けいけん豊富な毎日

天皇賞春(展開分析2)   担【けん♂】

天皇賞春(京都3200m)に出走するサトノシュレンが逃げ切った
湾岸S(中山2200m)と、冬場に行われる同条件のAJCCの中でも
勝ち時計が近い03年、07年、10年とラップを比較してみました。

中山2200m
中山2200m

湾岸Sの前半~中盤まではかなりスロー気味に落ち着いています。
10年のAJCCがかなり近い感じでしょうか。

03年、07年のAJCCは締まった流れのまま後半に突入し、
最後に脚が止まる展開。後半に入っても加速ポイントはなく、
ズルズルとした消耗戦になっています。

スローで流れた10年のAJCC、湾岸Sは後半に入って急加速という点でも一致。
ただし、湾岸Sの方が仕掛けどころが早く、急なペースアップになっていることが
グラフからはっきりわかります。
さらに、10年のAJCCは最後に極端に脚が止まっているのに対し、
湾岸Sは最後まで11秒台をキープ
いくら前半で余裕を持てたとしても・・・これはちょっと凄いですね。
ロングスパートも急坂もまるで問題にしていません

天皇賞春は距離の関係上、どうしても中盤に緩みが生じるわけで、
じっくり脚をためてから後半に入ることになります。

最後の上り坂までジッと我慢して、下り坂からロングスパート、
という湾岸Sの再現のようなレースが出来れば後続を突き放す
レースが出来そうです。

で、今回サトノシュレンは幸騎手に乗り代わり。

幸騎手が京都3000m以上のレースに騎乗したのは31回。
そのうち、自分でペースを作って逃げたのは3回しかありません。
過去の天皇賞春(06年~)の平均ペースと後半2000mについて
グラフで比較してみました。

京都長距離:幸騎手が逃げた場合
京都長距離幸

道中の緩い、速いの違いはあるものの、かなり大きなポイントになっているのが、
下り坂に入ってもじっくり脚をためがち、ということ。

京都1600mにおけるシルポートの逃げ方、というところでも
明らかになっていましたが、加速するタイミングが遅かったり、
加速度が低かったり
しています。
・・・慎重派なんですかね?(笑)

結局、後続の馬に詰め寄る隙を与えてしまい、逃げ切れなく
なってしまうという結果に終わっているわけで、
サトノシュレンに関しても・・・積極的に強引に仕掛ける騎乗は
期待しにくい・・・と思われます(残念)

仕掛けどころが遅くなる、というのはゴールドシップにとっては
非常にラッキー。
逆にゴールドシップを封じ込めたい馬からすれば、
自ら動いて行かないと巻き込まれてしまうわけで、
かなりの積極性と度胸が求められることになりそうです。

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック