東京新聞杯、富士S、安田記念は同じ東京1600mで行われるレースですが、
東京新聞杯や富士Sの上位馬が安田記念で好走するかというと・・・
ちょっと微妙な感じがあります。
東京新聞杯の上位馬について見てみると
14年 東京新聞杯1着ホエールキャプチャ →安田記念15着
東京新聞杯2着エキストラエンド →安田記念12着
東京新聞杯3着クラレント →安田記念10着
13年 東京新聞杯2着ダイワマッジョーレ →安田記念 9着
12年 東京新聞杯1着ガルボ →安田記念 5着
東京新聞杯2着コスモセンサー →安田記念 3着
11年 東京新聞杯1着スマイルジャック →安田記念 3着
10年 東京新聞杯2着トライアンフマーチ →安田記念 4着
東京新聞杯3着エーシンフォワード →安田記念10着
08年 上位馬の安田記念出走なし
07年 東京新聞杯1着スズカフェニックス →安田記念 5着
東京新聞杯2着エアシェイディ →安田記念16着
06年 東京新聞杯1着フジサイレンス →安田記念16着
東京新聞杯2着オレハマッテルゼ →安田記念10着
東京新聞杯3着インセンティヴガイ →安田記念 6着
05年 東京新聞杯1着ハットトリック →安田記念15着
04年 東京新聞杯1着ウインラディウス →安田記念14着
連勝がないどころか二桁着順になっている場合が半数以上という惨状。
少なくとも条件が同じでも直結するレースではなさそうです。
(昨年は安田記念が不良馬場になったので、仕方のない面もあると思われます)
この3レースの平均ラップをグラフにして比較してみました。
【東京1600mラップ比較:良馬場】

東京新聞杯、富士Sはほぼ同じ軌跡を描いていますが、
安田記念は明らかに前半が速くなっていることがわかります。
後半は逆に東京新聞杯や富士Sの方が加速度が高く、
消耗度が低い分、前の馬がタフに脚を使う傾向が出ています。
★前後半のバランス
前半 後半
安田 45.6 46.6
東京 46.8 46.1
富士 46.7 46.3
安田記念は基本的に前傾ラップ。
前半は遅くとも46秒台前半、速い年は44秒台に突入する猛ペースに
なっています。
東京新聞杯は逆に基本的に後傾ラップ。
46秒台中盤から47秒台中盤程度で流れています。
04年の改装以降、東京新聞杯で前傾ラップを記録したのは11年、14年だけ。
11年は前半45.6、後半46.9というペースは安田記念の平均に非常に近く、
1着だったスマイルジャックが過去の傾向を覆して安田記念で3着と
好走したのも納得出来る話だったと思われます。
(何度も書きますが、14年は安田記念が不良馬場になって繋がらず)
東京新聞杯は基本的にスローで流れやすく、後傾ラップに強い
前の馬を狙いたいレース。
ただし、先行馬の質によっては安田記念のような消耗戦になることも
例外的にありえる、ということですね。
まずはハイペースで行きたい先行馬がいるかどうかがポイント。
ぶっ飛ばす馬がいれば決め脚を中心に考えたいところ。
逆に前半をややスローにまとめて後傾ラップになるならば
ある程度前につける馬が中心になりそう。
もちろん、ロングスパートの消耗戦に耐えられる能力があることが大前提。
基本は能力重視で考えたいところです。
言い方は変かもしれませんが、安田記念とはまったく趣の違うレース。
ここで好走したからといって安田記念ではわかりませんし、
逆に安田記念の実績馬が出てきてもここでは不安がある、と
見てよいかもしれません。
東京新聞杯や富士Sの上位馬が安田記念で好走するかというと・・・
ちょっと微妙な感じがあります。
東京新聞杯の上位馬について見てみると
14年 東京新聞杯1着ホエールキャプチャ →安田記念15着
東京新聞杯2着エキストラエンド →安田記念12着
東京新聞杯3着クラレント →安田記念10着
13年 東京新聞杯2着ダイワマッジョーレ →安田記念 9着
12年 東京新聞杯1着ガルボ →安田記念 5着
東京新聞杯2着コスモセンサー →安田記念 3着
11年 東京新聞杯1着スマイルジャック →安田記念 3着
10年 東京新聞杯2着トライアンフマーチ →安田記念 4着
東京新聞杯3着エーシンフォワード →安田記念10着
08年 上位馬の安田記念出走なし
07年 東京新聞杯1着スズカフェニックス →安田記念 5着
東京新聞杯2着エアシェイディ →安田記念16着
06年 東京新聞杯1着フジサイレンス →安田記念16着
東京新聞杯2着オレハマッテルゼ →安田記念10着
東京新聞杯3着インセンティヴガイ →安田記念 6着
05年 東京新聞杯1着ハットトリック →安田記念15着
04年 東京新聞杯1着ウインラディウス →安田記念14着
連勝がないどころか二桁着順になっている場合が半数以上という惨状。
少なくとも条件が同じでも直結するレースではなさそうです。
(昨年は安田記念が不良馬場になったので、仕方のない面もあると思われます)
この3レースの平均ラップをグラフにして比較してみました。
【東京1600mラップ比較:良馬場】

東京新聞杯、富士Sはほぼ同じ軌跡を描いていますが、
安田記念は明らかに前半が速くなっていることがわかります。
後半は逆に東京新聞杯や富士Sの方が加速度が高く、
消耗度が低い分、前の馬がタフに脚を使う傾向が出ています。
★前後半のバランス
前半 後半
安田 45.6 46.6
東京 46.8 46.1
富士 46.7 46.3
安田記念は基本的に前傾ラップ。
前半は遅くとも46秒台前半、速い年は44秒台に突入する猛ペースに
なっています。
東京新聞杯は逆に基本的に後傾ラップ。
46秒台中盤から47秒台中盤程度で流れています。
04年の改装以降、東京新聞杯で前傾ラップを記録したのは11年、14年だけ。
11年は前半45.6、後半46.9というペースは安田記念の平均に非常に近く、
1着だったスマイルジャックが過去の傾向を覆して安田記念で3着と
好走したのも納得出来る話だったと思われます。
(何度も書きますが、14年は安田記念が不良馬場になって繋がらず)
東京新聞杯は基本的にスローで流れやすく、後傾ラップに強い
前の馬を狙いたいレース。
ただし、先行馬の質によっては安田記念のような消耗戦になることも
例外的にありえる、ということですね。
まずはハイペースで行きたい先行馬がいるかどうかがポイント。
ぶっ飛ばす馬がいれば決め脚を中心に考えたいところ。
逆に前半をややスローにまとめて後傾ラップになるならば
ある程度前につける馬が中心になりそう。
もちろん、ロングスパートの消耗戦に耐えられる能力があることが大前提。
基本は能力重視で考えたいところです。
言い方は変かもしれませんが、安田記念とはまったく趣の違うレース。
ここで好走したからといって安田記念ではわかりませんし、
逆に安田記念の実績馬が出てきてもここでは不安がある、と
見てよいかもしれません。
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