けいけん豊富な毎日

宝塚記念について    担【けん♂】

明日(6/21)は関西でも大雨になる模様。

週末の馬場状態はまだわかりませんが、梅雨入りの影響が出るなら
湿ったコンディションになる可能性がありそうです。

宝塚記念は登録の段階で11頭とフルゲートを大きく割り込む
寂しい状況。
このところのレース内容からみても充実一途のキタサンブラックが
予想オッズでは1.7倍と極端な1番人気に推される感じになっています。

たしかにダービーでの大敗以外は複勝圏を外さない安定感のある成績。
先行力があってバテない馬なので、宝塚記念への適性も高いタイプだと
考えられます。
ただし、昨年は湿った馬場状態の中で3着・・・。
隙がないわけではなく、1倍台のオッズならば信用するメリットよりは
裏ぎられるリスクの方が心配になるかな、と。
(相変わらず欲ボケですね:爆)

2番人気に推される見込みなのはシャケトラのようです。
鞍上のルメール騎手人気の影響もありそうです。

たしかに末脚のあるタイプではありますが・・・
ぐっと注目を集める結果となった日経賞の内容を見てみると↓

【中山2500m比較グラフ】
中山2500

今年の日経賞はこのところの有馬記念を上回る締まったペースで
道中を進み、中盤以降はずっと緩まず加速し続ける展開。
内容的には非常に高く評価できますが、最後の1ハロンで
大きく脚が鈍っていることからもわかるとおり、
前につけた馬にとっては非常に厳しく、差し有利なレース展開と
なっているわけで、シャケトラにとっては恵まれた、と言っても
良さそうです。

馬場が湿ること自体は血統的にそれほど問題はなさそうですが
差し有利な宝塚記念になるか、といえば・・・疑問符が点灯しそう。
よほどの消耗戦に持ち込まれてしまったら、でしょうか。


逆に人気を落としてきそうなゴールドアクターはといえば
上記のグラフで見てみると、16年の日経賞は超絶スローからの
急流勝負で1着、15年の有馬記念は前半が緩い展開になり
最後から2番目のラップまで加速が続く展開で1着。
逆にコーナーで引き付けられて瞬発力が問われた昨年の有馬記念では
3着に敗れ、前が厳しくなった今年の日経賞では5着と振るわず。
本質的にはそれほどスタミナが豊富、というタイプではなさそうです。

天皇賞春では横山典騎手に乗り替わって・・・まさかの後方からの競馬。
7着というのは逆に頑張ったと言ってもいい感じなのかも(笑)
これはさすがに度外視していいと思われます。

手が合わない、ということでもない限り、今回はいつもどおり
前に行くのではないでしょうか。
場合によっては逃げるまであるかも?!

馬場が湿って道中がスローになるようなら本来のこの馬の能力が
活かせる展開になる可能性もあるかもしれません。

父の父、グラスワンダーは宝塚記念、有馬記念を制しており
血統的にも復活があるなら・・・ここかな、と。


あとは重い馬場が得意なサトノクラウンも興味深いところ。
ただし、前走の大阪杯で▲12kgと馬体を落としていた上に
あまり鉄砲では走らない感じもあるので、過剰な期待はしにくいかも
しれません。

まぁ週末までじっくり考えて楽しみたいですね(^^)/

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