ダイワスカーレットの惜敗(あえて^^;)からもう1年が経つんですね。
今年もなんとか順調にブログの方も続ける事が出来てよかったです。
昨年は秋3戦、と宣言していたダイワスカーレットが急遽?有馬記念参戦を表明、
明らかに余力の少ない状態の3歳牝馬が見事に2着に入りました。
・・・というか個人的には勝つと思っていたんですけどね(笑)
いつもどおり、ハナを切って行ったダイワスカーレット、
4コーナーを曲がってさぁ直線!というところで名手安藤勝騎手が僅かに油断・・・
内側の馬場が荒れていることから
『まさか内を突く馬はいないだろう』
と少し大きく馬場中央に持ち出してコーナーリングをした瞬間、
すぐ後ろにつけていたマツリダゴッホがスッと内に切れ込んで
ダイワスカーレットをかわしてしまいました。
ここで内を閉めて曲がっていれば蛯名騎手も外を回さざるを得なかったわけで
そうなれば直線の追い比べでも少なくとももっと僅差・・・おそらくは
順位は逆転していたのではないかと今でも思っています。
今年は春に大阪杯を勝ったあと、骨瘤を患って長期休養・・・
順調さを欠いてしまったダイワスカーレットですが
夏の間に大きく太った体をなんとか絞って出てきた天皇賞秋で
完全に仕上がっていたウオッカと歴史に残る大激闘!
同期のライバル対決はウオッカに僅かの差で軍配が上がりましたが
状態の差や、レース内容を振り返れば本当に強い競馬をしたのは
ダイワスカーレット・・・と誰もが思ったのではないでしょうか。
以前はスローペースじゃないと勝てないんじゃないか、とか
いろいろと不安点を取り沙汰されてきたダイワスカーレットですが
今年のレース内容を見れば、ハイペースで引っ張りつつ
最後まで余力を残して走り切れる怪物牝馬であることは明白(^^)
順調に調整されて出てくれば昨年以上の内容が期待出来そうです。
安藤勝騎手ももう油断はしないでしょう(^^;
パッとメンバーを見た印象でライバルになりそうなのは
・マツリダゴッホ
・スクリーンヒーロー
でしょうか。中山専用機マツリダゴッホは後半に速いワンペースの
レースに非常に強く、今年は昨年以上に風格を感じます。
突然の大ポカのある馬ですが、今年も好勝負になりそうですね。
スクリーンヒーローは東京よりも中山のほうが合いそうな印象。
夏から使っているので疲労がどこまで出てくるか・・・
順調であればデムーロ騎手の手腕込みで怖い1頭になりそうです。
他に気になる馬は・・・
・エイシンデピュティ
・ドリームジャーニー
・アルナスライン
この辺り。
エイシンデピュティは順調さを欠いている分、出来に不安がありそうですが
前で競馬が出来て伸びのある末脚を使える点でレース展開にハマる可能性が
ありそうです。
ドリームジャーニーは馬格がなく、距離延長に疑問がありますが
これまでも酷斤量を克服してきているだけにここでもなんとか・・
瞬発力に秀でた馬でコーナーまでに押し上げる競馬が出来れば
血統的には長い距離はプラス材料、楽しみです。
アルナスラインはペリエ騎手に乗り代わったのが不気味です。
これまでも有馬記念で高い実績を誇る騎手だけに
能力を活かし切れば上位馬相手にも健闘がありそうな雰囲気。
調子がどこまで戻っているかと血統的に中山が合うかどうかが
ポイントになりそうかと。
最後のレースとなるメイショウサムソンや名手ルメール騎手を擁した
フローテーション、四位騎手に手綱が戻るアサクサキングスなど
2着以下は混戦ですね(爆)
なんてことを言ってると足元を掬われたりするのかも(^^;
では考察に入っていきたいと思います。
