京都金杯、中山金杯なんですね(^^;
まったく間が空かないのは競馬を楽しむ上では嬉しいんですが、
いろいろと普段出来なかった情報の整理とかをする暇が取れないのはちょっと・・・。
日程を見ると、金杯の翌週は新3歳重賞のシンザン記念、フェアリーSということで
あまり煮詰めるようなレースではない(情報不足なので^^;)と思われるので
その辺りで他の企画をやってみたいと考えています。
で、有馬記念なんですが、もう少しざっくばらんに振り返りつつ雑感整理。
本命を打ったサトノノブレスは11着。
元々穴馬(13番人気)なわけで、負けるときはこんなものだとは思いますが
それにしても池添騎手があんな後ろから行くとは・・・(T_T)
上がり3ハロンはジャスタウェイの33.4に次いで2番目の33.6を
発揮しているわけで、調子や出来自体に問題はなかったはず。
ここまでの脚を前につけて使えるかどうかはわかりませんが、
本来のスタイルで競馬をすればチャンスがあったんじゃないかと
思ってしまいます・・・。
うーん、有馬記念で結果を出している騎手だから、とか思っていましたが
考えてみればドリームジャーニーもオルフェーヴルも機動力を活かしての勝利。
サトノノブレスとは脚質が全然違っていたわけで、同じ競馬をされたら
こういう目に遭う、と(爆)
レース前に、そこかしこから「ハーツクライ産駒は中山が得意」とかいう
声が出ていたわけですが・・・個人的には大きく疑問でした。
もちろん、数字に基づいたデータなんでしょうけど、私がとったデータでは
重賞の勝ち数のバランスでも、種牡馬データでも、どう見ても
直線が長い競馬場でこそ、という種牡馬なわけで、違和感を感じてしまいます。
実際、ジャスタウェイもワンアンドオンリーもコーナーリングが
上手い馬ではなく、牝馬のヌーヴォレコルトもオークスを勝って、
秋華賞で負けています。
古馬のデータがたまってきたところで、今後のためにも改めてハーツクライ産駒の
種牡馬データを取り直して確認をしてみたいと思います。
(というか、有馬記念前にやっとけよ、って話ですよね^^;)
で、ジャスタウェイに騎乗した福永騎手ですが・・・以前は内に切れ込んだりして
穴馬を連れてくる「穴騎手」として評価していたんですが、トップ騎手として
人気馬を任されるようになってから、外外を回す無難な騎乗が目につくように
なったような気がしています。
たしかに内で詰まったらオシマイ、だというのはわかるんですが、
卒のない騎乗で安定感はあっても勝ち切れないことも・・・。
今回の有馬記念ではそんな福永騎手の一番悪いパターンが出てしまった印象。
慎重になり過ぎたんでしょうか・・・。
最後の最後にジャスタウェイの能力を活かし切れなかったというのは
自身の中にも後悔が残ってしまうのではないか、と感じてしまいました。
有馬記念にしては本当に珍しく、33秒台の上がりも出るくらい
芝状態が良かったこともジェンティルドンナには大きくプラスになった印象です。
道中がスローになり、さらに仕掛けが全体的に遅くなって脚をためられた、
という影響もありますが、位置取り、枠順で最も有利な実力馬を
無視してしまったのはやり過ぎでしたね(T_T)
エピファネイア、ジャスタウェイ、ゴールドシップが不利な外枠に入った時点で
もっとシンプルに考えればよかったなぁ・・・と思うのはまさに後の祭り。
思い込み、とか欲目だとかに踊らされてしまったのは猛省です。
有馬記念の傾向として、4歳馬優勢というデータが出ていましたが
今回はエピファネイアの5着が最高位。
5歳馬の実力馬が揃っていたので仕方がない面もありますが、
これからの競馬界を支える馬たちが引退する馬たちに負けっぱなしで
終わってしまったのは残念な気もします。
世代としてGⅠでも重賞でも少し足りてない感じがありましたが
徐々に頭角を現す馬も出てきているので、下の世代に追い抜かれないよう
頑張って貰いたいものです。
何にしろ、エピファネイアは今後の扱いが悩ましいですね(笑)
馬格がある方が優勢・・・というか斤量負担でかなり
明確にラインが引かれる傾向が出ていましたが、
ジェンティルドンナは11.7%とオルフェーヴルに
続いて11.5%オーバーで勝った2頭目となりました。
2着、3着には500kgオーバーの馬。
やはり基本ラインは11.5%、極端に実績上位の馬は
例外扱い、というくらいで考えて良さそうです。
予想は大きく外しましたが(笑)なんとか来年の年末には
笑って年を越せるよう繋げていきたいものです。(気が早いですが^^;)
