けいけん豊富な毎日

マイルCS(各馬分析1)   担【けん♂】

マイルCS(京都1600m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

エキストラエンド】牡5 57.0 (栗東) ディープインパクト×(Garde Royale)
今回と同条件の京都金杯で1着、読売MCでは3着と高い適性を示しています。
安田記念では12着に敗れ、休養明けの輸送競馬となった関屋記念でも9着と連敗。
京成杯AHでも14着と大敗してしまいましたが、前走の富士Sでは5着ながら
3着と横並び一線、勝ち馬とも0.1秒差と叩いての良化を見せています。
現状ではためて伸ばす形の方が合う感じ。仕掛けどころで一歩遅れるので
前が止まらないと厳しい印象です。外伸びの馬場状態ではない現状の
京都競馬場では届くかどうか不安もありそう。

エクセラントカーヴ】牝5 55.0 (美浦) ダイワメジャー×( A.P. Indy)
昨秋に4連勝で京成杯AHを制覇。春は中山牝馬S、ヴィクトリアマイルと
連敗を喫してしまいましたが、休養を挟んで関屋記念では後方から
突っ込んで4着と力があるところを見せました。しかし、前走の京成杯AHでは
15着と大敗・・・。ただでさえ馬格がないところで▲8kgというのは
堪えてしまったようです。55kgでの好走もありますが、重賞だと
斤量負担に不安あり。前走のダメージから回復、調整出来ているかも微妙で、
休養明けの輸送競馬もマイナス材料。

クラレント】牡5 57.0 (栗東) ダンスインザダーク×(ダンシングブレーヴ)
ここにきて関屋記念、京成杯AHと連勝。重賞では惜敗も多かった馬ですが
本格的に充実期を迎えている印象。抜けた力で押し切った、というよりは
積極的な競馬で上手くレースをこなした感もあり、田辺騎手の手腕も
大きく影響したと思われます。昨年のマイルCSは太目もあって11着と大敗、
その前にも読売MCで8着に敗れており、コースへの不安はありそうですが
先週のように内から抜けるコースが伸びるのであればチャンスは十分。

グランデッツァ】牡5 57.0 (栗東) アグネスタキオン×(Marju)
屈腱炎からの復帰以降、初めて芝を使った都大路Sで驚異的なパフォーマンスを見せ
日本レコードで快勝。不良馬場の安田記念、洋芝の函館記念での敗戦は仕方ないにしろ
前走の毎日王冠で絶好の位置から直線で脚が止まってしまったのは
大きな不安材料。馬体重も▲12kgと落としてしまっており、
輸送が堪えた面もあったのかもしれません。状態次第では一発もある馬だと
思われますが、不安定な成績だけに過剰な期待はしにくいかも・・・。

グランプリボス】牡6 57.0 (栗東) サクラバクシンオー×(サンデーサイレンス)
12年のマイルCSで2着がありますが、11年は13着、13年は9着に
敗れており、読売MCでも13年は1着、12年は13着と大きく揺れ幅がある成績。
休養明けに弱い傾向でしたが、このところは逆にポン駆けが利いており、
叩いて良化するわけではなくなっています。スプリンターズSでは
ハイペースを前で追走する新境地を見せており、気性的に短距離志向に
なっているのであれば前で競い合う形になるかも。何かと規格外の馬だけに
侮れませんが、まずは馬体の出来に注目。

サダムパテック】牡6 57.0 (栗東) フジキセキ×(エリシオ)
12年のマイルCSを勝っていますが、その後も適性距離を探して模索。
年明けにはAJCCを使ったりしましたが、この春以降はマイル路線に専念し、
中京記念で復活勝利をおさめました。京成杯AHは斤量の影響もあって
末脚が伸ばせなかったのも仕方ない感じですが、前走のスワンSでは
後方から前の馬の脚色に及ばない完敗。年齢的にも上昇は考えにくく
叩いて良化するタイプではないのでいきなり復活は期待しにくいかも。

続きます。

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