けいけん豊富な毎日

天皇賞春展開分析   担【けん♂】

バタバタと考察してきたのでひとまず天皇賞春について
まとめておきたいと思います。

ポイント
・先行有利(4コーナー先頭から4馬身以内につけている馬)
 ※追い込みはほぼ不可能
・4、5歳馬中心(例外あり)

まずは先行脚質の馬をピックアップしてみると・・・

先行する(したい)馬
マツリダゴッホ   4歳
メイショウサムソン 4歳
エリモエクスパイア 4歳
ユメノシルシ    5歳
アイポッパー    7歳
マイソールサウンド 8歳


場合によっては先行する馬
デルタブルース   6歳
トウショウナイト  6歳
アドマイヤモナーク 6歳
トウカイエリート  7歳


道中の隊列がどうなるのかが勝負を分けるポイントになりそうです。
そして4コーナー先頭がどの馬なのか?
各騎手の判断が気になるところですね。

阪神大賞典を見る限り、マイソールサウンドはさすがにペースを作るのは
無理でしょう。もしこの馬が先頭ならば超スローペース(笑)
枠順的に見ても厳しそうです。

おそらくはユメノシルシが道中は先頭・・・すんなりと行ける枠に入りました。
横を見ながらアドマイヤモナークもくっついて行けそう。
メイショウサムソンも2、3番手に行けると思いますが
石橋守騎手がどう判断するか・・。

最内枠のマツリダゴッホもすんなり好位をキープ出来るでしょう。
それほど前につける馬ではありませんが離されず4番手辺りを
横山典騎手なら狙ってきそうです。

トウカイエリートはメイショウサムソンを見ながらくっついて
行って好位につけれそう。川田騎手はテン乗りですので
道中の手応えを探りながら・・という感じになると思います。
積極的にガンガン行くようなことはないのではないかと。
仕掛けのタイミングもズレそうなのは怖いところです。

安藤勝騎手はアイポッパーの出脚について不安視するコメントを出しています。
末を活かす競馬が頭に残っているのなら、それほど前にはいかないかも
しれません。ただし、名手が馬場状態を間違えることは考えにくく
下げ過ぎることはなさそう。6、7番手で流れに乗ることに徹してくるのでは?

トウショウナイトは内枠に入ると包まれるのを嫌ってか、位置取りを下げる
傾向になりますが、この枠なら外から押して前にいけそうです。
4番手辺りまで行きたいところですが5、6番手くらいになりそうかと。

トウカイトリックは外枠に入って無理せずに道中は後方に控えそう。
池添騎手も前走の末脚のイメージがあるでしょうし、
後方から捲り上げる競馬になるのでは・・?

ダークメッセージは実は多頭数の経験が少なく、位置取りに苦労しそうです。
佐藤哲騎手の判断でガラリと変わってきますね。
距離への不安も多少あるでしょうし、中段で流れに乗りたいところ。
あまり前まで詰めることはないのでないかと思います。

ネヴァブションもそれほど前に行くことにこだわらない馬です。
前半は後方からでも構わないと考えているのではないでしょうか。
徐々に位置を上げていきたいところですが・・・
北村騎手はこの馬でかなり後方からの追い込みをしてきているので
距離の問題もあって脚を残す事に専念しそうです。

デルタブルースはスタートが良くなってきているので
内枠なら・・と思っていましたが15番(涙)
陣営は積極的な競馬をするように指示を出しているようですが
この枠から押して前に行くかどうか・・?
横のエリモエクパイアの動向にも影響されそうですが
行っても中段前辺りまで、先行争いに加わっていくことは
ないのではないかと思います。
そこから早めの動き出し・・というプランで行くのでは?

本来は先行争いに加わりたいエリモエクスパイアは大外枠(涙)
主戦の佐藤哲騎手がダークメッセージに騎乗するために
今回はテン乗りとなる福永騎手に出番が回ってきましたが
果たして脚質をつかんでいるのかどうか・・・?
代打で妙な競馬をするわけにもいかないでしょうし、
外から被せるようにある程度押していくのではないでしょうか。
思い切った先行策を取るほどの度胸はなさそう(失礼^^;)ですし
そこまで馬の力を信用出来てないと思いますので
好位追走が出来れば・・・くらいかと。

スタート直後は割合すんなり形が決まりそうですが
先行有利な馬場であることはどの騎手もわかっているはずなので
後半に後方の馬は押し上げていくような形になりそう。
押されるようにして前もペースアップせざるをえない状況に
なるのではないでしょうか。

残り1000mが激烈な争いになる後傾ラップ、
瞬発力勝負ではなく、長く良い脚を使えるのが条件になると
考えられます。

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