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ヴィクトリアマイル(展開分析2)   担【けん♂】

ヴィクトリアマイル(東京1600m)について考えてみたいと思います。

基本的には前傾ラップになりやすい東京1600mのGⅠですが
ヴィクトリアマイルだけは毛色が違っており、過去8回の開催中、
前傾ラップになったのは2回(10年、11年)だけ。
46秒台中盤で前半を通過して僅かに後傾ラップになったのが
4回(07年、09年、12年、13年)と最も多く、
中には47秒台で行った超スローペースも2回(06年、08年)ありました。

ペース別ラップグラフ
VMペース2

スローペースとミドルペースの軌跡は類似しているものの、
ハイペースはまるで違っているわけで、こうなると求められる資質も
ガラリと変わってくるはず。

ちなみにペース別の上位馬の4コーナーでの位置取りは

    1着→2着→3着
ハイ  12  9  8(番手)
ミドル  4  4  6
スロー  7 11  7

となっており、ハイペースになると完全に差し優勢。
ミドルペースだと前優勢・・・というよりも好位差しくらいが良く、
スローにまで落ちると好位差しにさらに後方からの差しも突っ込んでくる
展開になっている感じ。
あまりペースが落ち過ぎると後方の馬も道中で詰め寄ってきやすくなる、
という影響が考えられます。

で、今年のペースですが・・・

おそらく逃げるのはクロフネサプライズ、もしくはケイアイエレガント
ということになりそう。

どちらもどうしてもハナを切りたい馬ではないので、枠順と出たところ勝負、
という感じになりそうです。

クロフネサプライズは前走で柴山騎手に乗り替わり。
阪神牝馬Sでは800mを45.5で引っ張っていましたが、
東京1600mでは過去のデータ(500万下以上)を見てみても
ハナを奪ったレースがなく、2番手で追走したレースはどれも
前半800mを47秒台以上で通過するスローペースばかり。

過去にはヤマニンメルベイユに騎乗して08年、09年のヴィクトリアマイルに
参戦していますが、どちらも2番手で追走しており、08年は47.9
超スローペース、09年は46.7とミドルペースながらスロー気味の
流れに乗って行っていました。
ヤマニンメルベイユ自身、クイーンSを逃げ切ったときには48.6
前半を通過していたわけで、基本的には速いペースを作りたがらない
騎手なのかもしれません。

ケイアイエレガントはこのところの主戦騎手、吉田豊騎手が引き続き騎乗。
3走前の節分S(東京1600m)を逃げ切ったときの800m通過タイムは
48.5という超絶スローペース。
ここ2戦は1800mを使っているのでペースは落ちて当然ではありますが
どちらも前半を48秒台で行っているわけで、こちらも出来る限り
ペースを落として先行したいタイプ、と考えて良さそうです。

もちろん、GⅠということでプレッシャーその他から思ったよりも
ペースが上がってしまう可能性もあるわけですが、ひとまず
ミドル~場合によってはスローで前半を通過する、と想定しておきたいと思います。

東京マイルは逃げ切りが難しい、と競馬関係者の間で意識づけされているのも
精神面で大きく影響しているのかもしれませんね(^^;

そうなると、基本的には好位差し優勢
後方からの差し馬が絡むかどうか、くらいの感じでしょうか。

★好位、中段差しの脚質の馬
ヴィルシーナ
エクセラントカーヴ
キャトルフィーユ
ストレイトガール
フーラブライド
ホエールキャプチャ
メイショウマンボ
ラキシス
レイカーラ
ローブティサージュ

★後方からの脚質の馬
ウリウリ
エバーブロッサム
ゴールデンナンバー
スマートレイアー
デニムアンドルビー
プリンセスメモリー

距離短縮(距離延長)の馬もいるので位置取りに関しては
枠順を見ながら考え直す必要がありますが、おおよそこんな感じに
なりそうです。

ちょっと人気を落としそうな好位差しの馬も多いだけに
意外に荒れ決着もあるかも?!

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