【ロケットマン】せ6 Viscount×(McGjnty)
21戦17勝2着4回(国際GⅠ2勝、シンガポール国内GⅠ3勝)
デビューから無敗の7連勝、2着馬に影すら踏ませず、7戦でつけた着差は
合計32馬身半という凄まじい成績を引っ提げて臨んだ09年のクリスフライヤー
インターナショナルSで香港の怪物セイクリッドキングダムにクビ差で敗れて
初黒星を喫してしまいました。
1戦を挟んで、今度はドバイに遠征。ドバイゴールでシャヒーンに挑戦し
キンセールキングに半馬身の差で及ばず、惜しくも2着。
1戦を挟んでクリスフライヤーインターナショナルSに臨みましたが
内を抜けてスムーズなレースをしたグリーンバーディーにクビ差で負けて3敗目。
秋にはスプリンターズSに挑戦予定でしたが、直前で回避となってしまいました。
年末には香港に遠征、前哨戦でとうとうセイクリッドキングダムを破って
リベンジを果たしますが、本番の香港スプリントでは南アフリカの
ジェイジェイザジェットプレーンにアタマ差で敗れてしまいます。
「大舞台で勝てない」という芳しくない評判が囁かれる中、
今年のドバイゴールデンシャヒーンを2馬身半差の圧勝!
ようやく国際GⅠ勝利を手にすることが出来ました。
クリスフライヤーインターナショナルSでも5馬身差の大圧勝。
国際GⅠ2勝目を手にし、年明けから現在5連勝中と絶好調です。
この秋の復帰戦(8/28)でも59.5kgを背負って5馬身差で
勝っており、調整面でも抜かりなし。
昨年の回避時点で「来年絶対に挑戦する」と宣言していたスプリンターズSに
公約通り参戦。果たしてどんな走りを見せてくれるでしょうか。
※秋には豪州でブラックキャビアとの頂上決戦も実現するかもしれません。
こちらも大いに楽しみです(^^)
以前の記事でも触れましたが、スタートで他馬を1馬身以上突き放す
ロケットのような反応速度の速さが持ち味。
そのまま自分で行くのではなく、他馬を行かせて2、3番手を楽に
キープしていつも自分のレースが出来るクレバーさも大きな武器ですね。
直線に入ってからエンジンをかけて・・・グイグイと伸びる速力があり、
スタイルは・・・先行差?!
前にいながら最速に近い末脚を使われてはどうしようもありません。
不安点は急坂経験がないこと。
これまでに走ったシャティンもクランジもドバイも平坦コースであるため、
持ち前の末脚をどこまで伸ばせるのか、というのが一抹の不安。
少々クビが高い走法であるのも気になるところです。
持ち時計に関しては日本より少し時計が遅い感じのシンガポールで
1.07.8を記録しているので問題はなさそうです。
今週末は私もロケットマンと一緒に打ち上げ予定(^^)g
ちゃんと衛星軌道に乗れるのか、大気圏で燃え尽きてしまうのか(爆)
世界のトップを争うトップスプリンターの走りに大注目です♪
