今夏デビューの新種牡馬について、続いてSS系以外の種牡馬を
見ていきたいと思います。
★カジノドライヴ
200→141→88(頭)
兄姉がベルモントSを制した超良血馬として、新馬勝ちのあと渡米。
重賞をあっさり勝ったまでは良かったのですが、本番は挫石で回避。
国内ではフェブラリーS2着はあるものの・・・屈腱炎を発症し
さしたる活躍は出来ず終い。結局、底を見せ切らないまま
引退となってしまいました。
初年度の種付け頭数は今回の新種牡馬の中では最多の200頭。
良血への期待感+種付け料が50万と安価なのも大きかった印象です。
APインディの系統は日本では芝でも活躍馬が出ているわけで
カジノドライヴも意外な芝適性を見せる可能性は・・・ゼロではなさそう。
種付け頭数は2年目以降に一気に減ってしまっており、
産駒の出来については・・・馬産地での評価はそれほど
高くないのかもしれません。芝ダートどちらでもいいので
いきなりある程度結果を求められる状況だと考えられます。
SS系牝馬との交配も積極的に行われているようですが
どういう傾向を示すかが興味深いですね。
米国っぽい配合も楽しみですが、日本国内への適性を考えると
逆に裏目に出てしまう可能性もありそうです。
(いきなり米国デビュー、みたいな大物が出ればいいんですが)
とりあえずPOGで狙うのは難しい系統(爆)
隠れた大物がいても素人に一本釣り出来るとは思えません(^^;
★ワークフォース
183→171→97(頭)
凱旋門賞でナカヤマフェスタの夢を打ち砕いた馬が同時に種牡馬入り、
どちらが先に活躍馬を出すのか、興味深いところです。
英ダービーを7馬身差でレコードで勝ち、凱旋門賞も制した
名馬でありながら、4歳時にはGⅠを勝ち切れないまま引退。
イマイチ強さの底を見せないままで終わってしまった印象です。
速い時計がある点、父キングズベストからエイシンフラッシュが
出たことで日本への適性が期待されたのだと考えられますが、
キングズベスト自身も日本に導入となり、エイシンフラッシュも
続いて種牡馬入り。同系同士の競合もあって種付け頭数は
3年目には半分になってしまっています。
キングマンボ系という括りではアルカセットが大コケしてしまったので、
不安も大きいわけですが、キングカメハメハ、エルコンドルパサーといった
成功例に続ければ・・・日本の主力血統の一翼を担う馬になれるかも。
POGで考えるのであればキングカメハメハの成功例を
参考に考えるのがひとまず第一手でしょうか。
逆にアルカセットの逆を行けば・・・?
★ベーカバド
110→78→78(頭)
仏ダービー4着のあと、パリ大賞典、ニエル賞と連勝を飾り、
凱旋門賞に挑みましたが、ワークフォースの4着に敗れ、
米国に遠征、BCターフでは3着と結果が出し切れず、
翌年は復帰戦で2着に敗れて引退となってしまいました。
父のケープクロスからはシーザスターズ、ウィジャボード
といった世界的な名馬が出ていますが、日本では500万下を
勝ったのが最高成績と大不振。
その父グリーンデザートからは極端に短距離適性の高い馬が出ており、
もしかしたら短い距離で新たな地平を・・・という期待も
持てないでもないですが、ベーカバドの場合は母系が長距離血統なので
その辺りがマイナス面に作用してしまうかも。
上手く相乗効果を発揮出来れば面白い種牡馬になりそうですが・・・
ちなみにグリーンデザートの活躍馬は極端に外国産馬の母との
配合に偏っているわけで、この馬に関してもこの傾向を
意識してみても面白いかもしれません。
★アサクサキングス
50→46→21(頭)
皐月賞からNHKマイル、ダービーさらに宝塚記念と
無茶なローテを組まれながらも無事に通過し、
秋には菊花賞を制したタフな馬。
古馬になってからは天皇賞春で3着の他、重賞2勝と
もう一歩な成績に終わってしまいました。
ホワイトマズルはかなり個性的な馬を生み出し、
日本競馬界に大きな影響を与えましたが、
本質的には母系の良さを素直に引き出す、というのが
大きなポイントだった印象。
アサクサキングスもそういった面を受け継げれば
楽しみなんですが、母系にサンデーサイレンスが入っているのが
どう出るか・・・。
今後はサンデーサイレンスのクロスを持つ馬も
登場してくると思われますが、どんな血統効果が出るか
その辺りを含めて注目したいですね。
とりあえず種付け頭数は減少傾向。
早い段階で活躍馬を出して貰いたいものです。
見ていきたいと思います。
