けいけん豊富な毎日

ダービー回顧   担【けん♂】

ダービー(東京2400m)が終わりました。

考察らしい考察、予想らしい予想もできないまま、という
我ながら残念な形になってしまいまいましたが
やはりダービーはダービー。
世代の頂点を競う馬の集結に心を躍らせながらの週末になりました。

展開を握ったのは1枠2番から積極的に言ったマイネルハニー&柴田大騎手。
離れてプロフェット、アグネスフォルテが続き、さらに後続集団は
プロディガルサンを先頭に遅れて続く縦長の展開。

12.6-11.1-11.9-12.1-12.3-12.6-13.1-11.8-12.0-11.6-11.0-11.6
前半1000m 60.0
中間400m  26.0
後半1000m 58.0

【ラップ比較】
ダービー16

03年以降に良馬場で行われたダービーの平均ラップと
比較してみました。

少し飛ばし気味に前半を引っ張った柴田大騎手は
徐々にペースを落ち着かせ、3コーナーからのカーブで
一時的に13秒台にまでペースダウンしますが
(ダービーで13秒台が刻まれたのは良馬場では5回目:03年~)
カーブの中間で一気に急加速。

脚をためられたとみてのロングスパートだった感じですが
さすがに一気に上げ過ぎたと思ったのかカーブの出口で
少しまた緩めて・・・直線入口で改めて加速開始。

ペースの上げ下げがかなり不自然な形になっており
前の馬にとっては消耗度の激しいラップになってしまった印象です。

全体的にはロングスパート気味の後半ラップになっているので
ためて伸ばしたいキングマンボ系の馬よりもSS系産駒が
力を発揮しやすいラップ構成。

予告通りいつもよりも前の中段につけたマカヒキを
蹄鉄を落としてしまったサトノダイヤモンドが追いかけ、
さらに遅れて外をディーマジェスティが突っ込んできて・・・

見事にマカヒキがダービーを制し、皐月賞のリベンジを果たしました。

上位評価された馬がしっかりと結果を出しており、
世代の頂点を決めるのに相応しいレースになったと思いますが
馬場の影響もあってか、33秒の末脚を使った馬が8頭も出たのは
・・・正直、違和感あり。

オークスと違って極限の消耗戦になりがちだったダービーは今は昔。
純粋な(単純な?)末脚勝負になってしまっているような
気がするのは少し残念な気がします。

馬の能力もあるのでしょうけれど、そもそもこういうレースでの
展開の作り方なんかが騎手の間で変わってきているのかもしれませんね。

まだ成長途上、という感じの馬もおり、この世代が古馬相手に
どう戦っていくのか、秋以降も楽しみにしたいと思います。

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ダービーについてのメモ 2   担【けん♂】

もうすぐダービー(東京2400m)発走の時間になってしまいますが
もう少しだけ、各馬の印象なんかを・・・。

前回の記事で最後にふれたスマートオーディンですが、末脚を発揮しているのは
基本的に道中に緩みがあるレース展開であり、締まった流れでスタミナを
問われてしまうと不安がありそうです。

青葉賞は前半こそスローでしたが、後半は11秒台が延々と続く締まった展開。
後方で知らん顔をしていたレッドエルディストの末脚は評価出来ますが
前が止まったところを差してきた、という印象は否めず、
位置取りを工夫しないとダービーで一気の大捲くり、というほどの器では
ないかもしれません。
中段から抜けたヴァンキッシュランは上がり3ハロンこそレッドエルディストに
譲りましたが、内容的にはかなり高く評価して良さそうです。
今回は外枠に入ってしまったので内田博騎手がどこにつけるかが
ポイントになりそうですが、積極的に行くのであれば
出し抜けて粘り込む形で上位に食い込めるかも。

2歳王者リオンディーズは気性的な問題もあってか、ここ2戦は
前々で競馬をして・・・少し足らず。
前が厳しい展開の中、よく粘っているという見方も出来ますが
かといって控えての脚比べでどうか、というとなかなか評価が難しい気がします。
キングカメハメハ産駒だけに、スローからの瞬発力勝負なら
ディープインパクト産駒以上の適性を見せそうですが
流れの中で脚を使う形に持ち込まれてしまうと・・・今回は試金石になるかも。

