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フェブラリーS(ペース適性分析)   担【けん♂】

フェブラリーS(東京D1600m)についてもう少し
考えてみたいと思います。

前半のペースが速くなりやすい構造の東京D1600m。
過去のフェブラリーSのスタートから1000mまでの
平均ラップは11.5(06年)~12.2(04年)と開きがありますが
ひとまずコーリンベリーが例年のフェブラリーS並みに
レースを引っ張るとすると基本的には11.7・・・遅くとも
11.8というのがおおよその目安となりそうです。
(直線部分は馬場状態などで極端に上がりタイムが違ってくるので
 あくまでペースを見る、という意味で1000mまでとしています)


今回の出走馬の前哨戦について距離別にそれぞれの平均ラップを
調べてみました。

【平均ラップ(直線を除く)】
フェブラリーペース適性い

※1700mは1100mまで、1800mは1200mまで、
 2000mは1400mまで、2100m1500mまでの
 平均ラップを取っています。

1400mは1600mよりもペースが速くて当然。
少なくとも11.7以上のレースに関しては緩過ぎ、と見て良さそうです。
一応及第点となるのは

・エニフS(2着ワイドバッハ)
・エルコンM(1着ワイドバッハ)
・栗東S(1着キョウワダッフィー)
・プロキオンS(1着ベストウォーリア、2着キョウワダッフィー)

この4レース。

1600mでは

・武蔵野S(1着ワイドバッハ、3着グレープブランデー)

この1レースだけ。

1700m、1800mとなると1600mよりも少し緩むと考えて
良さそうですが、それでも12.0以下がおおよその目安になりそうです。
今回は・・・該当なし。
どのレースもかなりのスローペースになっており、フェブラリーSに
直結するような展開にはなっていない模様。

2000m、2100mはさらにペースダウンで考えて良さそうですが
・・・少なくともハイペースになったレースは見当たらず、
中では東京大賞典が一番速いとはいえ、及第点と見ていいかどうか
かなりギリギリのライン。

・東京大賞典(2着コパノリッキー)

複数のレースで名前が出ているワイドバッハはペース適性に
関しては問題なし。
・・・末脚一辺倒の馬なのでハイペースが合うのは当然ですね(笑)

キョウワダッフィーもハイペースに適性が高い、という結果が
出ていますが。距離実績がないのが難点。
同じくベストウォーリアもマイル戦で同様のパフォーマンスが
出来るかが課題になりそうです。

距離短縮組が結果を出しやすい傾向があるレースですが
(スタミナを問うコース設定なので)
今回の出走馬は異様にスローペースで結果を出してきた馬が多く
ハイペースに対応出来るかが大きなポイント。

あとは昨年を除くフェブラリーSで好走した経験のある
リピーターも適性上位、ということになりそうかと。

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