けいけん豊富な毎日

ドバイワールドC回顧(世界の高い壁)  担【けん♂】

ダートの世界一決定戦、ドバイワールドCが行われました。

ドバイワールドC(D2000m)
世界最強馬と呼ばれたインヴァソールのあとを継いで米ダート界の中心で
活躍してきたカーリン1.3倍と圧倒的な人気を集めた今年のワールドC。

日本からは充実著しいヴァーミリアンが昨年のリベンジを目論んで再度の挑戦。
日本では圧倒的な強さを誇るヴァーミリアンですが、昨年はインヴァソールに
14馬身以上離されての5着
・・・世界の壁の厚さは紛れもない事実です。
今年はどこまで詰め寄れるか・・・

スタートから飛ばしていくカーリン
その内側からウェルアームド、アジアティックボーイが先頭を主張していきます。

ヴァーミリアンは先行集団の最後尾になんとか取り付いていこうとしますが
徐々についていけなくなってきてしまいました(涙)

ある程度かたまったままで進んで行った展開でしたが、最終コーナー手前で
前3頭が後続を完全に突き放して馬群は一気に長くなってしまいます。

内側を上手く回ってウェルアームドが2馬身ほどリードを保って直線へ、
続いてアジアティックボーイ、その外を回ってカーリン

激しくムチを使い追い続けるアジアティックボーイのムルタ騎手に対し、
カーリンのアルバラード騎手は馬なりにもったままでグイグイと前に迫ると
あっさりと先頭に立ってあとは引き離す一方・・・。
抜け出してから気を抜かないように軽く何発かムチを入れましたが
手応えの違いは誰の目にも明らかでした。
最後は軽く抑えるように余裕のゴールイン
衝撃的な強さを見せつけました。

ヴァーミリアンはかなり遅れて直線に入りましたが、すでに手応えがなく
ズルズルと後退・・・結局約40馬身ほどカーリンに離された最下位での
ゴールインとなってしまいました(>_<)

昨年の勝ち時計よりも約1秒くらい遅い時計ですので
今回の大敗ぶりは明らかにおかしな感じ・・・何か調整に失敗したのか
それとも何か体に問題があったのか・・。
エルコンドルパサー産駒なだけに脚元にも不安がありそうですし
無事だといいんですが・・・

現状では米のNo1はそのまま世界のNo1・・・
昨年に引き続き恐ろしいほどの強さを見せ付けた米ダート界。
日本馬がこのレベルに追いつくには・・・今のシステムでは
難しいかもしれませんね(>_<)

ドバイワールドC結果
1着カーリン       2.00.1
2着アジアティックボーイ 73/4馬身
3着ウェルアームド     1/4馬身

12ヴァーミリアン


★ドバイワールドCのレース映像は→ココ

今年は日本からの出走馬がなかったシーマクラシック(芝2400m)
南アフリカから移籍したサンクラシークが優勝。
これまでほぼ無名の馬でしたが南アフリカではGⅠを3勝している実績馬。
ドバイでも2連勝中と好走していただけにこれからの活躍が楽しみです。

2着には香港のヴィヴァパタカ
クイーンエリザベス2世Cでアドマイヤムーンを破っている実力馬です。
昨年の香港Cではラモンティに破れて2着になっているものの
世界に通用する力があることは間違いないですね。

3着にはマンノウォーS、香港ヴァーズとGⅠ連勝中だったドクターディーノ
世界を股にかけて活躍している馬だけに今年も期待できそうです。

★ドバイシーマクラシックのレース映像は→ココ

サンクラシークはなんとフジキセキ産駒
豪州にシャトル種牡馬として行ったときの産駒だそうです。
豪州生まれのフジキセキ産駒・・・
あれ?高松宮記念にもそんな馬がいたような?!(笑)

コメント


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やはりカーリンの強さは圧倒的でしたね。
ヴァーミリアンはもっとやれると思いましたがやはり日本との馬場の違い、ペースの違いが大きかったのでしょうか。
こういうレースを見るとやはり思うのはポリトラックによるオールウェザーコースの導入ですね。
アメリカは近い将来主な競馬場は全部これに変わるでしょうからそうなればドバイもこれに習うでしょう。
美浦のトレーニングセンターでも導入されて日本でも馴染みが出て来ましたから是非とも考えてもらいたいですね。
アメリカ、ドバイ、日本と同質のダートコースが出来るならばその差は間違いなく詰まる筈、
ダート(と呼べるのかどうかは分かりませんが)でも日本の馬が頂点を争う日が待ち遠しいですね。

ドバイシーマクラシック、高松宮記念とフジキセキ産駒が大活躍ですねえ。
先日フジキセキの記事を書いたのでこりゃタイムリーだったかなと(笑)
でも日本から世界に血統が広がる事は嬉しいですね、
そういえばグラスワンダーもシャトルで出ていたけど産駒の音沙汰ないですね(爆)

temporalis | URL | 2008年03月30日(Sun)20:57 [EDIT]


