朝方まで小雨が降り続いていた東京競馬場ですが、芝は良発表のまま。
表面に湿り気が残った感じの馬場状態でアルゼンチン共和国杯が行われました。
1番人気に推されたホッコーブレーヴは天皇賞春で3着という実績があるものの、
重賞勝ちはなく、年齢的にも厳しい6歳馬。
好走はあっても勝ち切るまではどうか、という感じだったわけで
あとはどこから切り込んでいくか・・・。
実績か年齢か、それとも・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着〇フェイムゲーム 2.30.5 上がり34.0
2着 クリールカイザー 21/2
3着 スーパームーン
5着◎ラブリーデイ
9着▲デスペラード
14ホッコーブレーヴ
※全着順は→ココ
うーん、馬体の出来が良く見えなかったデスペラード、ホッコーブレーヴに
印を回したのは超反省。
まぁ斤量負担の不安が大きかったフェイムゲームが頑張ってくれているだけに
結局、どこに目をつぶって、どこに期待するか・・・なんですが(^^;
スタート良く出て行ったクリールカイザーを内からかわして
デスペラードが思い切って行く展開。横山典騎手らしいといえばらしい感じ・・・
外からラブリーデイ、スマートギア、内からサイレントメロディが続き、
中段前にスーパームーン、モビール、マイネルジェイド、
その後ろにセイクリッドバレー、マイネルメダリスト、
中段後方にフェイムゲーム、リキサンステルス、ホッコーブレーヴ。
後方に控えてコスモロビン、アドマイヤケルソ、プレティオラス、
サイモントルナーレ、最後方にネオブラックダイヤ。
7.2-12.0-11.2-11.7-11.8-11.7-12.1-12.4-12.6-13.1-11.4-11.3-12.0
前半1000m 59.6
中盤500m 30.5
後半1000m 60.4
後続を大きく離して逃げたデスペラードですが、前半の時計は
それほど速いモノではなく、要は後続が控えただけ。
それでも3コーナーからのカーブでバテてしまったデスペラードは
ペースをガックリと落とし、4コーナー出口では13.1を記録。
馬群は一気に密集、最後の力を振り絞って最内でデスペラードが
踏ん張ろうとしますが、馬場中央からあっさりかわして
クリールカイザーが先頭へ。
ラブリーデイが追いかけ、その内からフェイムゲームが進路を
外に切り替えて猛追。
力強く伸び切ってフェイムゲームが東京重賞2勝目を達成しました。
馬格がなく、56kgまでしか結果を出せていませんでしたが
ここにきて57kgをこなせたのは大きな収穫。
先日急死してしまった昨年の2着馬アドマイヤラクティの追悼、
というわけではありませんが、ハーツクライ産駒がこのレースで
連続好走した意味は今後に繋がっていきそうです。
血統的にも古馬になって成長力がある、というのは生産界にも
影響してきそうですね。
2着には積極策に出たクリールカイザー。
母父にサッカーボーイが入っており、血統面での後押しもあった感じです。
年明けから掲示板を外しておらず、充実期に入っている印象。
パタッと走らなくなることもある血統なので微妙ですが
こういった積極的な競馬が出来るなら次走にも注目したいですね。
3着は失速したラブリーデイをとらえたスーパームーン、
ハナ差でアドマイヤケルソが並んで入っています。
前との差は大きく、そこまで価値のある3着とは評価出来ませんが
中堅どころとして次も頑張って貰いたいものです。
★レース後のコメント
1着 フェイムゲーム(北村宏騎手)
「結果的に馬が走ってくれました。スタートは悪くないのですが、二の脚がつかず、
後方になりました。折り合いに関しては上手に走ってくれました。
しかし、進路がなく、四苦八苦してしまい、馬に申し訳ないことをしました。
目標がいた方がいい馬なので、前を目標にして行きました。気持ちを前に向けるのに
苦労しましたが、一生懸命走ってくれました。
(年間100勝については)たくさん乗せてもらっているので、もっと早く
決めなければいけませんね」
2着 クリールカイザー(吉田豊騎手)
「早めに動く形でも最後まで気を抜かず、頑張っています」
(相沢郁調教師)
「ああいう形になってしまいましたからね...。しかし、自分で競馬を作って、
いい内容でした。力をつけています。こんな競馬が出来るんだという感じです」
3着 スーパームーン(内田博騎手)
「スタートも悪くなく、レースはしやすかったですが、もうひと伸び足りませんでした。
叩いて良くなるタイプで、もっと良くなると思います」
4着 アドマイヤケルソ(柴田善騎手)
「長いところが合っていると思います。頑張りました」
5着 ラブリーデイ(ムーア騎手)
「好走出来ましたが、最後は休み明けの分が出ましたか...。
叩いて、次はまともになって、走ってくれると思います」
6着 モビール(嘉藤騎手)
「軽ハンデながら頑張りました」
7着同着 ネオブラックダイヤ(戸崎騎手)
「スタートで躓いてしまいました。思い切ったレースをしようとしましたが、
このスタートでは...」
14着 ホッコーブレーヴ(田辺騎手)
「動けなかったです」
18着 マイネルメダリスト(蛯名騎手)
「反応がありませんでした。いい形で運べたのですが...」
正直、どの馬も一長五短?くらいで、何を切り口にするか
悩ましかったレース。
先に繋がるかといえば・・・うーん、という感じです。
結果的に若く手重賞実績もあるフェイムゲームが力の差を見せた、
ということで、さしたる波乱はなし、という印象。
2着以下は実績不足の馬が頑張った、ということもあるにしろ、
逆に実績馬が不甲斐なかった、ということの方が大きい感じです。
さて、気分を切り替えてまたGⅠラッシュ!
