皐月賞、ダービーに向けて、共同通信杯(東京1800m)について
振り返っておきたいと思います。
1番人気はセントポーリア賞で次元の違う伸び脚を見せて圧勝した
超良血馬ドゥラメンテ。
中1週という強行軍ながら、ここでも注目を集めました。
続いて新潟2歳S、東スポ2歳Sと連続2着に入ったアヴニールマルシェが2番人気。
休養明けとなりますが、春に向けての調整具合を見る上でも注目の1頭だと
思います。
3番人気は新馬戦を勝ったばかりのリアルスティール。
超スローの瞬発力勝負だっただけに、真価を問われるのはこれから・・・。
個人的にはこういう過剰人気気味のタイプは割り引いて考えることが
多いわけですが、福永騎手が手応えを感じていた点などが評価された感じでしょうか。
コスモナインボールをかわしてシゲルケンカヤマが後続を少し離して
逃げる展開。
好スタートを切ったドゥラメンテは石橋脩騎手がグッと手綱を引いて抑え、
そのまま中段に待機する形へ。
好位の内にリアルスティール、外を通ってアンビシャス、その外をダノンメジャー。
押し上げてミュゼエイリアン、内にマイネルサクセサー、後方にショウポート。
スタートで少し後手を引いたアヴニールマルシェは後方3番手。
出遅れたティルナノーグが続き、最後方にソールインパクト。
12.7-11.1-11.4-12.2-12.6-12.6-11.8-11.0-11.7
前半800m 47.4
後半800m 47.1
前半のペースは04年からの共同通信杯の中でも2番目に速いペース。
特にこのところはかなりのスローペースのレースが続いていただけに
ちょっと例年とは趣の違う内容になっています。
昨年の東スポ2歳S、先日のセントポーリア賞とラップを比較してみました。
【ラップ比較】

かなりのハイペースで行ったセントポーリア賞は直線に入っても
加速が遅れ、残り2ハロンの急加速勝負になっています。
後方から差し込んだPOG馬のウェルブレッドは展開がハマった感が
強いですが(^^;ドゥラメンテは中段前から伸びているだけに
価値が高い内容だったと思われます。
東スポ2歳Sは今回の共同通信杯よりも少しスロー気味に通過しましたが、
直線に入っての加速も緩やかで、こちらも最後の2ハロン勝負。
好位からヒョイっと脚を伸ばしたアヴニールマルシェ、中段から迫った
ソールインパクトは評価出来ますが、展開の割に前が崩れ過ぎた感。
共同通信杯は速過ぎるわけではないペースで前半を通過し、
3コーナーからのカーブで少しゆったりと流し、
直線入り口で急加速。上記の2レースとは加速のタイミングに違いがありました。
中段後方から外に出したドゥラメンテは非常にリズミカルな走りで
グイグイと伸び、あっさりと前の馬群をとらえて、前走のように
突き抜ける勢いでしたが、内で出口を探していたリアルスティールが
一旦は抜かれたところから差し返してゴールイン!
少しスピードに乗るまでに時間が掛かった感じはありますが、
伸び始めてからの勢いは素晴らしく、低レベルの新馬戦から一気に
レベルが上がった内容を難なくこなせた素質の高さは
大いに評価して良さそうです。
ただし、かなり長く脚を使って伸びてきたドゥラメンテと
ヒョイっと脚を使ってまだ余力がある段階だったリアルスティールの末脚を
直接比較するのは難しく・・・皐月賞ならリアルスティール、
ダービーなら位置取り次第でドゥラメンテ、という感じでしょうか。
牡馬戦線にも強力な馬が出てきて春が楽しみになってきましたね(^^)g
今後の前哨戦にも注目していきたいと思います。
振り返っておきたいと思います。
1番人気はセントポーリア賞で次元の違う伸び脚を見せて圧勝した
超良血馬ドゥラメンテ。
中1週という強行軍ながら、ここでも注目を集めました。
続いて新潟2歳S、東スポ2歳Sと連続2着に入ったアヴニールマルシェが2番人気。
休養明けとなりますが、春に向けての調整具合を見る上でも注目の1頭だと
思います。
3番人気は新馬戦を勝ったばかりのリアルスティール。
超スローの瞬発力勝負だっただけに、真価を問われるのはこれから・・・。
個人的にはこういう過剰人気気味のタイプは割り引いて考えることが
多いわけですが、福永騎手が手応えを感じていた点などが評価された感じでしょうか。
コスモナインボールをかわしてシゲルケンカヤマが後続を少し離して
逃げる展開。
好スタートを切ったドゥラメンテは石橋脩騎手がグッと手綱を引いて抑え、
そのまま中段に待機する形へ。
好位の内にリアルスティール、外を通ってアンビシャス、その外をダノンメジャー。
押し上げてミュゼエイリアン、内にマイネルサクセサー、後方にショウポート。
スタートで少し後手を引いたアヴニールマルシェは後方3番手。
出遅れたティルナノーグが続き、最後方にソールインパクト。
12.7-11.1-11.4-12.2-12.6-12.6-11.8-11.0-11.7
前半800m 47.4
後半800m 47.1
前半のペースは04年からの共同通信杯の中でも2番目に速いペース。
特にこのところはかなりのスローペースのレースが続いていただけに
ちょっと例年とは趣の違う内容になっています。
昨年の東スポ2歳S、先日のセントポーリア賞とラップを比較してみました。
【ラップ比較】

かなりのハイペースで行ったセントポーリア賞は直線に入っても
加速が遅れ、残り2ハロンの急加速勝負になっています。
後方から差し込んだPOG馬のウェルブレッドは展開がハマった感が
強いですが(^^;ドゥラメンテは中段前から伸びているだけに
価値が高い内容だったと思われます。
東スポ2歳Sは今回の共同通信杯よりも少しスロー気味に通過しましたが、
直線に入っての加速も緩やかで、こちらも最後の2ハロン勝負。
好位からヒョイっと脚を伸ばしたアヴニールマルシェ、中段から迫った
ソールインパクトは評価出来ますが、展開の割に前が崩れ過ぎた感。
共同通信杯は速過ぎるわけではないペースで前半を通過し、
3コーナーからのカーブで少しゆったりと流し、
直線入り口で急加速。上記の2レースとは加速のタイミングに違いがありました。
中段後方から外に出したドゥラメンテは非常にリズミカルな走りで
グイグイと伸び、あっさりと前の馬群をとらえて、前走のように
突き抜ける勢いでしたが、内で出口を探していたリアルスティールが
一旦は抜かれたところから差し返してゴールイン!
少しスピードに乗るまでに時間が掛かった感じはありますが、
伸び始めてからの勢いは素晴らしく、低レベルの新馬戦から一気に
レベルが上がった内容を難なくこなせた素質の高さは
大いに評価して良さそうです。
ただし、かなり長く脚を使って伸びてきたドゥラメンテと
ヒョイっと脚を使ってまだ余力がある段階だったリアルスティールの末脚を
直接比較するのは難しく・・・皐月賞ならリアルスティール、
ダービーなら位置取り次第でドゥラメンテ、という感じでしょうか。
牡馬戦線にも強力な馬が出てきて春が楽しみになってきましたね(^^)g
今後の前哨戦にも注目していきたいと思います。
Comment*2