エアスピネルは距離に合わせて体型を少し胴長に仕上げてきている
印象ですが、能力的にリオンディーズに一枚上手をいかれてしまっていることを
示してしまっており、逆転の可能性は微妙。
特殊な展開になった場合にリオンディーズと一緒に、という狙い方に
なる気がします。



ダービーの価値、という点を考えても突発的な好走で人気薄の馬が勝利!
みなたいなことは個人的には起こって欲しくないわけで(^^;
基本的には人気サイドを狙う感じで。

ディーマジェスティ、マカヒキに加えて、あえて一味つけるなら
ヴァンキッシュランの立ち回りに期待!

今回もまともな考察も出来ませんでしたが、レースを楽しみにしたいと思います♪

ダービーについてのメモ 1  担【けん♂】

ダービー(東京2400m)について、チラシの裏。

前回書いたように皐月賞組では勝ち馬優勢、と考えれば
素直にディーマジェスティは超有力。
皐月賞が差し決着になった点でもダービーに繋がる内容と
評価してよさそうです。
東京では2戦2勝、血統的にも割り引く要素はほぼなく、
本命・・・といいたいところですが、馬体写真だと
妙に太目なのが気になります。
当日の馬体重に要注目。

マカヒキも条件良化、と考えてよさそう。
4戦連続で最速の上りを記録しており、東京への適性も
問題なさそうです。
川田騎手は皐月賞より前の位置取りを考えているようで
極端な競馬にならなければ十分に逆転チャンスはありそう。

サトノダイヤモンドはダービーを目標にしたローテで
きており、今回は目算どおり馬体の仕上がりも過去最高に
見えました。
ただ、まだ全体的には成長途上の緩さを感じるので
現時点での完成度、という面がどう出るか。

スマートオーディンはまさしく松国厩舎、という馬体。
大外をぶん回すロスがあるコース取りながら
だからこそ広々したところで脚を活かすスタイルが
東京でもハマる可能性はありそう。
ただし、血統的に距離延長は・・・微妙かも。

あとはのちほど・・・

ダービーの傾向について   担【けん♂】

さて今週はいよいよダービー(東京2400m)が行われますが
相変わらずのバタバタで考察が始められず・・・。

昨年は思った以上のハイペースになった中、ドゥラメンテが
2冠達成。キングカメハメハ産駒として親子制覇を成し遂げました。

一昨年のダービーではワンアンドオンリーが皐月賞4着から巻き返して勝利。
ゲストにいらした皇太子、鞍上の横山典騎手、前田幸治オーナー、
そしてワンアンドオンリー自身が全て2/23生まれという
不思議な一致に驚きました(^^;

皐月賞で負けた馬が皐月賞馬(イスラボニータ)に勝ってダービーを制覇した、
というのは12年のディープブリランテがゴールドシップを破った以来に
なったわけですが・・・実は意外にこういった例は少なく、
01年以降だと他には02年、09年、10年の合計5回しかありません。

02年の皐月賞馬ノーリーズンは二桁人気からの激走だったわけで
タニノギムレットが巻き返したのは納得の話。
09年は不良馬場に脚を取られたアンライバルドが惨敗、
10年は超瞬発力勝負になり、キングマンボ系のエイシンフラッシュが
ヴィクトワールピサを破っています。

ネオユニヴァース、ディープインパクト、メイショウサムソン、
オルフェーヴル、ドゥラメンテが2冠を達成・・・
ウオッカ、ディープスカイ、キングカメハメハ、キズナは
別路線からの参入となっていました。
(ディープスカイが勝った08年は皐月賞馬がダービー不出走)

特にNHKマイル組は皐月賞組を上回る評価をされるようなら
要注意ということになりますが、今年のメジャーエンブレムは
牝馬ですし、もちろんダービーへの登録自体がありません。

