けいけん豊富な毎日

美しかった?美しくなった?  担【けん♂】

【サモトラケのニケ】
nike.png

某漫画の中で

女神ニケ像は不完全だから美しいのか、不完全なのに美しいのか

という一コマがありました。

不完全だから美しい、ならば頭部や腕をつけたら
美しくなくなる可能性があります。

不完全であることで、失われた部分に想像力を
掻き立てられる、という側面もありそうですね。

もしくは・・・長い歴史の中でパーツが失われて作られた今の姿は
波や風に浸食されて出来た自然の神秘な造形美に近いモノ
感じさせるのかもしれません。


逆に、不完全なのに美しい、となると完全体ならば
もっと美しい像だった、ってことになります。

本来持っていた美はどれほどだったのだろう・・・
という思いがこの像を美しく見せているのかも。

ただし、復元してみたレプリカなんかもありますが
そんなに美しくない気がするんですよね(爆)
・・・ってことはやっぱり不完全なところに美を感じているのか、
それとも復元の仕方が悪いだけで本当にしっかり復元出来れば
もっと美しかったりするんでしょうか。

日本の仏像や寺院も建立当時は金ピカだったり
赤や朱色といった派手なシロモノだったわけで、
おそらくは・・・今のイメージとはまったく違っていたはず。

もちろん、その当時のものを見ても迫力十分で
圧倒的な美しさがあったのかもしれませんが、
歴史の中で失われていった風合い、というものに
美しさを感じるのも日本人らしい感覚なのかもしれません。

結論が出るような話ではありませんが、
たまにはこういうことをボーっと考えるのも楽しいですね♪

私はアンバランスなものが好きなので不完全だから美しい、に一票かなぁ・・

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