けいけん豊富な毎日

14年新種牡馬についてpart1   担【けん♂】

POG馬のディアデルレイが京成杯で惨敗を喫して落ち込んでいるけん♂です。

少し気が早いですが、来期のPOG指名を考える上でも重要な新種牡馬について、
簡単にまとめておきたいと思います。

SS直仔の大物種牡馬があらかたデビューし終わり、そろそろ種牡馬界も
大きな転機を迎えようとしている印象。
いや、まだ転機の予兆の始まり・・・くらいでしょうか(^^;

現在はディープインパクトなどのSS後継種牡馬の時代
サンデーサイレンスの遺伝力は後継種牡馬に引き継がれ、ひとまずSS系全盛時代
続いていますが、さらに孫種牡馬にも能力が伝わるのかどうかが
大きな分岐点になると思われます。

これから登場してくるSS系「孫」種牡馬がどれだけ活躍出来るのか、
さらにキングカメハメハなどの別系統の後継種牡馬も登場、
海外からは新たな血の導入も進むわけで、種牡馬界も群雄割拠の
戦国時代
に突入しつつある気がします。

血の淘汰はダイナミックにそして急速に進むわけで、衰退するのも
あっという間。活躍馬を出し広がっていく血統、後継馬を出せずに
消えて血統・・・これからの数年間でも大きな変化が出てくると思われます。

SS系新種牡馬

カネヒキリ
168→175→158(頭)

父のフジキセキはすでに種付けから引退。
完全に後継種牡馬の時代に入ることになりました。
過去に種牡馬入りしたダイタクリーヴァはひとまず成功とはいえない
成績のまま尻すぼみになっており、その辺りには不安がありそうですが・・・

カネヒキリは06年の帝王賞後に屈腱炎になったときに種牡馬入りする予定が
あったそうですが、当時は需要が見込めず仕方なく現役続行になったという話。
08年に復帰し、そこからGⅠを3勝、結局そこから引退するまで
複勝圏を外さない好走を続け・・・10年に引退、種牡馬入り。

ここにきての種牡馬入りにはダートで活躍したことが逆に強味になっている印象。
SS系後継種牡馬の中でも一際違う魅力がありそうです。
ただし、ゴールドアリュールやクロフネと違って芝実績が一切ない、というのは
不安材料になるかもしれませんね。芝ダート兼用、というよりは
ダート専門種牡馬になる可能性が高そうです。

種付け頭数は初年度に168頭、そこから大きな変化はなく安定傾向。
馬産地での評価も悪くないと考えられます。
POG・・・としては微妙ですが、中央だけでなく地方の種牡馬界
大きな影響を与えてくるかもしれませんね。

キンシャサノキセキ
154→187→144(頭)

カネヒキリと同じくフジキセキの後継種牡馬。
豪州産、ということでこの馬もちょっと毛色の違うSS系種牡馬になりそうです。

現役時代の実績は結局短距離に大きく偏ったものになりましたが、
元々はマイル適性に期待されていた馬。
スタミナには問題ないものの、気性が強過ぎて短距離で使わざるを得なかった、
・・・ということで、種牡馬としても短距離専門ではない可能性はありそう。
もちろん、スピードのある産駒が出てくると思いますが、肌馬次第で
クラシック路線を意識出来る馬
も出てくるかもしれません。

2年目に大幅に種付け頭数が増加していますが、これは11年に
高松宮記念で連覇を達成した直後に種牡馬入りしたため、
初年度の種付けが4月の途中からにズレ込んだ影響。
要はそれだけ需要が高かった、ということだと思われます。

サクラバクシンオーも亡くなり、新たな内国産のスプリント種牡馬
求められているわけで、その意味でも産駒が活躍してくれることに
期待したいものです。

アドマイヤオーラ
62→51→23(頭)

実は・・・ダイワスカーレットに先着したことがある牡馬って
2頭しかいないんですよね。1頭はマツリダゴッホ、
そしてもう1頭がアドマイヤオーラ(シンザン記念)でした。