馬場や展開に大きな影響がなければ・・・皐月賞馬はやはり強い、
と考えるのが自然な流れのようです。

今年の皐月賞を制したディーマジェスティは共同通信杯からの直行組。
基本的に末脚を活かすタイプで東京では2戦2勝と条件的には
おそらく良化することになるわけで、
過去の傾向からすれば余程特殊な展開にならない限り、
皐月賞組ではディーマジェスティが優勢と考えるのが自然かと。
あえて逆転を狙うなら別路線組からの刺客を中心に考えてみた方が良さそうです。

ただし・・・ディーマジェスティは皐月賞では8番人気だったわけで
面子が揃った今年はまだまだ混戦気味、という見方も出来そう。
過去の傾向をもとに皐月賞馬を信じるのか、それとも・・・?

欧州競馬に深い衝撃!    担【けん♂】

今年はロンシャン競馬場が改修に入っているので、代替として
シャンティ競馬場でレースが行われています。

過去には名牝ゴルディコヴァが連覇を果たし、シリュスデゼーグルや
マンデュロといった世界的な名馬の歴史を刻んできた
イスパーン賞にエイシンヒカリが挑みました。

【イスパーン賞:シャンティ1600m】


好スタートを切って先手を取ったエイシンヒカリ&武豊騎手ですが
外から強引に被せられる洗礼を受け、2番手に控える展開。

内でクビを上げるシーンもありましたが、なんとか落ち着かせ、
4コーナーで上手く捌いて外に出すと満を持しての追い出し開始!

欧州の深い芝もものともせず、後続をグングン引き離して
なんと10馬身差の大圧勝!

2着のダリヤンは前走でガネー賞を勝った馬、
3着のシルバーウェーブは同じくガネー賞の2着馬。
6着と離されたニューベイは昨年の仏ダービー馬。
欧州の一流マイラーとの対戦ではなかったとはいえ、
GⅠ級の馬たちを相手にこれだけの圧勝を飾れたというのは
本当に大きな収穫で言えそうです。

シャンティ競馬場で日本馬(ディープインパクト産駒)が
末脚を伸ばせた、という点も秋の凱旋門賞を睨む上でも
重要なポイントになりそう。
どの馬が挑戦することになるのかはまだ微妙ですが
もしかしたら・・・大チャンス到来かも?!

欧州競馬でもディープインパクト旋風が吹き荒れるのか、
エイシンヒカリの次走にも注目したいと思います(^^)g

オークス簡単回顧   担【けん♂】

土曜はオークスの予想を置いたままで恒例のパチンコへ。
先週のリベンジ、ということでガロ(魔戒ノ花:マックス)に
座ろうと思いきや・・・なんと故障中。
迷った末に結局、ガロのミドルに座ってみたわけですが
朝一から1300ハマりという過去最悪の惨劇に遭ってしまいました。
剣が3回刺さって一度も当たらず、滅多に来ない赤保留もハズレ。
魔天使が飛び回って赤背景の心滅対戦でも外したときには
さすがに意識が飛びかけました・・・(涙)

で、オークス。事前の印象は↓こんな感じ。

桜花賞が極端な差し決着になったことで、逆に上位馬のオークス適性が
明らかになってしまった印象。
ジュエラーは残念ながら出てこれませんでしたが、
シンハライトに逆らうのは無理がある、というのが個人的な見解でした。
あえて不安要素を挙げるとしたら・・・鞍上が池添騎手、という点。
東京では控え過ぎて差し損ねが目立っており、他の競馬場ほどの
信頼がおけない、という印象です。

フローラSで能力を示したチェッキーノについては
全兄のコディーノがダービーで失速したのが不安材料。
スローになりがちなオークスなら・・・という感じでしょうか。

桜花賞3着のアットザシーサイドは短めの距離を使ってきた点に
加えて、桜花賞時に▲10kgと最低体重に絞り込んでいたのが微妙。
上積みには期待しにくく、輸送のある今回は調整が難しいのでは・・・


で、今回のオークスのペースを見てみると
【オークスラップ比較】
おーくす


前半が緩かった昨年と違い、ほぼ平均ペース&平均的な展開に
なっていることがわかります。

前半はある程度締まった流れで引っ張り、カーブで大きくペースダウン。
直線入口で思い切ってダッシュして・・・先行勢が失速。
後方、中段からの差し決着となっています。

