けいけん豊富な毎日

キングジョージ回顧・・・痺れた・・    担【けん♂】

第56回キングジョージⅥ&クイーンエリザベスSが
行われました。

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レースを振り返ってみたいと思います。

世界最高峰と言っていい3頭の出走により、回避する馬が
相次いで結局6頭立てという少頭数のレースになった
今回のキングジョージ。
少頭数になったことで逆に実力がぶつかり合うガチンコ勝負
なりました。

スタート直後、レースを引っ張ったのはチェリーミックス。
ゴドルフィンがエレクトロキューショニストのペースメーカーとして
送りこんだ、と言われる馬です。
ハーツクライは戦前にルメール騎手がコメントしていた通り
3番手を追走。前には欧州最強馬ハリケーンランを置いての
展開となりました。
ルメール騎手の判断ですから仕方がないですが
ドバイシーマクラシックのような逃げの競馬も見てみたかったかな・・
とも思いますね(^^;
とはいえ3番手につける競馬は有馬記念でディープインパクトを
破ったときと同じ作戦
。ここで世界一を狙うためには
必然の一手だったのかもしれません。

エレクトロキューショニストは後方からのレース。
しかし800mを経過して上り坂に入った頃から
ペース上げジリジリと前にあがっていき、
気がつけば2番手まで押し上げてきていました。

逆にハーツクライはジリジリと下がり気味・・
5番手くらいにまで下がってしまったのは作戦なのか
それとも馬場が合わないなどの不安が的中してしまったのか・・

一時はこのまま惨敗・・まで覚悟したわけですが、
最終コーナー手前からルメール騎手の手が動きます。
グイグイと着順を上げ、外から被せるように先頭に

ハーツクライといえば元々差し一辺倒の馬。
強烈な差し脚こそがこの馬の持ち味と言えます。
日本の国内ではハーツクライが先頭に立ってしまったら
もうかわせる馬はいませんでした。
これは勝った!そう思わざるをえない完璧な展開!うわー!

しかしその内側でエレクトロキューショニストを操る
【世界NO1ジョッキー】デットーリ騎手の手が
物凄い勢いで動いていました。
完全に手の内に入れている馬だからこそわかるスパートのタイミング、
そして加速するのに必要な助走期間・・・

一度はハーツクライにかわされた電動死刑執行人が
ハーツクライの首を狙ってどんどん加速・・そして
なんと直線半ばで差し返してしまいます!
馬と騎手が一体になっているかのようにピッタリと
エレクトロキューショニストの背中に貼りつくデットーリ!
本当に凄いです。

しかし、もっと恐ろしい怪物が内側に控えていました。
最内の経済コースを通った欧州最強馬ハリケーンランの加速が
始まったのは500mの直線の半ばを過ぎてからでした。
日本が誇るハーツクライをかわし、そしてゼンノロブロイ
カネヒキリなどをいとも簡単に差しきった
このエレクトロキューショニストを
直線途中から差し切ってしまったのです。
気がつけば3/4馬身ほど引き離してゴールイン!
ハーツクライはエレクトロキューショニストに半馬身ほど
遅れた3着となりました。

世界は広い!
鳥肌が立ちました・・。
明らかにこの3頭しか走っていなかった、そう言い切れるほどの
三つ巴の叩きあい・・・
しかしハーツクライの1馬身先にいたハリケーンラン・・
その差は縮まることのない1馬身に見えました。

欧州の重い芝にも同じ父を持つハーツクライが対応できたことは
凱旋門を狙うディープインパクトにも好材料となったと
思います。
ハーツクライのリベンジを果たせるのか?
はたまたハリケーンランがふたたび嵐の激走で
日本馬の野望を打ち砕くのか・・。

しかし・・・本当に痺れましたね~(^^;
なんか凄すぎてレースが終わった途端ほうけてしまいました(笑)

関西放送を観れなかった方、今回たまたま観損ねてしまった方、
多分JRAのサイトなどでこのレースも見れるようになると
思いますが・・・必見です!
このレースで「世界」を観てください。

コメント


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本当に痺れました

素晴らしい回顧ですね。

この回顧を読んでるだけで、もう一度、痺れましたから(笑)。

私も、あの1馬身は、決定的な1馬身だと思います。

もちろん、日本の馬場で走れば逆転できると思いますが。

それくらい、日本と世界の距離は縮まっているということですよね。

また楽しみにしております!

治郎丸敬之 | URL | 2006年07月30日(Sun)13:12 [EDIT]


ありがとうございます(^^)/

最近気になっていることのひとつに
日本馬の距離適性が全般的に短くなって
きているのではないか?ということが
あります。
スピード面を強調し過ぎて本当にバランスの
とれた中長距離馬が出にくくなっているのでは
ないかと。
今後世界で戦える馬を生み出していくためにも
血統面、賞金面など環境の整備が必要に
なってくる予感・・。せっかくここまで来たのですから
続いていく馬が現れて欲しいですね。
そしていつか・・

けん♂ | URL | 2006年07月30日(Sun)17:22 [EDIT]


マジ、悔しい!!

最後の直線、絶対に勝った! っと思ったんですが……
あの2騎は、本当に化物ですね……
しかし、府中2400mならば絶対にハーツは勝ちます!
是非ともJCでリベンジマッチが見たいものです!

凱旋門賞のディープ、是が非でもハリケーンランに勝ってもらいたいですね!
あの馬に勝ったならば、一切の疑問の声があがらない最強馬として永遠に語り継がれる筈ですから!

夜流田 | URL | 2006年07月30日(Sun)20:09 [EDIT]


ハリケーンランは凱旋門のあとアメリカBCターフに出て
引退・・・らしいです。
ハーツも追っかけてアメリカ遠征とか・・?
無理かなぁ・・

けん♂ | URL | 2006年07月31日(Mon)12:24 [EDIT]


 

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