弥生賞を快勝したところまでは大物感抜群で皐月賞でも1番人気に
推されたのは当然の話。私も迷いなく◎を打った記憶があります。
しかし、まさかの出遅れで後方からになってしまい4着に敗れ、
ダービーでは3着・・・レース中に骨折していたことが判明し半年の休養。
うーん、運命の歯車が狂った・・・という印象(>_<)

復帰後に京都記念を制し、復活の狼煙を上げましたが
ドバイへの遠征でまたリズムを崩し、その後はOPでの3着が最高と
同じ馬とは思えない尻すぼみな結果に終わってしました。

当初から肌馬をそれほど集められず、受胎率も低いということで
どうやらいきなりから苦しい状況に陥ってしまったようです。
初年度産駒から余程の大物が出てこないとそのまま・・・(涙)

父のアグネスタキオンはすでにこの世になく、後継種牡馬として
期待されたディープスカイの初年度産駒は今のところ大苦戦中。
種付け頭数は多くとも肌馬の質に不安があるのでは、という
悪い予感が的中してしまった感じです。
アドマイヤオーラは種付け頭数自体も少な目ですが、同様に
肌馬の質に不安がありそうなので、二の舞になる可能性もありそう・・・。

アグネスタキオンが早世してしまったことで、このアドマイヤオーラ、
あとはキャプテントゥーレ辺りが頑張らないと
一気に血統が萎んでしまうわけで、ディープスカイの巻き返しを含めて
頑張って貰いたいものです。

マルカシェンク
38→11→6(頭)

デビューからの3連勝でサンデーサイレンス最後の大物、と期待されましたが
怪我で大事な時期を棒に振り、なんとか間に合わせたダービーでも
4着に敗れてしまいました。
その後は結局、関屋記念を制したのみで引退。
古馬GⅠでは馬券圏内どころか掲示板にも届かず、最後はダートに転向して
あがきを見せましたが、適性がないことを示しただけに終わってしまいました。

初年度の頭数も少ないですが、2年目、3年目にさらに激減。
すでに種牡馬引退、といってもいい状況に陥っています(>_<)
初年度産駒が相当な活躍をしないと・・・厳しいですね。

SS直仔の種牡馬は他にも多くいるわけで、その中で個性を発揮出来るかどうかは
正直微妙なところ。自身が怪我もあって中途半端な競走成績に終わってしまっただけに
産駒に無念を晴らして貰いたいところですが・・・

トーセンファントム
27→31→23(頭)

09年の東スポ2歳Sでローズキングダムのアタマ差の2着。
末脚では大幅に上回っていたわけで、無事にいけばクラシックでも
活躍する可能性は十分にあった馬だと思われます。

朝日杯FSで故障を発生、残念ながら引退となりましたが
同期のヴィクトワールピサ、その前の年のクラシックを席巻した
アンライバルド、ロジユニヴァースとネオユニヴァース産駒が予想以上の
成功をおさめた
影響もあってか無事に種牡馬入り。

少ないながらも今のところ安定して肌馬を確保。
中山に強い傾向が出ているネオユニヴァース産駒の中で
この馬は東京で鋭く脚を使えている点が興味深いところ。
父とはまた違った個性の産駒を送り出してくれるかもしれません。

出来れば早い段階で大物を出してくれればこのあとに続く
ヴィクトワールピサなどの同系種牡馬への援護射撃になってくれそうですが・・・

※SS系以外の新種牡馬については稿を改めます。

コメント


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こんにちわ^^
ディープスカイ産駒苦戦してますよね〜
でもまだこれからだと
思ってます(信じていますw)。
スカイ自身勝ち上がりに6戦を費やしたわけですし…
新種牡馬では父がまだ種牡馬として活躍してるか否か、
同父で種牡馬として活躍してる馬がいないかどうかを
重視しています。
そういった意味でフジキセキ後継2頭に期待しています。
…リーヴァは時期が悪かったとしか(汗)
実際サンデーサイレンスの孫が活躍したのは、
一部(菊花賞のダンダ産駒など)除いて
サンデーが亡くなってからですし。
そういった意味ではステイゴールド産駒が
活躍している間は
タキオンやフジキセキの後継種牡馬の方が
オルフェよりも魅力的なんじゃないかなぁって
期待しています^^
あと個人的にエルコンドルパサーの
後継種牡馬たちには
活躍してもらいたいです・・・