>temporalisさん
そうですね。まず同じ環境で比べて
どのくらいの差があるのかを把握することから
始める必要がありそうです。
アメリカの動きは大きいですから
世界標準として日本側も合わせざるを得なくなると
思いますので、早く一歩を踏み出してもらいたいですね。

何年か後に今回のリベンジをしてくれる馬が
出てくることに期待しましょう(^^)/

けん♂ | URL | 2008年03月30日(Sun)21:11 [EDIT]


大変ご無沙汰しております…。
正月から負け続けで、競馬と微妙に距離を置いていましたが、GⅠシーズンの到来ということで、1も2もなくのこのことこの世界に戻ってまいりました(笑)
ホント、競馬病ってタチが悪いです(笑)

時計面を見ても、厳しい戦いになるとは思っていましたが、最下位になるとはさすがに予想していませんでした。
上手く行けば掲示板くらいはあるかな、くらいに考えていたんですが…。
故障か、他の何かが原因なのか、全く不可解な敗戦でした。
このレースでいきなり燃え尽きた、なんてことじゃなければいいんですが…。
強かった馬が急に変わってしまうなんてことは、過去の例を見ても枚挙に暇がないわけでして。
ちょっと心配です。

国内無敵の王者がこれでは、日本の馬が世界のダート界の頂点に立つ日なんて永遠に来ないのではないかと思ってしまいます。
数十年前には芝に関してもそう思われていた時代があったわけですし、そこまで悲観することでもないのかもしれませんが。

しかしこうして見ると、メンバーに恵まれたとか何だとか言っても、トゥザヴィクトリーが2着になったというのはとてつもない快挙だったのだと改めて思わされますね。

チョルモン | URL | 2008年03月30日(Sun)22:08 [EDIT]


>チョルモンさん
お帰りなさい(笑)
これからが楽しい季節ですもんね(^^)

ヴァーミリアンに関してはもちろん実力不足も
大いにあると思うのですが(残念ながら・・)
フェブラリーSで仕上げたことがまずかったと
いうのもありそうです。
調子の下り坂でなんとかなるレースじゃないですもんね。

昔、日米野球でボカスカとホームランを
打たれ放題だった時代のことを思い出しました。
当時は野球でメジャーに勝つなんて夢のまた夢だったのに
今では互角以上に戦えるようになったわけで
やはり見据える目線の高さを変えなければいけませんね。
システムから根本的に見直して世界に近づいて
いってもらいたいと切に願います。

トゥザヴィクトリーは今の状態を考えると奇跡?!
まさに偉業です(^^)g
個人的にはクロフネが出ていれば・・・と
考えてしまいますね。
いつか産駒に大物が出れば・・・

けん♂ | URL | 2008年03月30日(Sun)22:29 [EDIT]


ヴァーミリアンはとても好きな馬なので大変残念です。
巷では馬場差と言われていますが、個人的には日本のダートはレベルそのものがあまり高くないのが原因だと思っています。
そもそも日本ではみんなが芝を目指して(言い方に語弊があるのは承知ですが)ダートはニ軍です。
その戦力で世界のトップと戦おうというのに問題があるのではないかと。

生粋のダート馬であるユートピアは向こうのG2を楽に勝ってますし、アドマイヤドンはドバイと日本の両方で似たような差でフリートストリートダンサーに負けています。
JCDにおいて米国馬はほとんど活躍していませんが、そもそもBCレベルの馬は来ていません。
芝馬なら向こうのダートに合っていると聞きますが、サンプル数もない話で疑問です(試す価値はあると思います)し、大敗したドンやヴァーミリアンだって一応芝の重賞馬です。

「ドバイの壁」の本質は馬場よりも実力ではないかと。
馬場に目を向けることも重要かもしれませんが、ダートの地位向上が無ければ…。

めずろ | URL | 2008年04月01日(Tue)15:50 [EDIT]


>めずろさん
おっしゃるとおり、ダートで世界を目指すシステムには
なっていないのが現状でしょうね。
今回のヴァーミリアンは負け過ぎではありますが
いくら調子が良くてもその差はそれほど
縮まらなかったと思います。

欧州の芝馬がたまにBCに挑戦したりしていますが
大概は話になっていないのが現実。
日本の芝馬がダートに挑戦しても・・という
感じはどうしても拭えませんね。
ダートの能力が高すぎて芝でもこなせる
スピードのある馬・・・そんな都合のいい馬が
どこかにいたらいいんですが・・。

まずは地位向上ですよね。
まったく同感です(^^)

けん♂ | URL | 2008年04月01日(Tue)19:26 [EDIT]


 

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