けいけん豊富な毎日

東京新聞杯回顧   担【けん♂】

関西は好天でしたが、東京はまさかの雨模様。
稍重となった東京競馬場で東京新聞杯が行われました。

ハイペースになりがちな安田記念と違い、スローになりやすいレース。
今回は特に逃げ馬不在のため、ゆったり進んでの前残り気味な展開と
想定してまとめてみましたが・・・

予想は→ココ

結果は・・・

1着 ヴァンセンヌ    1.35.7  上がり34.6
2着 アルフレード     クビ
3着◎フルーキー
4着〇シャイニープリンス

6着△エキストラエンド
7着▲マイネルメリエンダ

※全着順は→ココ

ハナを切って行ったのはアンコイルド。
こういう逃げ馬不在のメンバー構成になると田辺騎手の積極性が光ります。

合わせてフレイムヘイローが行き、続いてマイネルメリエンダ、メイショウヤタロウ。

リルダヴァルも今回は好位から。ハノハノの後ろにヴァンセンヌ。
フェスティヴタロー、マイネルホウオウが中段につけ、
シャイニープリンスは控えて後方の前。
タガノグランパの後ろにダノンヨーヨー、フルーキー、サトノギャラント。
アルフレードに続いて最後方にエキストラエンド。

12.7-11.7-11.9-12.0-12.2-11.8-11.3-12.1
前半800m 48.3
後半800m 47.4

ラップ比較
東京新聞杯グラフ

スローになる想定ではありましたが・・・思った以上の超スロー
スタート直後から競い合うことなく淡々とペースが落ち着いたため、
前半800mは過去に例がない48秒台に突入。

ゆったりとカーブを曲がり、直線入り口で加速を入れていますが・・・
グラフを見てもわかるとおり、平均と比べてもはるかに遅いラップ。

ジワッと加速していく展開になったことで、隊列は長くならず、
密集状態で直線へ。

うーん、後傾ラップで縦長になることを想定していましたが、
ここまでグダグダになった上に、加速の入り方もゆったりになるとは・・(>_<)

こんなペースでも脚が鈍ったアンコイルドをかわして
ヴァンセンヌが馬群から抜け出して先頭へ。

大きく外に持ち出したアルフレード、最内をすり抜けてフルーキーが
追いかけて・・・並びかけますが、ヴァンセンヌが凌ぎ切って4連勝で重賞制覇!

時計の裏付けがないので割り引いてしまいましたが、裏付けの必要がない
ペースになった
ことも大きく影響したのかもしれません(爆)

レース後のコメント
1着 ヴァンセンヌ(福永騎手)
スタートを上手に出ました。行きたがる面を見せて、3コーナーまで苦労しましたが、
前に馬を置いて内で脚をためられました。直線では、あまりにスムースに前が空いたので
早めに先頭に立ちすぎてしまいました。まだ行きたがる面があるし、速い時計へ対応出来るか、
課題はありますが、この先、楽しみな馬です


(松永幹夫調教師)
渋った馬場に実績があるし、今日は雨が降っていたので楽しみが増しました。
レースでは最後はヒヤヒヤしましたが、最後まで我慢してくれました。やはり力のある馬です。
春の目標は安田記念です。脚元の様子を見ながら、その前に一戦使うつもりです


2着 アルフレード(柴山騎手)
ゲートはよく出てくれました。直線に向いてもいい手応えでした。
勝ったかなと思ったのですが...惜しいです。乗った感じでは今日の馬場は大丈夫です


3着 フルーキー(岩田騎手)
行くぞ、という時にワンテンポ遅れてしまいました。最後は来ていますが...」

4着 シャイニープリンス(後藤騎手)
よく頑張っています。力があるなと思いました。早めに抜け出て行ってという
タイプではないので、勝ち馬を目標にはしていました。(完調までは)もう少しですね


5着 リルダヴァル(ベリー騎手)
年齢はいっていますが、よく走ってくれました。いいポジションにつけられて、
直線でも頑張って伸びようとしていました。3着くらいには入れるかと思いましたが、
5着だったので、切れ味の差が出たと思います


6着 エキストラエンド(デムーロ騎手)
前半は行き脚がつかず、後方からになりました。しっかりと伸びていますが、
この馬場が得意ではないことが一番の敗因ではないでしょうか


7着 マイネルメリエンダ(柴田大騎手)
頑張っていますね

11着 サトノギャラント(北村宏騎手)
追走は苦労しませんでした。ペースが流れていないのでジワッという感じで行きました。
直線でも坂下は良かったのですが、外の馬が来て一緒に動き出しても、
この馬場ではグリップしません


15着 マイネルホウオウ(松岡騎手)
見せ場十分の競馬でした。直線半ばまであわやと思わせましたが、最後は伸びませんでした。
しかし、長期休養明けとしてはいいレースでした


アルフレードの復調はデータから予想はしていたのですが、
前優勢という想定だったので、印は回せず・・・。
ヴァンセンヌにも期待感はありましたが、通常の重賞の流れに対応できるか
疑いがあっただけに、まさか勝つまでとは・・・(爆)

フルーキー、シャイニープリンスはもう少し積極的に位置を取っても
良かったのでは・・・と思ってしまいましたが、それも競馬。
来週はなんとかピントを合わせられるようまた頑張っていきたいと思います。

※きさらぎ賞の回顧は週中に行う予定

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