じっくり楽しんでいきたいものですね♪
表面に湿り気が残った感じの馬場状態でアルゼンチン共和国杯が行われました。
1番人気に推されたホッコーブレーヴは天皇賞春で3着という実績があるものの、
重賞勝ちはなく、年齢的にも厳しい6歳馬。
好走はあっても勝ち切るまではどうか、という感じだったわけで
あとはどこから切り込んでいくか・・・。
実績か年齢か、それとも・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着〇フェイムゲーム 2.30.5 上がり34.0
2着 クリールカイザー 21/2
3着 スーパームーン
5着◎ラブリーデイ
9着▲デスペラード
14ホッコーブレーヴ
※全着順は→ココ
うーん、馬体の出来が良く見えなかったデスペラード、ホッコーブレーヴに
印を回したのは超反省。
まぁ斤量負担の不安が大きかったフェイムゲームが頑張ってくれているだけに
結局、どこに目をつぶって、どこに期待するか・・・なんですが(^^;
スタート良く出て行ったクリールカイザーを内からかわして
デスペラードが思い切って行く展開。横山典騎手らしいといえばらしい感じ・・・
外からラブリーデイ、スマートギア、内からサイレントメロディが続き、
中段前にスーパームーン、モビール、マイネルジェイド、
その後ろにセイクリッドバレー、マイネルメダリスト、
中段後方にフェイムゲーム、リキサンステルス、ホッコーブレーヴ。
後方に控えてコスモロビン、アドマイヤケルソ、プレティオラス、
サイモントルナーレ、最後方にネオブラックダイヤ。
7.2-12.0-11.2-11.7-11.8-11.7-12.1-12.4-12.6-13.1-11.4-11.3-12.0
前半1000m 59.6
中盤500m 30.5
後半1000m 60.4
後続を大きく離して逃げたデスペラードですが、前半の時計は
それほど速いモノではなく、要は後続が控えただけ。
それでも3コーナーからのカーブでバテてしまったデスペラードは
ペースをガックリと落とし、4コーナー出口では13.1を記録。
馬群は一気に密集、最後の力を振り絞って最内でデスペラードが
踏ん張ろうとしますが、馬場中央からあっさりかわして
クリールカイザーが先頭へ。
ラブリーデイが追いかけ、その内からフェイムゲームが進路を
外に切り替えて猛追。
力強く伸び切ってフェイムゲームが東京重賞2勝目を達成しました。
馬格がなく、56kgまでしか結果を出せていませんでしたが
ここにきて57kgをこなせたのは大きな収穫。
先日急死してしまった昨年の2着馬アドマイヤラクティの追悼、
というわけではありませんが、ハーツクライ産駒がこのレースで
連続好走した意味は今後に繋がっていきそうです。
血統的にも古馬になって成長力がある、というのは生産界にも
影響してきそうですね。
2着には積極策に出たクリールカイザー。
母父にサッカーボーイが入っており、血統面での後押しもあった感じです。
年明けから掲示板を外しておらず、充実期に入っている印象。
パタッと走らなくなることもある血統なので微妙ですが
こういった積極的な競馬が出来るなら次走にも注目したいですね。
3着は失速したラブリーデイをとらえたスーパームーン、
ハナ差でアドマイヤケルソが並んで入っています。
前との差は大きく、そこまで価値のある3着とは評価出来ませんが
中堅どころとして次も頑張って貰いたいものです。
★レース後のコメント
1着 フェイムゲーム(北村宏騎手)
「結果的に馬が走ってくれました。スタートは悪くないのですが、二の脚がつかず、
後方になりました。折り合いに関しては上手に走ってくれました。
しかし、進路がなく、四苦八苦してしまい、馬に申し訳ないことをしました。
目標がいた方がいい馬なので、前を目標にして行きました。気持ちを前に向けるのに
苦労しましたが、一生懸命走ってくれました。
(年間100勝については)たくさん乗せてもらっているので、もっと早く
決めなければいけませんね」
2着 クリールカイザー(吉田豊騎手)
「早めに動く形でも最後まで気を抜かず、頑張っています」
(相沢郁調教師)
「ああいう形になってしまいましたからね...。しかし、自分で競馬を作って、
いい内容でした。力をつけています。こんな競馬が出来るんだという感じです」
3着 スーパームーン(内田博騎手)
「スタートも悪くなく、レースはしやすかったですが、もうひと伸び足りませんでした。
叩いて良くなるタイプで、もっと良くなると思います」
4着 アドマイヤケルソ(柴田善騎手)
「長いところが合っていると思います。頑張りました」
5着 ラブリーデイ(ムーア騎手)
「好走出来ましたが、最後は休み明けの分が出ましたか...。
叩いて、次はまともになって、走ってくれると思います」
6着 モビール(嘉藤騎手)
「軽ハンデながら頑張りました」
7着同着 ネオブラックダイヤ(戸崎騎手)
「スタートで躓いてしまいました。思い切ったレースをしようとしましたが、
このスタートでは...」
14着 ホッコーブレーヴ(田辺騎手)
「動けなかったです」
18着 マイネルメダリスト(蛯名騎手)
「反応がありませんでした。いい形で運べたのですが...」
正直、どの馬も一長五短?くらいで、何を切り口にするか
悩ましかったレース。
先に繋がるかといえば・・・うーん、という感じです。
結果的に若く手重賞実績もあるフェイムゲームが力の差を見せた、
ということで、さしたる波乱はなし、という印象。
2着以下は実績不足の馬が頑張った、ということもあるにしろ、
逆に実績馬が不甲斐なかった、ということの方が大きい感じです。
さて、気分を切り替えてまたGⅠラッシュ!
じっくり楽しんでいきたいものですね♪
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