参考までに・・・

前半800m、中盤800m、後半800mに分け、
全体の走破タイムからその年の平均ペースを算出して
前半、中盤、後半のペースのアップダウンを調べてみると

・16年 平均48.3
 前半-0.9 中盤+2.1 後半-1.1

これに最も近かったのは・・・ブエナビスタが勝った09年。

・09年 平均49.6
 前半-0.9 中盤+1.9 後半-1.0

全体のペース自体は09年の方がかなり緩くなっていますが
ペースの上げ下げのリズムがかなり近くなっています。

単純比較は出来ませんが、中段から抜けていったビッシュは
レッドディザイア(ご冥福をお祈りいたします)に近く、
後方から脚を伸ばしたシンハライト、チェッキーノは
ブエナビスタに近い能力が期待出来そうです。

シンハライトは直線半ばでは馬群に飲まれそうな感じに
見えましたが、最後の伸びが秀逸。
もっと位置をとって競馬が出来るようになれば
馬格のなさもカバー出来そうですし、さらに安定感のある
レースが出来そうです。
池添騎手は・・・やはり東京では微妙ですね(爆)

心滅バカ暴走!    担【けん♂】

金曜は昼に出番がなかったため、徹夜明けに倒れて
気が付けば夜の9時。

土曜は久々のお休みなので相方とパチンコでも行こうか、と
約束をしており、夜中にもう一ぺん寝直そう・・・
と思いつつもなんだかんだで、そのまま朝を迎え、
フラフラしながらパチンコに出撃しました。 ←アホ

相方は相性のいい黄門ちゃま(ミドル)に座り、
私はやっと1円に降りてきたガロ(魔戒ノ花)に挑戦。

最近、ガロのTVドラマをネットで視たりしているので
とにかくガロに座りたかったんですよね(^^;
マックスのガロはキツイってわかってはいるんですが・・・(爆)

とりあえず朝一から300ほど回したところで
剣がプッスリと保留玉に刺さって心滅ガロ暴走に突入。
そのまま当たって・・・単発

そこから700ほどハマってなんとか2回目の当たりを
引いて確変突入。今度は160回転!よし連荘で取り返すぞ!
と息巻いたものの・・・やっぱり単発(涙)

・・・そこからまた800ほどハマる長い旅路へ・・・。

2000発出すために12000発使ってどうすんの?!

ザルバ保留(12%)で4回外したのは仕方ないとしても
53%のコクーン変化でもハズレて大ショック。

意気消沈しつつ、睡眠不足もたたって意識は朦朧・・・。
このまま当たらずに閉店まで行ってしまうんじゃないか?
なんて思っていたら、またもや剣がプス

ようやく当たってさらに連荘、5連のあと、
すぐにまた当たって4連、ふぅっと一息つけました(^^)g

3万発近い負けから4000発負けまで取り返したものの、
まだ負けは負け。
積んだ出玉を貯玉に入れて、残り一箱でさらに勝負続行です。

じわじわと飲まれて一箱がなくなったところで
当たったものの、単発。
また一箱に戻って、それがまた飲まれたところで剣がプス

『なんや、うまいこと当たってくれるやん、今度こそ連荘せなな』

なんて心のうちで思っていたら・・・疑似連2回のあと
ボタンを押してもガロフェイスが出ず・・・あれ?と思っていたら
・・・レギュレイス戦に突入。
おいおい、まだ勝ったことない一番辛い相手やぞ?!
さらに青背景・・・うぅまさか・・・やっぱりハズレ。

甘いことを考えていただけに、ダメージ大です(涙)

さらに2000発ほど突っ込んでザルバ保留から大発展。
激アツの超魔竜戦に突入!背景は!よっしゃ今度こそ!

牙狼剣を刺せ!

プッスン・・・え?

いやいや、油断させといて遅れて当たるパターンやろ・・・?

しかし、なんということなく通常画面に戻ってしまいました。
・・・えーマジか、ハズレんのコレ・・・(涙)

放心状態のままさらに2000発飲まれて、心滅ガロ暴走(克服)!
ふぅ・・・これでようやくさっきのショックから解放されるわ・・・

ボタンを押せ!

