けいけん豊富な毎日

新潟記念回顧(騎手と馬との共同作業)  担【けん♂】

新潟記念が終わりました。

過去の傾向に沿って予想を組み立ててみましたが、
走ってみないとわからないのが競馬・・・
果たして今年のポイントはどこにあったのでしょうか。

予想は→ココ

結果は・・・

1着○ナリタクリスタル  1.58.4  上がり33.9
2着 トウショウシロッコ   クビ
3着 サンライズベガ
4着×メイショウベルーガ

6着◎スマートギア
7着▲バトルバニヤン
14×アルコセニョーラ
17△アドマイヤオーラ

※全着順は→ココ

うーん、やっぱり新潟は難しい(>_<)

レースを引っ張ったのは想定通りテイエムプリキュアでしたが
テン乗りとなった国分騎手は思い切った逃げを打たず、
馬群はある程度の長さを保ってまとまった形で進む展開。

12.9-11.4-11.9-12.0-12.4-12.1-11.4-11.1-11.0-12.2
前半1000m 60.6
後半1000m 57.8

函館記念で前半1000mを57秒台で引っ張った馬とは思えません(爆)
走るのは馬ですが、ペースを作るのは騎手と馬との共同作業
鞍上が代われば同じ馬でもまったく内容が変わる典型的な例に
なってしまいました。

今回は道中に12.5を超えるところのない平坦なラップ構成に
なっていますが、過去の新潟記念で同様の締まった展開になった場合の
ラップ計の平均は
前半1000m 59.0
後半1000m 58.8

明らかに今年の前半はスローペースになっていることがわかります。

新潟記念:ラップグラフ比較
新潟記念ラップ比較

こうして見てみると前半がゆったり流れていることと、
後半のペースアップ加減がよくわかります。

直線手前、直線入り口で加速が入っており、後方の馬が外を回す間もなく、
前の馬が引っ張る展開になっていますので、隊列は通常よりも長め。

直線での隊列
新潟記念直線

横に開いてはいますが、前が尖った・・・直角三角形のような隊列になっています。
こうなると前につけた馬が優位

好位から抜け出したナリタクリスタル、サンライズベガ、スリーオリオンに
中段辺りからトウショウシロッコ、その後ろからスマートギア、
メイショウベルーガなどが襲い掛かり、大混戦の状態でゴールになだれ込み
・・・結局3着までが同タイム、8着までが0.2秒差という
微差の中、ナリタクリスタルが追撃をしのぎ切って重賞初制覇となりました。

今回の展開は明らかに先行、好位の馬が有利になっていますが
それでも前と後ろがゴール前で入り乱れて決着しているわけで
微妙な綾で結果がガラリと変わるということが改めて印象付けられた感じ。
本当に難しいです・・・。

レース後のコメント

1着 ナリタクリスタル(幸騎手)
「直線で先頭に立つとソラを使っていましたが、よく頑張ってくれました。
ゲートをポンと出て、ある程度前の位置でずっと楽な感じでした。
手応え十分で直線に向きましたが、人気馬が外から追い込んで来ると思い、
最後まで気が抜けませんでした。ここに来て馬が力をつけていますから、
これから楽しみです。馬は初めての重賞ですが、今回は僕が馬に
重賞をプレゼントしてもらった感じです。
お世話になっている木原先生の馬で重賞を勝てたのも良かったですね」


(木原調教師)
「いつも小差のレースしか出来ない馬で、心臓に悪いですね。
もっと楽に勝てればいいのに…。長い直線のコースがいいと思って使いましたが、
今日は直線が長く感じました。初めての重賞ですが、勝ってみて
初めて重賞だったんだと気づいた感じで実感はありません。
本当に楽なレースが出来るようになるのは5歳になってからだと思いますが、
この後は馬の状態を見てぼちぼち強い相手にもぶつけてみたいと思います」


2着 トウショウシロッコ(吉田豊騎手)
「前のナリタクリスタルは交わせる感じで、実際にこっちの方が手応えは
あったんですが、そこからピリッとした脚がありませんでした。
もうひと伸びだったんですけど…」


3着 サンライズベガ(松岡騎手)
「思い通りに乗れたし、手応えよく行けたんですけどね。
ナリタクリスタルは交わせると思っていたのに、アタマ差まで詰めたところで
脚色が一緒になってしまいました。頑張っているんですけどね」


4着 メイショウベルーガ(池添騎手)
「内枠で脚をタメて行って、3コーナーで手前を替えたら
急にズブくなって後ろまで下がってしまって…。
直線ではステッキに反応してよく伸びているんですが…。
終わってみれば外枠が欲しかったですね」


5着 スリーオリオン(内田博騎手)
「前は交わせる感じだったんですけどね。今日は決め手の差が出た感じですね」

6着 スマートギア(武豊騎手)
「外に出すところがなかったですね。手応えもいつも通り、
少しモタついて歯痒い感じでした」


展開的には昨年と同様、スローで消耗度の少ない形
7歳馬のトウショウシロッコが踏ん張れたのも、その辺りが大きく
影響していると考えられます。
まぁ・・・正直ゴール前は混戦だっただけに、力の差が出たレースという
感じはなさそうです。大きなところを狙うにはまだ一歩手前。
より一層の成長を期待したいものです。

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| | 2010年08月29日(Sun)23:17 [EDIT]


 

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