★カジノドライヴ
200→141→88(頭)
兄姉がベルモントSを制した超良血馬として、新馬勝ちのあと渡米。
重賞をあっさり勝ったまでは良かったのですが、本番は挫石で回避。
国内ではフェブラリーS2着はあるものの・・・屈腱炎を発症し
さしたる活躍は出来ず終い。結局、底を見せ切らないまま
引退となってしまいました。
初年度の種付け頭数は今回の新種牡馬の中では最多の200頭。
良血への期待感+種付け料が50万と安価なのも大きかった印象です。
APインディの系統は日本では芝でも活躍馬が出ているわけで
カジノドライヴも意外な芝適性を見せる可能性は・・・ゼロではなさそう。
種付け頭数は2年目以降に一気に減ってしまっており、
産駒の出来については・・・馬産地での評価はそれほど
高くないのかもしれません。芝ダートどちらでもいいので
いきなりある程度結果を求められる状況だと考えられます。
SS系牝馬との交配も積極的に行われているようですが
どういう傾向を示すかが興味深いですね。
米国っぽい配合も楽しみですが、日本国内への適性を考えると
逆に裏目に出てしまう可能性もありそうです。
(いきなり米国デビュー、みたいな大物が出ればいいんですが)
とりあえずPOGで狙うのは難しい系統(爆)
隠れた大物がいても素人に一本釣り出来るとは思えません(^^;
★ワークフォース
183→171→97(頭)
凱旋門賞でナカヤマフェスタの夢を打ち砕いた馬が同時に種牡馬入り、
どちらが先に活躍馬を出すのか、興味深いところです。
英ダービーを7馬身差でレコードで勝ち、凱旋門賞も制した
名馬でありながら、4歳時にはGⅠを勝ち切れないまま引退。
イマイチ強さの底を見せないままで終わってしまった印象です。
速い時計がある点、父キングズベストからエイシンフラッシュが
出たことで日本への適性が期待されたのだと考えられますが、
キングズベスト自身も日本に導入となり、エイシンフラッシュも
続いて種牡馬入り。同系同士の競合もあって種付け頭数は
3年目には半分になってしまっています。
キングマンボ系という括りではアルカセットが大コケしてしまったので、
不安も大きいわけですが、キングカメハメハ、エルコンドルパサーといった
成功例に続ければ・・・日本の主力血統の一翼を担う馬になれるかも。
POGで考えるのであればキングカメハメハの成功例を
参考に考えるのがひとまず第一手でしょうか。
逆にアルカセットの逆を行けば・・・?
★ベーカバド
110→78→78(頭)
仏ダービー4着のあと、パリ大賞典、ニエル賞と連勝を飾り、
凱旋門賞に挑みましたが、ワークフォースの4着に敗れ、
米国に遠征、BCターフでは3着と結果が出し切れず、
翌年は復帰戦で2着に敗れて引退となってしまいました。
父のケープクロスからはシーザスターズ、ウィジャボード
といった世界的な名馬が出ていますが、日本では500万下を
勝ったのが最高成績と大不振。
その父グリーンデザートからは極端に短距離適性の高い馬が出ており、
もしかしたら短い距離で新たな地平を・・・という期待も
持てないでもないですが、ベーカバドの場合は母系が長距離血統なので
その辺りがマイナス面に作用してしまうかも。
上手く相乗効果を発揮出来れば面白い種牡馬になりそうですが・・・
ちなみにグリーンデザートの活躍馬は極端に外国産馬の母との
配合に偏っているわけで、この馬に関してもこの傾向を
意識してみても面白いかもしれません。
★アサクサキングス
50→46→21(頭)
皐月賞からNHKマイル、ダービーさらに宝塚記念と
無茶なローテを組まれながらも無事に通過し、
秋には菊花賞を制したタフな馬。
古馬になってからは天皇賞春で3着の他、重賞2勝と
もう一歩な成績に終わってしまいました。
ホワイトマズルはかなり個性的な馬を生み出し、
日本競馬界に大きな影響を与えましたが、
本質的には母系の良さを素直に引き出す、というのが
大きなポイントだった印象。
アサクサキングスもそういった面を受け継げれば
楽しみなんですが、母系にサンデーサイレンスが入っているのが
どう出るか・・・。
今後はサンデーサイレンスのクロスを持つ馬も
登場してくると思われますが、どんな血統効果が出るか
その辺りを含めて注目したいですね。
とりあえず種付け頭数は減少傾向。
早い段階で活躍馬を出して貰いたいものです。
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