今週の阪神JF(阪神1600m)で注目されているロカは
新種牡馬ハービンジャー産駒。
まだ種牡馬データとしてまとめるにはデータ不足ですが、
これまでの戦績からおおよその傾向と対策を考えてみたいと思います。
・勝ち上がり率 20.6%(15/73頭)
・勝率 10.1%(16/158走)
14年12月7日時点でのデータでみると、入着賞金順の順位では
ハービンジャーは6位。
新種牡馬としてはかなり頑張っている、と言う感じでしょうか。
勝ち上がり率はディープインパクトの33.8%なんかには
遠く及ばないものの、ゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、
ステイゴールドなどのSS系種牡馬を上回る実績。
晩成型のイメージだっただけに、2歳時点でここまでやれていれば
十分に日本のクラシック路線への適性も期待して良さそう。
気になるのは・・・2勝目を挙げた産駒が1頭しかいない、ということ。
まぁまだ何走も重ねている時期ではないので、問題はないと思いますが
今後の動向には注意したいところです。
★距離別実績(芝)
~1400m 勝率 0.0%、連対率 5.0%、複勝率15.0%
~1800m 勝率12.2%、連対率25.6%、複勝率34.4%
~2200m 勝率12.9%、連対率25.8%、複勝率32.3%
2200m~ 出走なし
明らかに・・・短距離は×
マイル以上ならば対応していますが、これまでの芝の勝利15勝の内、
10勝までは1800m以上の距離となっており、
本質的には中距離以上のレースでこそ、という成績。
この辺りは事前のイメージどおりでしょうか。
あとは長い距離に出走する馬が出てきてどうなるかにも注目したいところ。
※ダートは1勝のみ。適性的には今のところかなりの疑問符が
ついてしまいます。
活躍馬に牡牝の偏りは見られず、好走しているコースも
今のところあまりこれといった特徴は感じられません。
ただし、基本的に勝ち馬は末脚を活かした形が多く
中段辺りからになりがちなので、直線は長い方が合うタイプに
なってくる・・・かも。
血統面で興味深いのは、現段階で賞金上位となる20頭中、
17頭までが母父SS系、という点。
さらに活躍馬の母を見てみると
・ケアレスウィスパー
・ダンスインザムード
・レクレドール
・ハッピーパス
・ディアデラノビア
・ダイワスカーレット
・ランズエッジ
・レジネッタ
というように恵まれた繁殖牝馬の質を見事に活かしていることがわかります。
母系の力を素直に引き出す、というのは種牡馬として非常に重要なポイント。
今年の種牡馬成績が良ければ、繁殖牝馬の質はさらに高くなりそうですし、
その利点をハービンジャーが活かせば・・・今後の活躍には大いに
期待出来そうです。
SS系の有力牝馬が溢れかえる時代。
ハービンジャーが日本に来たのはまさに運命?!
まずはロカがどんな走りを見せてくれうのか、楽しみにしたいと思います♪
新種牡馬ハービンジャー産駒。
まだ種牡馬データとしてまとめるにはデータ不足ですが、
これまでの戦績からおおよその傾向と対策を考えてみたいと思います。
・勝ち上がり率 20.6%(15/73頭)
・勝率 10.1%(16/158走)
14年12月7日時点でのデータでみると、入着賞金順の順位では
ハービンジャーは6位。
新種牡馬としてはかなり頑張っている、と言う感じでしょうか。
勝ち上がり率はディープインパクトの33.8%なんかには
遠く及ばないものの、ゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、
ステイゴールドなどのSS系種牡馬を上回る実績。
晩成型のイメージだっただけに、2歳時点でここまでやれていれば
十分に日本のクラシック路線への適性も期待して良さそう。
気になるのは・・・2勝目を挙げた産駒が1頭しかいない、ということ。
まぁまだ何走も重ねている時期ではないので、問題はないと思いますが
今後の動向には注意したいところです。
★距離別実績(芝)
~1400m 勝率 0.0%、連対率 5.0%、複勝率15.0%
~1800m 勝率12.2%、連対率25.6%、複勝率34.4%
~2200m 勝率12.9%、連対率25.8%、複勝率32.3%
2200m~ 出走なし
明らかに・・・短距離は×
マイル以上ならば対応していますが、これまでの芝の勝利15勝の内、
10勝までは1800m以上の距離となっており、
本質的には中距離以上のレースでこそ、という成績。
この辺りは事前のイメージどおりでしょうか。
あとは長い距離に出走する馬が出てきてどうなるかにも注目したいところ。
※ダートは1勝のみ。適性的には今のところかなりの疑問符が
ついてしまいます。
活躍馬に牡牝の偏りは見られず、好走しているコースも
今のところあまりこれといった特徴は感じられません。
ただし、基本的に勝ち馬は末脚を活かした形が多く
中段辺りからになりがちなので、直線は長い方が合うタイプに
なってくる・・・かも。
血統面で興味深いのは、現段階で賞金上位となる20頭中、
17頭までが母父SS系、という点。
さらに活躍馬の母を見てみると
・ケアレスウィスパー
・ダンスインザムード
・レクレドール
・ハッピーパス
・ディアデラノビア
・ダイワスカーレット
・ランズエッジ
・レジネッタ
というように恵まれた繁殖牝馬の質を見事に活かしていることがわかります。
母系の力を素直に引き出す、というのは種牡馬として非常に重要なポイント。
今年の種牡馬成績が良ければ、繁殖牝馬の質はさらに高くなりそうですし、
その利点をハービンジャーが活かせば・・・今後の活躍には大いに
期待出来そうです。
SS系の有力牝馬が溢れかえる時代。
ハービンジャーが日本に来たのはまさに運命?!
まずはロカがどんな走りを見せてくれうのか、楽しみにしたいと思います♪
Comment*2
