宝塚記念(阪神2200m)は雨に降られやすいこともあって
基本的にキレよりもパワーを要求されることが多いレースだと考えられます。
改装前のデータを含みますが宝塚記念の上位馬の上がり3ハロンを見てみると
・11年
1着 35.1 2着 34.5 3着 34.7
・10年 稍重
1着 35.8 2着 36.3 3着 36.6
・09年 良
1着 34.3 2着 35.0 3着 34.8
・08年 重
1着 37.3 2着 36.9 3着 37.2
・07年 稍重
1着 36.2 2着 36.6 3着 36.5
・05年 良
1着 35.7 2着 35.2 3着 36.1
・04年 良
1着 36.1 2着 36.2 3着 35.1
・03年 良
1着 36.0 2着 35.6 3着 37.0
・02年 良
1着 34.7 2着 34.5 3着 35.1
・01年 良
1着 35.1 2着 35.0 3着 35.4
33秒台で走った馬はおらず、のべ30頭中、34秒台で走った馬は6頭だけ。
そのうち34秒台前半を記録したのは1頭のみ。
馬場状態が相当良くても34秒台後半、少し傷めば35秒台、もしくは36秒台に
なってしまうレースだと考えて良さそうです。
今年の場合はちょうど週前半に台風が来ているので、週末は台風一過
ということで天気は回復しそうですが、タイミング次第で
湿った馬場になるかもしれません。
ひとまず、これを念頭に置いた上で過去の宝塚記念における上位馬を
脚質別に分類してみたいと思います。
昨年は良馬場で勝ったレースの上がり3ハロンをマッピングしましたが
今年は複勝圏に入ったレースでの最速値と最遅値をとってみました。
最速値は軽い馬場でキレ味のある脚が使えるかどうかの目安、
最遅値は上りが掛かる馬場状態で力強い脚が使えるかどうかの
目安になると考えられます。
【脚質マップ:宝塚記念】

※青丸→勝ち馬、赤抜き→2着馬
見事にほとんどの馬がスピードとパワーを兼ね備えた象限に集中。
基本的にはスピード能力はかなり重要で、33秒台の末脚を使った実績には
注目したいところ。
メイショウサムソンは1着条件にするとスタミナに偏った象限に
入ってしまいますが、速い上がりで複勝圏に入ったことがありました。
逆にスイープトウショウ、ブエナビスタなどはキレ味に偏った傾向が
出ていましたが35秒台の上がりで複勝圏に入ったことがあり、
パワー不足ではありませんでした。
特にブエナビスタは後方一辺倒から脚質転換をしていた点も
影響があったと思われます。
33秒台、35秒台どちらでも好走があるような馬が有力視出来そう。
今回の出走予定馬についても次回、まとめてみたいと思います。
基本的にキレよりもパワーを要求されることが多いレースだと考えられます。
改装前のデータを含みますが宝塚記念の上位馬の上がり3ハロンを見てみると
・11年
1着 35.1 2着 34.5 3着 34.7
・10年 稍重
1着 35.8 2着 36.3 3着 36.6
・09年 良
1着 34.3 2着 35.0 3着 34.8
・08年 重
1着 37.3 2着 36.9 3着 37.2
・07年 稍重
1着 36.2 2着 36.6 3着 36.5
・05年 良
1着 35.7 2着 35.2 3着 36.1
・04年 良
1着 36.1 2着 36.2 3着 35.1
・03年 良
1着 36.0 2着 35.6 3着 37.0
・02年 良
1着 34.7 2着 34.5 3着 35.1
・01年 良
1着 35.1 2着 35.0 3着 35.4
33秒台で走った馬はおらず、のべ30頭中、34秒台で走った馬は6頭だけ。
そのうち34秒台前半を記録したのは1頭のみ。
馬場状態が相当良くても34秒台後半、少し傷めば35秒台、もしくは36秒台に
なってしまうレースだと考えて良さそうです。
今年の場合はちょうど週前半に台風が来ているので、週末は台風一過
ということで天気は回復しそうですが、タイミング次第で
湿った馬場になるかもしれません。
ひとまず、これを念頭に置いた上で過去の宝塚記念における上位馬を
脚質別に分類してみたいと思います。
昨年は良馬場で勝ったレースの上がり3ハロンをマッピングしましたが
今年は複勝圏に入ったレースでの最速値と最遅値をとってみました。
最速値は軽い馬場でキレ味のある脚が使えるかどうかの目安、
最遅値は上りが掛かる馬場状態で力強い脚が使えるかどうかの
目安になると考えられます。
【脚質マップ:宝塚記念】

※青丸→勝ち馬、赤抜き→2着馬
見事にほとんどの馬がスピードとパワーを兼ね備えた象限に集中。
基本的にはスピード能力はかなり重要で、33秒台の末脚を使った実績には
注目したいところ。
メイショウサムソンは1着条件にするとスタミナに偏った象限に
入ってしまいますが、速い上がりで複勝圏に入ったことがありました。
逆にスイープトウショウ、ブエナビスタなどはキレ味に偏った傾向が
出ていましたが35秒台の上がりで複勝圏に入ったことがあり、
パワー不足ではありませんでした。
特にブエナビスタは後方一辺倒から脚質転換をしていた点も
影響があったと思われます。
33秒台、35秒台どちらでも好走があるような馬が有力視出来そう。
今回の出走予定馬についても次回、まとめてみたいと思います。
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