予想は→ココ
結果は・・・
1着○アーネストリー 1.59.4 上がり35.4
2着△ロジユニヴァース 13/4
3着 アクシオン
4着×ヒルノダムール
5着▲ジャミール
6着◎マイネルスターリー
14×ヤマニンキングリー
※全着順は→ココ
スタートで躓いたヒルノダムールが少し遅れましたが、他は並んで
一気に前に寄せていくような展開。
ハナを切ったのはドリームサンデー。
外からロジユニヴァースが寄せて行って2頭でレースを引っ張る形に
なりました。
少し離れてアーネストリー、その後ろにマンハッタンスカイ、
フィールドベアー。
ヤマニンキングリーも強引に押して好位の後ろをキープ。
エアジパング、アクシオン、ヒルノダムールが続き、
ジャミール、シャドウゲイトは中段後方。
そのまた後ろにマイネルスターリー・・・
12.6-10.8-11.2-12.3-12.4-12.6-11.9-11.8-11.7-12.1
前半1000m 59.3
後半1000m 60.1
【ラップグラフ】

隊列が落ち着いたところでペースダウン。
12.6と緩むポイントを作っており、ペースアップのタイミングを
少し遅らせています。
遅めの仕掛けの割に加速の量は少なめ・・・急流になっていないので
隊列はグーッと密集した形になって直線へ。
完全に団子状態になったことで、内側に閉じ込められた馬は
にっちもさっちもいかず、前が開くのを待つだけ(涙)
後方から馬群に突っ込んでしまったマイネルスターリーは
さすがにどうにも出来ず終いになってしまいました。
スムーズに仕掛けることが出来たロジユニヴァースを
馬場中央からアーネストリーがしっかりとかわし切ってゴールイン。
ワンテンポ遅れてアクシオン、ヒルノダムールが追いかけてきましたが、
レースの大勢はすでに決してしまっており、3着争いが精一杯でした。
★レース後のコメント
1着 アーネストリー(佐藤哲騎手)
「力も違うし、安全策を取って外へ出して行きました。
やっと本格化してきて中距離の舞台でこれから楽しみになってきました。
騎手の言うことを聞いてくれるようになりましたし、
気持ちにメリハリがついてきました」
3着 アクシオン(岩田騎手)
「まだ本調子じゃないと思うけど、次へ繋がるレースが出来ました。
潜在能力の高さを感じたし、これをきっかけにして欲しいです」
5着 ジャミール(安藤勝騎手)
「外枠だったし、スタートから出して行きましたが、
いい位置を取れませんでした。外、外を走らされたし、
出して行った分、最後止まってしまいました」
6着 マイネルスターリー(三浦騎手)
「ゲートの中でうるさくて出負けしてしまいました」
12着 ドリームサンデー(池添騎手)
「自分の競馬は出来ました。具合も前走より良かったけれど、
前走とはメンバーが一味違いました。仕方ないです」
勝ったアーネストリーにとってはこれまで経験してきた
レースとほとんど差がない展開だったわけで、楽に運べたと
言って良さそうです。休養明けながらしっかりと引き締まった
馬体を作ってきており、なおかつ馬体増。
秋に向けて最高のスタートを切れたと思われます。
ロジユニヴァースも良化が見られました。
どうしても決め脚に不足があるので、今後も勝ち切れない
レースが続くかもしれませんが、状態を維持出来れば
これからも上位争いの一角に食い込んで来れそうですね。
3着争いは密集状態の中での追い比べなので、馬の力だけでなく
騎手の力が大きかった感じです。
7歳馬ながら飛び込んだアクシオンの能力はさすがと言うべきですが
岩田騎手の手腕があってこそ、という印象でした。
ヒルノダムールはチグハグなレースになりながらもしっかりと
結果を出してきました。力のあるところは見せたと思います。
ジャミールは・・・仕掛けどころが難しいですね。
ステイゴールド産駒は前が止まらない札幌では少し成績が悪化する
傾向があるようで、まさにその通りの結果となってしまいました。
外枠からで脚を使ってしまったのが影響したようで、力が付き切って
いない感じなのかも。
マイネルスターリーは・・・結果的に1枠1番という枠順で
下げて包まれたのが最悪。外を回すほうがまだマシだったかもしれません。
もっと前で競馬が出来る、と期待しましたがちょっと消化不良ですね(>_<)
三浦騎手は位置取りが良い、というのがウリだった印象ですが
このところ持ち味がまったく活かせていない感じ。
古馬重賞ではちょっと狙いづらい騎手になってしまっています。
奮起に期待したいところです。