Verdor | URL | 2014年01月23日(Thu)10:38 [EDIT]


こんにちは

これだけサンデー系が飽和状態のなかで実績が低い種牡馬達が生き残るのはきつい。需要があるなら海外へ輸出していいと思いますが…。

1990年代3強と謳われたトニービン、ブライアンズタイムも後継種牡馬が大成功とはいえず廃れていきそう。種牡馬の道も大変ですね(>_<。)
そういえばJRAは馬場をソフトにする方向へシフトしたみたいですね。となると欧州のパワーのある血統の種牡馬が台頭することになるのでしょうか?

名無し | URL | 2014年01月23日(Thu)13:36 [EDIT]


>Verdorさん
ディープスカイ、おっしゃるとおり
自身が勝ち上がるのに時間が掛かったわけで
その辺りも産駒に伝わってしまっているのかも(^^;

父と子の関係はまさにそのとおり。
有力な父がまだ活躍しているのに、あえて
子の種牡馬は・・・なかなか選ばないですよね。
あえていえばオルフェーヴルはステイゴールドを
逆転する珍しい例になるかもしれません。

エルコンドルパサーは早世が本当に残念でした。
是非あの神秘の血をつないで貰いたいものです。

けん♂ | URL | 2014年01月24日(Fri)09:16 [EDIT]


>名無しさん
マルカシェンクは仏行きの話があったようですね。
国内需要が見込まれて取りやめになったという
話ですが・・・うーん、今からでも向こうに
行った方がいいのではないかと思います。

おっしゃるとおりトニービン、ブライアンズタイムは
後継種牡馬、と言う面で完全にサンデーサイレンスに
引き離されてしまいました。
タニノギムレット、ジャングルポケット辺りには
是非血を繋げて貰いたいものですが・・・

中山は顕著に変化が出ていますね。
東京開催でも変化が出てくるようだと
大きく種牡馬の選定にも影響が出てきそうです。
凱旋門賞を狙いたいという気持ちはわかりますが
なんか方向性が違うような・・・?(爆)

けん♂ | URL | 2014年01月24日(Fri)09:20 [EDIT]


こんにちは

馬場のソフト化は厩舎サイドの要望に応えてという話を聞きましたよ。(栗山求さんのブログより) やっぱり超高速馬場が馬に与えるダメージを考えての事なのかな? 京都競馬のタイムは異常なのが多いですし。

うろ覚えですがハットトリックが欧州に輸出されて結果を出しましたよね?マルカシェンクも輸出すれば喜ばれそうなのに。

名無し | URL | 2014年01月25日(Sat)11:30 [EDIT]


>名無しさん
厩舎サイドの要望ですか、JRAが対応した
ということが凄いですね。
高速馬場と足元との関係はいろいろ調べられて
いるようですが、どうやらあまり関係がない
という研究結果らしい(まだわかりませんが)
ようです。
高額な経済動物である側面もあるので
慎重を期す、ということは大切だと思いますが
あまり時計が掛かる馬場も負担になる
ような気もしますね(^^;

ハットトリックは世界を回って活躍してますね。
マルカシェンクにもチャンスを与えて
あげて貰いたいものです。
手遅れですがドリームパスポートも行って
欲しかったです・・・

けん♂ | URL | 2014年01月26日(Sun)04:51 [EDIT]


こんにちは

高速馬場と競走馬の故障(特に屈腱炎)には因果関係がないというのは聞いたことあります。たしか普段の調教等からくるダメージや疲れの蓄積が屈腱炎につながる云々 でしたっけ?
高速馬場に対応する為に強い調教する面もあると思うので個人的に馬場のソフト化には賛成です。

名無し | URL | 2014年01月26日(Sun)15:07 [EDIT]


>名無しさん
医療技術も進んできて、環境は改善されて
きていますが、やはりまずは怪我や故障を
しないのが一番。
ソフト化が効果を生むのであれば、そういう
方向に進んでもらいたいものですね(^^g

けん♂ | URL | 2014年01月27日(Mon)09:04 [EDIT]


 

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