けいけん豊富な毎日

ダービー(皐月賞をふり返る)  担【けん♂】

ダービーについて考えてみたいと思います。

これまでの考察
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
馬体について1→ココ 
馬体について2→ココ 
馬体について3→ココ 
馬体について4→ココ
馬体について5→ココ
週初めの展開想定→ココ
先行馬分析1→ココ サンツェッペリン
先行馬分析2→ココ ヴィクトリー
トライアル分析1→ココ 青葉賞
トライアル分析2→ココ プリンシパルS

今回は皐月賞について改めてふり返ってみたいと思います。
※皐月賞の回顧記事は→ココ

改めてスタートから・・・
戦前の予想どおりサンツェッペリン(松岡騎手)が先手を取りにいきました。
一旦ハナを奪ってペースを落とし、1000m過ぎからロングスパートを開始・・・
直線で突き離して京成杯の再現を狙う、
これがおそらく松岡騎手の描いていた絵図面
京成杯でも前半をゆったり行って後半に脚を残していますので
最初から飛ばし続けるつもりはなかったはずです。

実際にサッとハナを奪うといきなりペースを落としにかかっています。
ここで誤算となったのがヴィクトリーの存在。
★ヴィクトリー(田中勝騎手)
「いきなりペースが落ちたので(そのまま)行ってしまった」


本来それほど行く気がなかったらしいヴィクトリーが松岡騎手の気持ちも知らず(笑)
ペースを落とさせてくれません。
(京成杯前半1000m)
12.6-11.6-13.4-12.2-12.5  ラップ計62.3
 
(皐月賞前半1000m)
12.2-11.2-12.1-11.6-12.3  ラップ計59.4

サンツェッペリンとしては主導権を握って上手く翻弄して逃げ切る予定が
ガラリと変更を余儀なくされての追走劇。
体調面にも不安があるだけに脚がもつのかどうか、内心かなりヒヤヒヤしたのでは
ないでしょうか(^^;

あえて無理せずにヴィクトリーのペースで後半が進みます。
行けるところまで行く!という持続型の脚質のヴィクトリーのペースは
サンツェッペリンが想定していたペースよりはおそらく遅かったと思いますが
それでもペースを落とすポイントを作らず、隊列を長く保ったままで
直線に入ることが出来ました。
(京成杯後半1000m)
12.1-12.2-11.4-11.4-12.2  ラップ計59.3

(皐月賞後半1000m)
12.3-12.3-11.6-12.0-12.3  ラップ計60.5

しかし、本来先行しつつ末脚を使って伸びる予定のサンツェッペリンの脚が
伸びていきません。脚が鈍り捲くっているヴィクトリーとほぼ同じ脚色・・・
前半のペースがたたったのか、体調面の問題なのか?

この展開はヴィクトリーのような気性の荒い馬には良い方向に転んだと思います。
競い合うことで集中力が持続し、最後までキッチリ粘り切ることが出来ましたね。

そしてもうひとつ大きなポイントが皐月賞にはありました。
アドマイヤオーラ、フサイチホウオーの出遅れ

本来先行、もしくは好位を追走しつつ脚を伸ばすスタイルの有力馬が
後方からになったことで他馬も前に行く事はせず、隊列が長くなってしまいました。
前の2頭がノーマークで逃げることが出来てしまった要因は
ここにもあると思います。

気がつけば絶望的な差になってしまった先行馬との間を埋めるため、
猛然と追い出すフサイチホウオーとアドマイヤオーラ・・・。

偶然ですが、ここでこの2頭の脚質の差が白日の下のさらされてしまいましたね。

同じ33.9の末脚を使いながらもフサイチホウオーとアドマイヤオーラの間は
広がっています。レースを観ていてアドマイヤオーラがフサイチホウオーを
かわせると思った人はまずいないでしょう。それほど手応えに差を感じました。

戦前からもう一段上のギアがある、と言っていた安藤勝騎手。
あの皐月賞の走りでフサイチホウオーの脚質、特長を完全に掴んだという
実感があるようです。
★フサイチホウオー(安藤勝騎手)
「終いはいつにない脚を使ってくれて、収穫はあったと思います。
ゴーサインを出してすぐに反応できる馬ではありませんから、
東京に替わるのはプラスですし、ダービーに向けて自信の持てる内容だったと思います」


この手応えを掴んだからには好位追走にはまったくこだわらないでしょう。
というかおそらくは後方からの競馬をしてくると考えられます。
4コーナー手前から仕掛け始めて、徐々にエンジンをかけながら直線へ・・
これまで好位スタートだったので34秒台の脚しか東京では使えていませんが、
今回はまず間違いなく33秒台に突入してくると思われます。

逆にアドマイヤオーラは末脚を活かすために控えてはダメな馬であることが
浮き彫りになった感じです。
使える脚はそう長いものではなく、瞬発力勝負に持ち込みたい馬であることが
見えてきました。
元々先行しつつ33秒台の脚を使う超人的な馬(変な表現?^^;)ですが
後方から行ったとしても末脚がより一層伸びるわけではなく、
途中で息切れをし始めてしまってかえって鈍ってしまうという逆効果

今回も4コーナー手前から仕掛けたのでは早過ぎるでしょう。
直線を我慢して途中まで追走しておいて、一気に爆発力を活かす!
トップスピードに乗るまでの早さはおそらくメンバー随一どころか
近来稀に見るものがある
と思われる馬・・・。
後方から追い上げるフサイチホウオーとの競い合いになっても
引けはとらないと思います。

直線ではおそらく失速していると思われるヴィクトリー
ある程度粘って一旦はハナに立ちそうなサンツェッペリン・・・
その後で爆発するタイミングを伺うアドマイヤオーラ
後方から猛然と追い上げるフサイチホウオー

そんな構図が脳裏に浮かびます・・(^^)

コメント


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ホウオーの上がりは33.9でしたが、
あれだけ内から外に持ち出して、急坂を上って最後はあの鬼脚ですからね。
さらに、エンジンがかかったところがゴールだったようですし。

東京コースで、「カーブではないカーブ」をゆっくり曲がり、加速すればものすごい脚が使えると思います。

スタミナは牝系から受け継ぐといわれますが、
母父サンデーもかなり有利だと思います。

順当にいけばホウオーですが、
コンコルドのようにとんでもないエンジンを隠し持っている馬もほかにいるかもしれません(笑)


さとし | URL | 2007年05月24日(Thu)22:04 [EDIT]


>さとしさん
たしかに皐月賞のホウオーは直線が長かったら
もっとどこまでも伸びて行きそうな印象でした(^^;

安藤勝騎手がどのタイミングで仕掛けて
脚を活かし切らせるか・・かなり大きなポイントに
なりそうです。
まぁ順当に行けばホウオー・・・
でもやっぱり逆らいたい気分がありますね(笑
コンコルドがどこにいるのか、もう少し
探してみたいと思います(^^)/

けん♂ | URL | 2007年05月24日(Thu)22:35 [EDIT]


 

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