さて今週はオークス(東京2400m)です。
決着タイムは2.23台~2.29台と大きくばらついており、
年によって消耗度の違いがあるレースですが、おおむねスローの瞬発力勝負。
昨年のような締まったペースになるのは稀なケースだと思われます。
2400mをフルに走れる能力がなくても、マイルをこなせる馬なら
意外に走れてしまう、と言われています。
11年は短距離からマイルまでで活躍したデュランダルの産駒
エリンコートがオークスを制覇。血統のイメージに縛られ過ぎてしまうのも
危険であると思い知らされました(^^;
もちろん、基本的には短距離系統では少々厳しく、あとから考察する予定ですが
少なくともマイル以上の実績は欲しいところ。
この辺りで線引きが出来そうだと考えています。
東京で行われるGⅠということで誤魔化しがきかない力勝負になりやすく、
底力に欠ける馬には厳しい設定。
その意味で、桜花賞が阪神外回りコースになった影響は大きいと考えられます。
ざっと桜花賞とオークスの関係について書き出してみると・・・
★07年
桜花賞1着のダイワスカーレットが熱発で回避。2着のウオッカは
ダービーに回ったため、上位不在になってしまいましたが
桜花賞4着のローブデコルテが優勝。
★08年
かなりレベルが低い混戦模様と言われていましたが、桜花賞1着の
レジネッタがオークス3着、2着のエフティマイアが続けて2着と
上位馬は揃って連続好走。勝ち馬のトールポピーは阪神JFを
勝っており、桜花賞でも1番人気を背負っていました。
★09年
ブエナビスタ、レッドディザイア、ジェルミナルという並びは
桜花賞とまったく同じ。3頭共に連続好走したというのは凄いですね。
★10年
桜花賞を勝ったアパパネが同着ながら2冠達成。
馬場が湿っていた影響もありましたが、桜花賞2着のオウケンサクラは5着、
阪神JF2着のアニメイトバイオは4着と好走。
★11年
雨の中のレース、桜花賞2着のホエールキャプチャは苦しい展開を
外から伸びて3着。桜花賞馬マルセリーナは先行有利な展開で後方に
下げてしまい届かずの4着。
★12年
桜花賞1着のジェンティルドンナが2冠達成、2着も変わらずヴィルシーナ。
桜花賞3着のアイムユアーズは距離不安がありながらも4着と健闘。
★13年
阪神JF、チューリップ賞、桜花賞と上位馬がガラリと入れ替わる
大混戦模様となった年。桜花賞は7番人気→2番人気→14番人気と
大荒れ気味になり、桜花賞馬アユサンはオークスでも4着に踏ん張ったものの、
2着馬は17着、3着馬は11着と大敗。フローラSで東京実績を示した
上位馬が2、3着に入り、血統的に距離延長が大歓迎となったメイショウマンボが
桜花賞10着から巻き返して戴冠。
桜花賞、もしくは同じ設定のGⅠの阪神JFでの好走は
オークスにつながりやすい、というのが近年の傾向ですが、
春までの力関係がはっきりしない年は別路線組や血統などに注目、
という感じでしょうか。
今の阪神1600mが高いレベルのスタミナとスピードを
求められるコースなので、基本的には信用出来ると考えています。
今年は阪神JF2着から巻き返した怪物ハープスターが桜花賞を制覇。
2着には阪神JFを勝ったレッドリヴェールが入り、3着はチューリップ賞2着の
ヌーヴォレコルトと力関係的に上位組がはっきりしている印象。
例年の傾向で言えば・・・桜花賞の上位馬をそのまま狙うのが筋、
という感じだと思います。
ただし、レッドリヴェールはダービーに挑戦となったことで
その穴を埋めるのはどの馬か?というのが分かれ目。
今週もじっくり楽しみつつ考えていきたいと思います(^^)/
決着タイムは2.23台~2.29台と大きくばらついており、
年によって消耗度の違いがあるレースですが、おおむねスローの瞬発力勝負。
昨年のような締まったペースになるのは稀なケースだと思われます。
2400mをフルに走れる能力がなくても、マイルをこなせる馬なら
意外に走れてしまう、と言われています。
11年は短距離からマイルまでで活躍したデュランダルの産駒
エリンコートがオークスを制覇。血統のイメージに縛られ過ぎてしまうのも
危険であると思い知らされました(^^;
もちろん、基本的には短距離系統では少々厳しく、あとから考察する予定ですが
少なくともマイル以上の実績は欲しいところ。
この辺りで線引きが出来そうだと考えています。
東京で行われるGⅠということで誤魔化しがきかない力勝負になりやすく、
底力に欠ける馬には厳しい設定。
その意味で、桜花賞が阪神外回りコースになった影響は大きいと考えられます。
ざっと桜花賞とオークスの関係について書き出してみると・・・
★07年
桜花賞1着のダイワスカーレットが熱発で回避。2着のウオッカは
ダービーに回ったため、上位不在になってしまいましたが
桜花賞4着のローブデコルテが優勝。
★08年
かなりレベルが低い混戦模様と言われていましたが、桜花賞1着の
レジネッタがオークス3着、2着のエフティマイアが続けて2着と
上位馬は揃って連続好走。勝ち馬のトールポピーは阪神JFを
勝っており、桜花賞でも1番人気を背負っていました。
★09年
ブエナビスタ、レッドディザイア、ジェルミナルという並びは
桜花賞とまったく同じ。3頭共に連続好走したというのは凄いですね。
★10年
桜花賞を勝ったアパパネが同着ながら2冠達成。
馬場が湿っていた影響もありましたが、桜花賞2着のオウケンサクラは5着、
阪神JF2着のアニメイトバイオは4着と好走。
★11年
雨の中のレース、桜花賞2着のホエールキャプチャは苦しい展開を
外から伸びて3着。桜花賞馬マルセリーナは先行有利な展開で後方に
下げてしまい届かずの4着。
★12年
桜花賞1着のジェンティルドンナが2冠達成、2着も変わらずヴィルシーナ。
桜花賞3着のアイムユアーズは距離不安がありながらも4着と健闘。
★13年
阪神JF、チューリップ賞、桜花賞と上位馬がガラリと入れ替わる
大混戦模様となった年。桜花賞は7番人気→2番人気→14番人気と
大荒れ気味になり、桜花賞馬アユサンはオークスでも4着に踏ん張ったものの、
2着馬は17着、3着馬は11着と大敗。フローラSで東京実績を示した
上位馬が2、3着に入り、血統的に距離延長が大歓迎となったメイショウマンボが
桜花賞10着から巻き返して戴冠。
桜花賞、もしくは同じ設定のGⅠの阪神JFでの好走は
オークスにつながりやすい、というのが近年の傾向ですが、
春までの力関係がはっきりしない年は別路線組や血統などに注目、
という感じでしょうか。
今の阪神1600mが高いレベルのスタミナとスピードを
求められるコースなので、基本的には信用出来ると考えています。
今年は阪神JF2着から巻き返した怪物ハープスターが桜花賞を制覇。
2着には阪神JFを勝ったレッドリヴェールが入り、3着はチューリップ賞2着の
ヌーヴォレコルトと力関係的に上位組がはっきりしている印象。
例年の傾向で言えば・・・桜花賞の上位馬をそのまま狙うのが筋、
という感じだと思います。
ただし、レッドリヴェールはダービーに挑戦となったことで
その穴を埋めるのはどの馬か?というのが分かれ目。
今週もじっくり楽しみつつ考えていきたいと思います(^^)/
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