けいけん豊富な毎日

JC(各馬分析1:外国馬) 担【けん♂】

外国から有力馬が参戦するということで大注目のJC(東京2400m)
まずは気になる外国馬について見ていきたいと思います。

アルティストロワイヤル】牡6 米 Danehill×(Manila)
これまでの戦績は(5-6-4-5)GⅠ1勝
2000m辺りが得意距離ですが2400mの重賞でも2着、3着と好走しています。
前走ではGⅠ3勝馬のザティンマンに勝っており、ここ7走は複勝圏を外さない
堅実ぶりを示しています。好位を追走して抜け出すスタイルなので安定感がありますね。
血統的にはディラントーマスと同じデインヒル産駒であり、日本の馬場への適性も
かなり期待できそう。3走前のハリウッドターフC(3着)が行われた
ハリウッドパーク競馬場はアメリカンオークス(シーザリオやアサヒライジングが好走)
の舞台ですから、芝の感じも近いのかもしれません。
格的にはそれほど上位ではありませんが適性と勢いが怖い1頭です。

ハリカナサス】牡3 英 Cape Cross×(Relaunch)
これまでの戦績は(5-1-1-6)GⅢ勝ちが2回。
フランスダービーでは15着と大敗してしまいましたが、ここ4戦はかなり
安定した成績。重賞2勝を含めてかなり上位争いをしています。
ケープクロス産駒というと女傑ウィジャボードがいますね。
ウィジャボードは日本でも好走を見せており、血統的な面では日本の馬場への
適性は高そう
です。これまで好走したレースは全て少頭数のレースで
10頭以上のレースでは大敗続き・・・相当揉まれ弱いところがある感じです。
フランス遠征でも結果が出ていない点で輸送に対する不安もありますね。
格、能力、状況などかなり厳しい感じ・・・。

ペイパルブル】牡4 英 Montjeu×(Zafonic)
これまでの戦績は(6-1-1-6)GⅠ勝ちはありませんがGⅡ2勝、GⅢ2勝
あげています。
3歳時にはGⅡのレースでのちのBCターフ馬レッドロックスを破るなどの
好走もありましたが英ダービーではサーパーシーに9馬身差と大敗、
ニエル賞では凱旋門賞馬レイルリンクに完敗と目立った結果は残せていません。
ほぼ直線だけで構成されたニューマーケット競馬場での最後の一伸びには
素晴らしいものがありましたが(レース映像参照)、基本的に少頭数でしか
結果が出ておらず、揉まれる競馬に対する適性は微妙です。
前走で上のハリカナサスに破れているのも気になるところ。
血統的には日本の馬場への適性では大いに疑問があるモンジュー産駒・・・
当日に雨が降るなどの条件がなければ苦しいかも。
プリンセスオブウェールズ(GⅡ)レース映像は→ココ

ディラントーマス】牡4 愛 Danehill×(Diesis)
これまでの戦績は(10-4-1-4)GⅠ6勝とこれまでの海外からの参戦馬の中でも
最上位クラス。凱旋門賞で国際レーティング1位のマンデュロとのリベンジマッチが
期待されましたがマンデュロの故障で叶わず・・・現役では世界最強と目される馬です。
中段後方辺りから徐々に進出し、直線に入ってスッと抜け出すとあとは突き放すだけ・・
加速力と持続力に優れた脚質、うーん・・メイショウサムソンと並んで走って
もらいたいですね(^^;
日本でも結果が出ているデインヒル産駒。
あとで見直しますがデインヒル産駒の芝での複勝圏率は32.9%と非常に優秀です。
ただし距離は1600~2000m辺りが良く、2400mはちょっと微妙。
凱旋門賞後にファロン騎手も2400mはちょっと長いとコメントしており、
輸送の消耗を含めてスタミナ面での不安がありますね。
もうひとつの不安は雨に弱い点。BCでも雨にやられたという面があり、
今週の天気が気になるところ(予報では晴れです^^g)
今回騎乗予定のムルタ騎手はキングジョージS(1着)のときの鞍上ですが
BCで大敗したことにより、名誉回復のために騎乗させるとオブライエン調教師が
コメントしている模様。おそらく背水の陣の気持ちで騎乗してくるのでは・・(^^;
キングジョージSレース映像は→ココ
 凱旋門賞レース映像は→ココ

サデックス】牡4 独 Sadler's Wells×(Irish River)
これまでの戦績は(6-1-2-3)、GⅠ1勝、GⅡ2勝
凱旋門賞では微妙な不利もあり、ディラントーマスと6馬身差の6着と破れてしまいましたが
その2走前のシャンティ大賞典では、のちのサンクルー大賞典馬の
マウンテンハイを破っており、力関係ではかなり上位にいる馬だと考えられます。
血統的には日本で実績が出せていないサドラーズウェルズ産駒
唯一のGⅠ勝ちであるラインラントポカルも重馬場だっただけに
軽い高速馬場への適性は微妙です。
多頭数でのレース経験が乏しい(最多で15頭)のも気になるところ。
上のディラントーマスも同じですが、結果を出している重賞レースでの
斤量は60kgだったりするので、今回の57kgは相当恵まれる感じがあります。
この辺りの影響も出てくるかもしれませんね(^^;
ラインラントポカルレース映像は→ココ
 シャンティ大賞典レース映像は→ココ

コメント


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まったく今回の外国産馬との相対比較は、イメージがわきそうもありません。

安田記念のように香港馬バッサリと思えるのならいいのですが、そうはいきっこないですからね。逆にレースを見るだけならとても楽しめそうです。

今回は自分で予想というより、専門誌等でどんな相対比較をするのか興味深いところです。もちろん、けん♂さんの考察がどうなるのかも注目しています。
サムソンの単1本でいくかも? はたしてオッズは?

よそうや | URL | 2007年11月20日(Tue)04:23 [EDIT]


>よそうやさん
メイショウサムソンが凱旋門賞に出ても
ディラントーマスには歯が立たなかったと思いますが
(失礼^^;)
日本でやるならわかりません。
なによりサムソンは完璧なローテで順調にきているのに対し、
向こうは愛→米→愛→日と長距離輸送を短期間に
繰り返しており、まともな状態であるわけがないので
つけ込む隙は充分にありそうです。
能力でやられるか、状態で勝るか・・・
今のところそんな感じで見ています(^^)
難しいですね~

けん♂ | URL | 2007年11月20日(Tue)12:56 [EDIT]


 

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