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安田記念(香港馬分析)  担【けん♂】

安田記念に参戦する香港馬について見ていきたいと思います。

各馬については→ココ(各馬分析3)
※過去の全てのレース映像なども確認できます。

香港の沙田競馬場は右回り、芝はちょっと重めのようで
時計は微妙に日本よりかかる傾向があります。

2000mのレコードタイムは 2.00.1
2000mで行われるGⅠ、クイーンエリザベスⅡ世Cは
例年2.01~2.03程度の勝ち時計となっています。

毎年1.58~1.59程度で決着する天皇賞秋(東京2000m)と
比較するとよくわかりますね。

また1600mで行われる香港マイル、チャンピオンズマイルを見てみると
香港マイルの歴代最速は1.33.4(ザデューク)
チャンピオンズマイルの歴代最速は1.33.7(ブリッシュラック)
となっています。
ここ数年でタイムがどんどん速くなっている傾向がありますので
香港馬のスピード化については意識しておく必要がありそうです。

ちなみに安田記念のレコードは1.32.1(アグネスデジタル)で、
ここ4年間は全て1.32秒台の決着となっています。

つまり香港馬が日本で好成績をおさめるには卓越したスピード能力が求められる、
と考えられます。

昨年の安田記念で走った馬の直前のレースを見てみると・・・
【ブリッシュラック】
06安田記念       1.32.6 1着
06チャンピオンズM   1.33.7 1着(自己最速タイ)

05安田記念       1.32.5 4着
05チャンピオンズM   1.33.7 1着(自己最速)

【ジョイフルウィナー】
06安田記念       1.33.0 3着
06チャンピオンズM   1.34.1 3着(自己最速タイ)

【ザデューク】
06安田記念       1.34.2 15着
HSBCヴァーズ     1.13.1 5着(1200m:重)
HSBCプレミアC    1.34.7 5着(2月に行われたレース)

好走する香港馬についてはある程度の傾向が推測されます。
・直前まで順調にレースを消化している(長期休養が近くにない)
・直前のレースで速いタイム(好成績)を出している


日本への輸送は当然ですがかなりのストレスになりますので
馬体重を大幅に落としてしまったりすることも出てきます。
少なくとも輸送後に調子を上げてくる、ということは考えづらく
いかに香港での調子を維持するか・・・にかかってくると思われます。
ということは香港ですでにピークに近い状態になければ
日本で好走するわけがない、ということになりますね(^^;

では今年の馬はどうなのでしょうか?

【ジョイフルウィナー】
チェアマンズT     1.34.6 3着(3月)
QSジュビリーC    1.20.9 1着(4月)
チャンピオンズM    1.34.7 2着(4月末)

【グッドババ】
ニューイヤーC     1.20.9 1着(2月)
チェアマンズT     1.34.2 1着(3月)
チャンピオンズM    1.34.9 5着(4月末)

【エイブルワン】
香港ダービー      2.03.2 4着(3月)
プレミアプレート    1.48.3 5着(4月)
チャンピオンズM    1.34.5 1着(4月末)

【ザデューク】
スチュワーズC     1.34.9 6着(1月)
QSジュビリーC    1.20.9 2着(4月)
チャンピオンズM    1.34.7 3着(4月末)

ローテーション的にはどの馬も順調にこなしてきているようです。

ジョイフルウィナーは安田記念後に4ヶ月の休養。
その後4戦続けて掲示板を外す不振ぶりでしたが、この春から調子を上げてきています。
ただし、異様に決着タイムが速かった12月の香港マイルで1.33.8(6着)を
出している以外は速い時計を出せていないのが気になりますね。

グッドババは前走こそ伸び切れませんでしたが、
それまで3連勝と調子自体は問題ない様子。
1600mの持ち時計は1.33.9とかなり優秀で、安定して速めの時計を
出し続けている
のも日本に対する適性の高さをあらわしていそうです。
本来480~490kg程度ある馬ですが前走では478kg・・・
使い詰めできているので消耗がたまった結果が前走の敗退につながったのであれば
今回は微妙
かもしれません。当日の馬体重に注意が必要です。
大幅に減っているようなら危険信号。

成績ではチャンピオンズMで1着と注目されるエイブルワンですが
非常にスローな逃げに持ち込んでの逃げ切り勝ちで、優勝タイムは例年に比べて
かなり低調。そのうえこのタイムが自己最速ということでスピード能力に関しては
疑問
があります。
前々走、その前の敗戦については距離オーバーということでそれほど重視する
必要はなさそうです。

ザデュークも昨年と違い、チャンピオンズMの前に1戦叩いて上昇気配です。
昨秋に突然調子を上げて1600mの持ち時計を1.33.6、1.33.4と連続更新。
それまでが1.34.3だったので1秒近く縮めてきていることになります。
速い時計への対応が出来るようになったという点で少なくとも
昨年よりは期待できそうですね。
(昨秋からの香港の芝状態は全般的に高速馬場になっているようなので注意が必要)

期待度で言えば

グッドババ≧ザデューク>ジョイフルウィナー>エイブルワン

という感じでしょうか。
時計の裏づけがないエイブルワンは厳しそうです。
ジョイフルウィナーは昨年よりは出来落ちの気配。
ザデュークは7歳秋に本格化?かどうかは別にしても状態は昨年以上。
グッドババは安定感、能力で上位。ただし出し殻かも・・・

当日の馬体重、様子などに注意して見てみたいですね。

コメント


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私はジャパンカップも含めて外国馬の馬券は一度も買ったことがありません。(笑)
完全に鎖国状態です。
やはり日本でレースをするからには地元の利もありますし日本馬に勝ってもらいたいですね。
けん♂さんの馬体診断ではメガワンダーの評価が高いみたいですし(コース適性はともかく;笑)懲りずにグラス丼を狙ってみようと思います。
頑張れ日本馬!


temporalis | URL | 2007年05月30日(Wed)19:28 [EDIT]


>temporalisさん
私も外国馬の馬券は極力買わないようにしています。
体調など絶対に低下しているはずなので
後から「調子を崩していた」などと言い訳されそうなのが
非常に嫌なんですよね(^^;

といってもtemporalisさんみたいに
「外国馬は買わん!」
とまでは言い切れないのが弱いところ(笑)
今回もどうしようか迷っています。
(相方はtemporalisさんに諸手を挙げて賛成!だそうです^^;)

サクラメガワンダーは日本の砦になって欲しいですね。
力は出し切れそうな状態だと思います。
後は力関係と展開じゃないかと(^^)。
グラス丼はかなり「美味しそう」♪
楽しみですね~

けん♂ | URL | 2007年05月30日(Wed)20:33 [EDIT]


 

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