ふれておきたいと思います。
正直言って・・・あまり考えたくはないことではあるんですが、
競馬は生産者側からしたら「経済活動」なわけで、
各種事情や色んな駆け引きがあるのはある意味当然の話。
「見えざる手」がどこまで影響するかは別にして
過去の菊花賞について上位馬の生産拠点を見てみました。
【菊花賞:生産拠点】

印がついているのはいわゆる「社台生産馬」
昨年途切れてしまいましたが、それまで6年で5回のワンツーフィニッシュ。
一昨年までの3年は連続連対を果たしており、昨年も2着は社台生産馬でした。
まさに独占禁止法に引っ掛かりそうです(笑)
1着だけ見れば00年以降の10年で8勝と圧倒的な実績・・・凄い偏りです。
社台系列の中でも特にノーザンFの実績が優秀(●の印)
ここ7年の上位馬のべ21頭中、15頭が社台生産馬、そのうち
9頭がノーザンFとなっています。・・・実に7割以上が社台生産で
その内6割がノーザンF、軸として考えても良い実績と言えそうです。
今回の出走馬を見てみると・・・
★社台生産馬(太字はノーザンF)
レーヴドリアン
ローズキングダム
クォークスター
ネオヴァンドーム
カミダノミ
リリエンタール
出走馬の半数以上を占めることもある社台生産馬ですが、今年は半分に満たない
7頭とちょっと少なめ。それでも有力馬を含んで多数の出走となっています。
過去の傾向から言えば・・勝ち馬はこの中から出る公算が高そう。
・・・まぁそう考察したら昨年いきなり社台以外の馬に勝たれてしまった
わけですが(笑)
果たして今年の結果は・・・?
※背景については、成績上位を占める確固たる論拠になるわけではないと
考えています。あくまで傾向・・・今年が傾向に沿うのかどうか、
注目したいと思います。
