕生日を見てみると
およそ1月~5月までに集中しているわけですが、1月、2月に生まれた馬
というのは計算上2月、3月に種付けを行ったことになります。
つまりその年に誕生した馬には
・クラシックの動向を確認してから種付けをした→3月~5月生まれ
・クラシック前に種付けを終わらせた→1月、2月生まれ
という2種類のパターンがあるということになります。
※種付け失敗により、何度も交配して結果的に時期が遅れてしまうこともあります。
本当に種牡馬を厳選して活躍馬を生んでもらいたい、と考えるなら
やはり活躍している血統のチェックというのは重要になってくるわけで
桜花賞や皐月賞の結果を確認しつつ、種付けを行う牝馬というのは
かなり期待されている馬だと考えられます。
ただし、人気種牡馬と交配する場合には早めに権利を取らねばならない、
といった事情もあったりするようで、早くに種付けを終わらせた馬が
一概に期待度が低いわけではないということは押さえておきたいところ(^^;
(マロンさん、ありがとうございます)
※海外で種付けされる外国産馬も例外
以前、クラシックの勝ち馬の誕生月を調べた際にも
好走馬は極端に3月、4月生まれに偏っているというデータが出てきました。
1日の違いで線が引けるようなものではないので、微妙な面もありますが
2月生まれで好走した馬も月の後半(終盤)であることが多いようです。
また、1月、2月は基本的に餌となる牧草の生育が悪く、生まれた仔馬の成長に
影響を与えている可能性もあるそうです。
(平均気温なども調べてみましたが、決定的な傾向は見えませんでした)
弥生賞(中山2000m)はクラシックの前哨戦という位置づけであり、
ここで好走する馬についても誕生月の偏りが出てくると考えられます。
ひとまず過去の弥生賞の1~3着馬の誕生月をまとめてみました。
【弥生賞:上位馬の誕生月】

勝ち馬に関しては3月生まれが圧倒的。
続いて2月、さらに4月がほぼ並んでいる、という状況です。
4月生まれは2着馬、3着馬の数が多くやはり有力視できそうですね。
2月生まれも思った以上に多いですが後半に偏っている印象です。
5月生まれの3着馬の数が異様に多いですが(爆)これは10年前までの傾向。
近年になるとこういう片寄りは見受けられないので、それほど気にする
必要はなさそうです。
【今年の登録馬の誕生月】
★1月生まれ
ジャストフォーユー(1/31)
★2月生まれ
タガノエスプレッソ(2/12)
グァンチャーレ(2/27)
★3月生まれ
トーセンバジル(3/1)
クラリティスカイ(3/7)
ベルラップ(3/9)
サトノクラウン(3/10)
コメート(3/26)
★4月生まれ
ブライトエンブレム(4/6)
★5月生まれ
タケルラムセス(5/13)
シャイニングレイ(5/22)
11年は3月生まれのサダムパテックが傾向どおり勝ったものの、
2着のプレイは1月生まれ、3着のデボネアは2月末生まれと微妙な結果に終わり、
12年は2月生まれのコスモオオゾラが勝ち、1月生まれのアーデントが
3着に入りました。
13年は・・・2月生まれの馬が複勝圏を独占。
・・・こういう考察を始めた途端に傾向が裏切られるというのは
よくある話ですが(爆)それにしても極端な裏目。
誕生月に関してはあまり意識し過ぎるのは危険なニオイがしますが、
昨年は4月生まれのトゥザワールドが勝ち、2月末生まれの
ワンアンドオンリーが2着。
3着のアデイインザライフは2月の中ほどの前生まれと微妙でしたが
ひとまず傾向に沿った結果になったと言えそうです。
3月生まれが1頭しかいなかった、ということも影響したかもしれません。
今年は・・・登録の段階で11頭というのは非常に寂しいですが、
期待出来る3月生まれが約半数を占めており、良血ブラックエンブレムも
4月生まれと問題なし。
ひとまず・・・1月生まれのジャストフォーユーは割り引き、といっても
1日違いで2月生まれになるんですが(笑)
シャイニングレイが5月末頃、とかなりの遅生まれなのが
どう出るかでしょうか。
これをもとに絞り込むわけにはいかないと思いますが
結果としてどうなったかは注目したいと思います。
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