けいけん豊富な毎日

JCD(トランセンドについて)  担【けん♂】

JCD(阪神D1800m)について考えて見たいと思います。

今年は新鋭に期待が集まる感じになっていますが、ひとまず
このレースを連覇しているトランセンドについてちょっと
過去のレースを振り返ってみたいと思います。

昨年のJCDを勝って中央GⅠ3連勝を達成、今年のフェブラリーSでも
4連勝目を期待されていましたが・・・まさかの7着。
ドバイ遠征でも結果が出せず、長期休養後の復帰戦となった
JBCクラシックでも上位馬に大きく差をつけられた3着に
敗れてしまいました。

トランセンドは終わってしまったのか・・・?


おそらくですが・・・失速が始まる要因となったのは昨年の南部杯

★11年南部杯のレース映像は→ココ

11年の南部杯はフェブラリーSと同じ東京競馬場で行われました。
エスポワールシチー(松岡騎手)が先手を取り、トランセンドは
2番手を追走。

レース映像を観るとよくわかりますが、直線で外からダノンカモンにかわされて、
失速しかけたところから、最後に盛り返して競り勝った内容は強い!の一言。

【ラップ比較1】
ラップ分析1

過去のフェブラリーSの平均ラップと比較してみると
この南部杯のペースが異様に速く、前の馬に負荷が掛かっている
消耗戦になっていることがわかります。

トランセンドは元々、瞬発力勝負に弱く、長く良い脚を維持するのに
長けた馬なので、この展開がハマった感はありますが、
それにしても相当な消耗があったと考えられます。

続く昨年のJCDの馬体はそれまでの柔らか味のあるシルエットではなく、
堅く引き締まった馬体に変化をしていましたが、今考えると馬体に余裕が
なくなってきていたのかもしれません。

【ラップ比較2】
ラップ分析2

トランセンドは10年、11年とJCDを連覇していますが、
道中のペースの作り方は大きく変化をしています。

速いペースで淡々と引っ張った10年に対し、11年は道中で
じっくり脚をためてからのロングスパート
結果的に10年はクビ差だったところから、11年は2馬身差を
つけての圧勝となりました。

トランセンドの持ち味を活かした藤田騎手の好判断とも言えますが、
逆に言えば、前走の消耗を引き摺っていたために、ペースを緩めざるを
得なかった
・・・可能性がありそうです。

【ラップ比較3】
ラップ分析3

そして迎えた今年のフェブラリーS。
消耗を抱えながらJCDを勝ったトランセンドにすでに余裕はなく、
さらにトウショウフリークなどに先手を奪われてしまったこのレースは
南部杯ほどではなくとも、前年に逃げ勝ったフェブラリーS以上の
ハイペースで前半から引っ張られてしまい、さらに最後は
苦手な瞬発力勝負に持ち込まれて・・・何も出来ず完敗。

ドバイ遠征で結果が出せなかったのも当然の話だったのかもしれません。

今回は長期休養を挟み、完全に疲れを取った形で復帰。
JBCクラシックは離された3着に終わっていますが、
馬体を見た限りでは力強さは昨年以上
叩いて良化してきていると思われます。
あとは・・・エスポワールシチーの武豊騎手との先手争いが
大きなポイントになりそうですね。
昨年が本調子ではなかったとすれば、今年は本来の走りが
観れるかもしれません(^^)g

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