というのは『鮮魚』の括りを誤解していた誤表示、と強弁しても
わからないでもないですが、レッドキャビアをトビウオの卵だとか、
九条ネギをそこらの白ネギ、青ネギ、芝エビをバナメイエビとか、
より安価な材料を代替品として使っておいて「偽装じゃなくて誤表示」
と主張するのは無理があり過ぎ。
さらに、それを「利益を求めたものではない」というのは無茶苦茶でしょう。
「シイタケの代わりにマツタケを使ってました、すいません。」
なんて例があれば別ですが(笑)
アルゼンチン共和国杯(東京2500m)について見ていきたいと思います。
【アスカクリチャン】牡6 56.0 (栗東) スターリングローズ×(ダイナレター)
函館記念3着、札幌記念2着と夏の北海道シリーズで活躍。
岩田騎手の手腕が大きく影響した感もありますが、年齢的な衰えは感じられません。
前走は59kgを背負って東京のOPで4着と踏ん張っており、コースへの
適性に問題はなさそうですが、2200m以上のレースには1回しか出走
しておらず(5着)距離延長は疑問。前が止まらないと厳しく
末脚勝負でも上位馬相手だと・・・
【アドマイヤラクティ】牡5 57.5(栗東) ハーツクライ×(エリシオ)
クラシック路線には間に合いませんでしたが、3歳秋の復帰戦から
今年の年明けのダイヤモンドSまで複勝圏を外さない好走を続けていました。
天皇賞春でも4着と健闘、目黒記念は10着と大きく人気を裏切って
しまいましたが、復帰戦の京都大賞典では4着と復調傾向。
スローからの急流勝負に適性が高く、淡々と引っ張られてしまうと不安があるかも。
過去の実績からはヒモ候補まで、という印象。
【イケドラゴン】 牡8 48.0 (美浦) ニューイングランド×(サクラユタカオー)
10年の目黒記念で2着がありますが、それ以降は複勝圏もない
成績が続いてしまっています。ハンデを貰っても好走実績がないだけに
格の高い重賞で急な好走を期待するのは酷かと。
【エックスマーク】牡4 55.0 (栗東) ディープインパクト×(Acatenango)
血統から期待度が高かった馬ですが、未勝利戦でなかなか勝ち切れず、
5戦目にやっと勝ったものの、続く自己条件では大幅に馬体を落として失速。
復帰戦で+26kgと馬体を戻して徐々に力をつけ、脚元を滑らせて
大事をとって競走を中止した1戦を挟み、この秋に1600万下を突破。
クラス慣れするのに時間が掛かる感じなので、初の重賞挑戦でまた
足踏みがあるかもしれませんが、好位から安定して末脚を使えるので
大崩れはなさそうです。東京実績がない点はマイナス材料。
前走がマイナス体重だったのでこれ以上減るようだと消耗が出てしまうかも。
【カルドブレッサ】牡5 54.0 (栗東) ジャングルポケット×(サンデーサイレンス)
年明けの日経新春杯では後方から最速の上がりで突っ込んで4着。
夏の復帰戦で1600万下を突破して臨んだ新潟記念では▲10kgと
馬体を落として11着と大敗してしまいました。
適性面ではそれなりに期待出来そうですが、重賞実績に不足があり、
状態を戻してきたとしてもヒモ候補の当落線上まで、という印象。
【コスモラピュタ】牡6 53.0 (美浦) ロージズインメイ×(トニービン)
11年のアルゼンチン共和国杯で18着と大敗。今年も同条件の
目黒記念で13着と敗れており、適性面に大きく不安あり。
OPでの好走はあっても重賞では不足のある成績が続いていて
6歳にして急な上昇は期待出来ないと思われます。
出てくればペースを考える材料に・・・
続きます。