パスっ・・・

マジか!(ノД`)・゜・。

・・・気が付けばまた1万発負けにまで戻ってしまっており、
閉店まであと1時間でなんとか当てないと、と気ばかり焦っても
相手はパチンコ台、なかなかいうことを聞いてくれません。

改めて心滅ガロ暴走に突入したものの、青のまま(10%)では
話にならず、当然のハズレ。

完全に気持ちが折れてギブアップしてしまいました。

相方がお約束の閉店間際の大連荘をかましてくれたおかげで(獏)
二人のトータルではプラス収支となりましたが、
ガロに立ち向かう勇気を取り戻すには時間が掛かりそうです・・・
イイカゲンガクシュウシロヨ!オラァ(p゚ロ゚)==p)‘д)グハッ

ヴィクトリアマイル最終妄想   担【けん♂】

気が付けばもう日曜日(爆)

ヴィクトリアマイルについても先週までと同様、まるで考察出来ないまま
直前まできてしまいました(>_<)

過去の傾向的には・・・

1)
基本的には後傾ラップのときには1400m辺りに実績のある
スプリンター寄りの馬が好走しやすく、前傾ラップになると
1800m以上に実績のある中長距離馬が好走しやすい。

2)
直近の2走で凡走していても復活があるのはGⅠ上位入線実績がある馬、
特に東京で行われるGⅠを重視。
逆にGⅠ実績のない馬は直近の2走に好走が必要。

といったポイントがあるようです。

今回のペース想定はなかなか悩ましいですが、武豊騎手に乗り替わった
スマートレイアーがここ2走と同じく逃げるのであれば・・・
締まったミドルペースからの後傾ラップになりそう。
独自の乗り方をする騎手なので、急に控える可能性もあるだけに
微妙ではありますが、さすがに逃げて連勝している馬を
以前のように後方にもっていくことはなさそうかと(^^;

岩田騎手のレッツゴードンキも今回こそは前に行きそうですが
武豊騎手に競り掛けてまでもペースを奪いにいくとは考えにくく、
そもそもスローの方が合う馬という印象なので
暴走ペースはなさそうです。

ってなわけで・・・予想というより妄想気味ですが(笑)
前につけて、短めの距離で実績のある馬をピックアップ

・スマートレイアー
・ストレイトガール
・ウインプリメーラ

穴候補はカフェブリリアントとシャルールという感じですが
カフェブリリアントはGⅠ実績という点で不足、
シャルールは直近の2走は好走があるにしても実績が・・・(爆)

レッツゴードンキはペースが合わないかもしれませんが
位置取りを活かせれば、というところかと。

NHKマイルを振り返って   担【けん♂】

ゴールデンウィークは例年どおり仕事。以前ほどではないものの、
普段の2割増しくらいで忙しく、ついでに2割増しくらいで睡眠不足(爆)

金曜の晩にようやく一区切りついて、ぶっ倒れて・・・土曜はゆっくり
出来たものの、NHKマイルの考察はまったく出来ず、展望すらアップできないまま
週末、本番となってしまいました。

とりあえず、なんといっても注目はメジャーエンブレム。

桜花賞では本来の逃げる競馬が出来ず、末脚勝負に持ち込まれて4着と
消化不良に陥ってしまったわけですが、鞍上のルメール騎手も
おそらくは各方面から色々と言われたはず。

さすがに負けるかどうかは別にして、まずは逃げる形を作る、
というのが最低限の条件だったと思われます。

その意味では内枠(2枠)を引けたのはラッキー。
好スタートを切って、外から寄せてきたシゲルノコギリザメに譲らず
しっかりとハナを主張して、そのまま直線に入ると
父を彷彿とさせるような脚を削る競馬でそのまま押し切って逃げ切り勝ち!

