週末が近づくにつれ天気予報が変化。
日曜は降水確率50%と出ていましたが・・・土曜の晩の時点になって
再び解消。どうやら好天を維持したままでレースを迎えることが出来そうです。
今年の菊花賞にはロジユニヴァースを除くクラシック上位馬5頭が
全て出走してきており、例年の傾向で言えば夏の上がり馬の出番はない
というパターンの年。
しかし、今年は皐月賞とダービーで上位馬がガラリと入れ替わるという特殊な展開。
その上、皐月賞は例年にないハイペースの前崩れ、
ダービーもドロドロの不良馬場で行われており、
クラシック上位馬に対して「本当に強いのか?」という疑いがないでもない感じ・・
極めつけに、春の実績馬が強い傾向のある神戸新聞杯で新鋭イコピコが
あっさりとレコード勝ちをおさめ、混戦模様はさらに加速気味です。
実績か勢いか・・・
【出走枠順】

【これまでの考察】
考察する前に→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
馬体重分析→ココ
展開分析→ココ
距離適性分析→ココ
有力馬整理→ココ
背景について→ココ
展開想定→ココ
今年は先行馬に長距離ではダントツの実績を残している武豊騎手が騎乗。
妙な展開になる可能性は低く、菊花賞らしい正統派の内容?に
なってくると想定しています。
前半をそれほど緩めずに行くことで後方の馬は引っ張られないよう
脚をためようとするわけで、中盤にペースを落としても
隊列は相当長い状態を維持したままで後半へ。
脚をためた先行馬は下り坂を利用してペースアップ。
残り800mはロングスパート合戦・・・
後方の馬が差すことは非常に難しく、基本的に先行有利な展開。
好位、最低でも中段辺りから相当キレる脚を使える馬が
どこまで突っ込んで来れるか・・・
【今回の予想】
◎アンライバルド
○リーチザクラウン
▲スリーロールス
△セイウンワンダー
×シェーンヴァルト
×アドマイヤメジャー
アンライバルドは実績的にも上位、後半に押し上げて爆発的な
末脚が使える馬でここでは大いに期待出来そうです。
馬格、血統、騎手、生産牧場など全ての面で隙がなく
2冠達成の可能性も十分にありそうかと。
リーチザクラウンは馬体が大幅に良化しており、
前走以上の伸び脚が期待出来そうです。
気性的に問題がある馬なのでまさかの大ポカもないでもないですが(爆)
距離が長いことで逆に道中にリラックス出来れば
本来の能力が発揮できそうです。
前で末脚を伸ばせる馬だけに脚が止まらなければかわすのは難しそう。
馬体重は戻しておそらく500kgオーバー、
例年の傾向では勝ち切るまでは微妙かもしれません。
スリーロールスは明らかに実績不足でここで通用するのは難しそうですが、
前走の内容が秀逸。ペースがゆったりと落ち着けば
前から相当な伸び脚が使えるので、好走が期待出来そうです。
ここにきてガラリと変わった感じなので血統面からも
楽しみですね(^^)
セイウンワンダーはかなり良化が見込めそうです。
福永騎手なら上手く位置を取って前に粘り込むことも十分にありそう。
グラスワンダー産駒は京都の実績が非常に悪く、
その点では不安がありますが、距離延長はプラス材料。
卒がない競馬が出来たら・・・
シェーンヴァルトは血統的に距離延長、京都、どちらも大きくプラス。
このところ後方から届かない競馬が続いていますが
最後にはしっかり脚を使っているだけに、もう少し位置を上げて
脚を伸ばせば上位に絡む可能性も孕んでいそう。
条件的にはピッタリなだけに穴候補で押さえておきたい馬かと。
アドマイヤメジャーは脚質的にはピッタリだと思いますし、
前走緩めだった馬体も今回こそは仕上げてきそう。
上昇分には大いに期待出来そうですが、馬格がないのが
非常に気になるところ。最後に脚がもたせられるか・・・
次点候補としては・・・
イコピコは前走で素晴らしいキレ味を見せただけに、
逆に今回も後方で脚をためる方向に意識がいってしまいそうです。
前が止まらなければなかなか届かないレース・・・
どこまでやれるかは微妙かも。
ナカヤマフェスタは瞬発力系の血統なので外回りは微妙。
距離延長はプラスだと思いますが、外枠から好位につけられるかが
鍵になりそう。
セイクリッドバレーは馬体も状態も良く、血統的に京都はプラス。
自在性があるだけにある程度好位で競馬が出来れば
面白そうな1頭だと思います。
天皇賞春を勝った松岡騎手ですが・・・やはり京都では割引。
上位馬の出来次第で入れ替えをしようか迷うところかも。
こんな感じでしょうか。
激しい力勝負に期待しています(^^)g
