今週はエプソムC(東京1800m)、マーメイドS(阪神2000m)の
二本立てとなっています。
マーメイドS(阪神2000m)は昨年から
開幕3週目から2週目に移設・・・馬場状態に関しては
それほど影響がなさそうですが、天気の具合がどう出るか、でしょうか。
過去のマーメイドSを振り返ってみると
1着 → 2着 → 3着
13年 7番人気→10番人気→ 1番人気
12年 1番人気→ 7番人気→10番人気
11年 2番人気→ 7番人気→13番人気
10年 3番人気→14番人気→ 4番人気
09年 9番人気→ 4番人気→ 2番人気
08年 12番人気→10番人気→ 5番人気
07年 2番人気→ 5番人気→ 6番人気
06年 9番人気→ 3番人気→11番人気
05年 2番人気→ 3番人気→ 5番人気
別に1番人気がゲンが悪い、というわけではないですが(笑)
05~11年までの7年間は1番人気の馬が勝っていないどころか、
3着以内がゼロという異常事態。
12年にウィリアムズ騎手の好騎乗もあってグルヴェイグが勝ち切りましたが、
13年はアロマティコが届かずの3着と危なっかしい結果に終わりました。
相変わらず人気馬でも信用出来ない、ということは事実だと思われます。
逆に二桁人気馬が7頭も絡んでおり、5番人気以内の上位人気馬のみで
決まったのは05年1回だけ。
見事なまでも荒れ模様が続いています。
主な理由として考えられるのは
・天気が崩れやすい
・内回りコース
・牝馬限定戦
といったところでしょうか。
今週末の天気はまだわかりませんが、関西でも先週あたりから天候は徐々に不順に
なってきている感じで、週末にはまた天候が崩れる可能性は十分にありそう。
トーホウシャインのように走ってみたら鬼だった、ということもあるので
非常に難しい面もありますが、重馬場適性についてはしっかり
見ておく必要がありそうです。
内回りコースで先行有利になりやすい傾向のレース。
牝馬の場合、キレを身上にして結果を出してきた馬が人気を
背負いやすい傾向があるだけに、展開に左右されやすいことが
荒れる原因の一つになっていると思われます。
キレ味が持ち味の人気馬が出てきたら、割り引いて高配当狙い?!
欲ボケの血が騒ぎます(笑)
逆にエプソムC(東京1800m)は人気馬が強いレース。
12年は1番人気、2番人気で決着、11年も1番人気が勝ち、
2番人気が3着、10年は1番人気、3番人気で決まり、
09年は2番人気、1番人気、3番人気と上位3頭は全て人気馬。
昨年は4番人気、3番人気、7番人気と少し荒れ模様の決着となりましたが
1着はクラレント、2着はジャスタウェイ!
今考えれば、実力馬が素直に結果を出したと見て良さそうですね(笑)
06年~12年までは1番人気が馬券圏内を外していないということはつまり、
実力馬が素直に力を発揮しやすいフェアなコース設定であることを
示しています。13年もある意味、実力通りの決着。
実力>展開、マーメイドSとは真逆?のレースかもしれません(^^;
こちらも03年、04年、06年、07年と湿った馬場での開催に
なっており、天気の動向には要注意。
07年は重馬場上昇度の高いフレンチデピュティ産駒3頭で
そのまま決着したわけで、フレンチ祭り♪とか言っていたことを思い出します(笑)
こちらはまずは力関係の整理が重要になりそうですね。
欲張って2レースの考察をしようとすると中途半端になりがちですが(^^;
メンバーを見つつ、上手く配分して考察をしていきたいと思います。
