グラフにしてパターン分けしてみました。
★Aパターン(スローから加速していく展開)
★Bパターン(締まった流れの消耗戦)
各年で微妙な上げ下げがあるので、あくまでおおよそですが
ざっと上記の2パターンがあるようです。
ここ3年はAパターンが続いているわけで、
ネヴァブションが連覇のあとに3着に入っている、というのも
適性的に納得できることだと思われます。
各年の上位3頭の4コーナー位置取りの平均を比較すると
・Aパターン 3.3(番手)
・Bパターン 5.1(番手)
というように明らかにAパターンになる方が前の馬が有利になる
傾向が出ています。
後半に加速していけば、後方の馬が詰め寄りにくくなりますし、
逆にずっと速いペースで行けば前の馬が苦しくなるわけで
当然と言えば当然の話ですね(^^;
Aパターンになった場合は1~3番手につけた馬が少なくとも1頭、
多くは2頭が上位に絡む、というのが過去のデータ。
Bパターンになると前で残るのは・・・1頭が精一杯。
好位より後ろの馬が優勢という結果になっています。
どちらにしても後方からの馬は厳しい、ということになっていますが、
今年の場合はおそらく10頭立て以下になるので、そもそも
後方の馬自体が存在しませんね(爆)
改めて見直す予定ではありますが、ざっとメンバーを
見渡してもハイペースで引っ張るような強力な先行馬は不在。
多分・・・今年もAパターンになるのではないかと思われます。
・Aパターンに近いラップをこなしている馬
・4コーナーに向けて機動力を使って押し上げる競馬が出来ている馬
・先行気味に行ける実力馬
この辺りに注目して有力馬の過去のレースを見直してみたいと思います。