【アイポッパー】牡8(栗東) サッカーボーイ×(サンデーサイレンス)
今回で4回目の天皇賞春挑戦になります。これまでの最高位は3着ですが
正直なところ、もっと上位・・戴冠があったとしてもおかしくないほどの
京都長距離適性の高い馬だと思います。本来は好位につけてキレる末脚が使える馬ですが
昨年、一昨年とも出遅れて後方からになってしまい届かず終い、
それでも4着と格好はつけています。
年齢の割りに出走回数が少なく、馬体が若いので8歳という衰えはそれほど
意識しなくて良さそう、また基本的に長距離重賞は若い馬が強い中で
この馬だけが6歳以上で勝ったり連に絡んだりしている点は要チェックだと思います。
【アサクサキングス】牡4(栗東) ホワイトマズル×(サンデーサイレンス)
休み明けの大阪杯は+16kgで3着。
ステップとしては最高の状態で春を迎えた感じですね。
大阪杯では最後の坂で微妙に失速しており、坂のない京都に代わるのは好材料。
直線でのキレ味の面で不安がありますが上位進出は充分可能な能力がありそうです。
【アドマイヤジュピタ】牡5(栗東) フレンチデピュティ×(リアルシャダイ)
+16kgと太目残りになった日経新春杯は荒れ馬場に脚を取られて4着と
まさかの失速。しかし前走の阪神大賞典ではグッと体を絞ってあっさりと
巻き返してきました。長距離をこなすスタミナを母系から受け継いで
最後に34秒台の末脚を前から伸ばせる能力馬。直線勝負になれば前走のように
後続を突き放しての圧勝まで。
【アドマイヤフジ】牡6(栗東) アドマイヤベガ×(Be My Guest)
京都記念では+20kgで2着。阪神大賞典では少し絞ってきたものの
後方から伸び切れず・・・6着。やはり微妙に距離の壁があるのかもしれません。
京都適性は高い馬だと思いますがキレ味、スタミナなど色んな面で
上位馬には何枚か足りない印象です。
【アドマイヤメイン】牡5(栗東) サンデーサイレンス×(ヘクタープロテクター)
前に行くと直線でやる気をなくす・・・では後方からなら?と試したような
前走の大阪杯でしたが・・やはり気持ちは燃え上がらず終い(涙)。
菊花賞でのイメージがあってハイペースの逃げ馬扱いをされる傾向がありますが
この馬の持ち味は平均ペースの逃げだと思います。
淡々と逃げてそのまま押し切る・・・元々直線でのキレ味には不安がありますので
京都での競い合いは分が悪そうです。
【アドマイヤモナーク】牡7(栗東) ドリームウェル×(トニービン)
冬場に調子を上げて天皇賞春挑戦・・状況的には06年に近い感じがします。
06年は相手が悪かった(ディープインパクト)とも言えますが
14着では言い訳は出来ず。今回はどこまで頑張れるでしょうか。
中段後方辺りからの競馬になりますので、前の馬を切れ味で上回らないと
勝機はないわけで・・・開幕2週目の馬場はこの馬にとってはマイナス要因。
ハマれば相当な強さがありますが・・・展開が合わないかも。
続きます。