近年にこのレースで逃げ切りを決めたミッキーアイル(14年)、
カレンブラックヒル(12年)とペースを比較してみました。

【ラップ比較】
NHK

ミッキーアイル、カレンブラックヒルはこのあとのレースで
前半で脚をためて、後半に加速していく展開じゃないと厳しいことを
示してしまいましたが、今回のメジャーエンブレムの前半800m通過タイムは
46.0!\(◎o◎)/!
ミッキーアイルの46.6、カレンブラックヒルの47.3を遥かに上回る
ペースで引っ張って最後まで押し切っている、というのは
非常に高く評価してよいところだと考えられます。

ちなみに46.1で通過した13年は最後方近くからマイネルホウオウが
一気に追い込みを決めており、2着も10番手からのインパルスヒーロー。

今回も2着は後方から脚を使ったロードクエストでしたが、
最後まで寄せ付けなかったメジャーエンブレムは過去の例を鑑みても
抜けている、と言えそうです。

メジャーエンブレムの上がり3ハロンは35.1、2着のロードクエストが33.8。
ダイワメジャーが現役時代に、「末脚が鈍く、後続を封じるのは難しい」と考えて
散々煮え湯を飲まされてしまいましたが(笑)東京でこれだけ末脚に差がありながらも
完勝した、というのはまさしく父似ですね。
うーん、これからの扱いが難しい馬になりそうです(^^;)

天皇賞春を振り返って   担【けん♂】

天皇賞春の予想はまとめ切れませんでしたが、
事前に欲ボケコメントをしていたキタサンブラックが
勝ってくれたのは一応納得の結果。

1番人気に推されたゴールドアクターを全力斬り!
という点もよかったのですが、ヒモ候補の選定が・・・(涙)

過去のデータから若い馬優勢、ということは
わかっていたわけですが、そこから頭が離れられず
6歳以上の馬に関しては完全にアウトオブ眼中(←頑迷)

カレンミロティックは近走の成績がパッとしなかったものの、
急な好走があるタイプであり、さらに昨年の天皇賞春でも
差し優勢の展開の中、前で残った強者。
内枠を引いた時点で注意が必要だったなぁ・・・なんてのは
完全に後の祭り(サブちゃんではない:涙)でした。

ちなみに今回ヒモ候補として考えていたのは
・サウンズオブアース
・トーホウジャッカル

この2頭。

サウンズオブアースは外枠に入った時点で藤岡佑騎手が
腹をくくって思いっ切り出して行って、もしかしたら
逃げることもあるかも、と想定。
実際には好位の後ろに控える形になったわけで
最後はズルズルと馬群の中を後退していってしまいました。
たしかにネオユニヴァース産駒には距離の壁がある印象では
ありますが、この馬はデスペラードに続いて
なんとかもつかな、と期待していただけにかなり残念です。

トーホウジャッカルは前走が休養明けで+18kg。
今回は▲12kgと絞れており、復活があるならここかな、と。
菊花賞を勝った実績もあり、父のスペシャルウィークも
天皇賞春の勝ち馬。
産駒は一度調子を崩すとスランプが長いイメージもありますが
急な復活もある・・・感じだけに、人気を落とした上に
舞台が合った今回は・・・と。
結果的にはそれなりに見せ場を作りかけて5着。
頑張ったとも言えるし、もう少し踏ん張って欲しかった、
という気持ちもあり。

3着以下の馬については正直、完敗の内容。
武豊騎手の逃げ方は上手かったですね~。
遅れて伸びてきて・・・というのはある意味、
逃げた武豊騎手の術中にハマった、ということであるわけで
シュヴァルグランを含めて前で形を作られたら
逆転は難しそうです。

ハーツクライはステイヤー血統になる、という考察は
どうやら正解と言えそうですが、京都外回りが合うかどうかは脚質次第。
控える馬は反応の鈍さが致命的になる感じがあります。
晩成血統、という点もかなり重要なポイントで
ステイゴールド産駒同様、高齢でも侮れない、ということは
覚えておいた方がよさそうです。

ゴールドアクターは前半から掛かり気味だったので
消耗が出てしまったのだと思われますが、
それを差し引いてもやっぱり、長距離は本質的に疑問かも。
宝塚記念に出てくるのであれば、今度は血統効果が
期待出来そうです。