けいけん豊富な毎日

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不連続性背表紙事件   担【けん♂】

ヤングチャンピオン誌に絶賛連載中の「凍牌」

現在は第2部として「人柱篇」に突入しています。

第1部が11巻まで続き、さらに人柱篇も10巻を超えて続いているわけで
麻雀漫画としてはかなりの長編になってきていますが
まだまだテンションが落ちず、一種異様な面白さで突っ走っています(^^)g

で、まずは1~9巻の背表紙ですが↓

とうはい1

巻数の下に万子の1~9が付いていました。
第1部の凍牌では索子、筒子が使われていたので、まぁ続編としては
当然だと、別に対して気にも留めてなかったんですが・・・

とうはい2

10巻でいきなり「南」・・・え?

麻雀の場合「東南西北」という並びになるので、東ならわかるんですが
いきなり「南」って・・・そして、11巻でさらに「南」 Σ(・ω・ノ)ノ!

おいおい、これって何事?

12巻の背表紙には何が記されるのか、というのが私の周りでも
密かに話題になっていたんですが・・・

【12巻】
とうはい3

まさかの「2ソウ」 \(◎o◎)/!

一体どういう繋がりでこうなったんでしょうか?!

まだ12巻が出たばかりですが、13巻の背表紙がどうなるのか?!
内容も緊迫していて気になりますが、こっちも気になって仕方ありません(笑)

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シルクロードSについて   担【けん♂】

昨年のシルクロードSを逃げ切ったアンバルブライベンは
疝痛のため残念ながら7月に亡くなっています。

短距離馬、特に牝馬は生命力を使い果たすかのように
短い馬生を駆け抜けていってしまう感じがします。
サンアディユやアストンマーチャン、ラインクラフトなど
その能力を次の世代に紡いでいって貰いたかった馬が
若くして亡くなっており、アンバルブライベンもそのあとに
続いてしまいました。

今年のシルクロードSも素晴らしいレースになって貰いたい反面、
やはりどの馬もまずは無事に、と祈りたいものです。


まだ枠順が出ていないので微妙ですが、今年は先行力がある馬が多く、
スタート直後の争いがどうなるか・・・

ローレルベルーチェが行くなら、少しスタートは緩め、
道中のペースはそれほど速くならず、かなり前優勢の展開に
なりそうです。
中井騎手とのコンビで淀短距離S、壬生特別と逃げ切っており
焦りが出なければ、同じパターンを作っていく感じで・・・

アクティブミノルは前走に引き続いて武豊騎手とのコンビ。
この馬自身は京都での走破経験がありませんが
武豊騎手は京阪杯(ベルカント)、オパールS(セブンシークィーン)
でこのコースを逃げているので、内容をチェックしてみると
中井騎手に比べて道中のペースが速く、かなり厳しい
ラップを刻むのが特徴となっている印象。


基本的には前優勢のコース設定だと思われますが、
武豊騎手が先手を取ったら、前の馬に加えて
かなり後方からの脚質の馬の二極化、
中井騎手がペースを握ったら、素直に好位より前に馬、
そんな感じで見てみたいと思います。

なんという暴挙(笑)    担【けん♂】

KIMG0085.jpg

店頭で見かけた時には思わず目を疑いました(笑)

ば、バレンタイン対策?!え、マジで。


カップ焼きそばも最近は似たような味ばかりで食傷気味でしたが
まさにこれはディープインパクトですね(^^;
さすがに思いもよらぬ組み合わせでした。


え?味?

興味本位に一口だけ食べようとした相方が
口に含んだ瞬間に「うぇ」と吐き出してましたが(爆)
個人的にはそこまでの違和感はなかったものの、
まぁ・・・よくこの企画が通ったな、と(笑)

・・・焼きそば食べた後にデザートとしてチョコを
食べたかったです(笑)

好き嫌いの問題じゃない   担【けん♂】

2ea93e36.jpg

パンチを効かせたつもりかもしれませんが・・・
ジャブにもならないですね。
いや、むしろフェイントのつもりなのか(笑)

「民主主義を守りたいから、民主党が嫌い」

だいたい、民主主義的な手続きに則って選挙を行った結果が今の
国会勢力図なわけですから、国民が民主主義を守るために
民主党を否定した、というのが正しい表現かと(^^;

「野党として止める役割を・・・」っていうところも・・・微妙。

野党って単に政権政党を止める(反対する)だけの役割なんですかね?
国民のための政策ならば賛成すべきこともあるはず。
もう自分たちは文句をつけることしか出来ません、というか
現状では文句をつけることすら出来ません、というお手上げ宣言。
政権奪取、とか二大政党制へ・・・といったことも
すでに諦めた模様です。

こうして記事に取り上げた時点で「乗せられた」感もありますが(笑)
だからといって好感度なんか1ミリも上がりませんから~

早々のギブアップ宣言(涙)  担【けん♂】

完全に出遅れてしまいました(T_T)

週頭からの睡眠不足で体力的に限界気味。
頭が痺れたような状態で少し気を抜くと意識が飛びかけます。
今、布団に入ったら2秒で眠れる自信あり(笑)

とりあえず、肩こり、というか、首の筋が突っ張ってしまって
横を向くのもしんどいんですけど(涙)なんとかならないものかと・・・

当分の間、まともに休める予定がないので週末に向けてさらに
酷い状態になると思われるわけで、シルクロードSについては
考察が間に合いそうにありません。

申し訳ないですが、今週はブログの方は手が空いた隙に
簡単な雑感や、データ整理、その他のことについて
書けたら書く程度になってしまいます。


別にキツイ仕事でもないので、20時間だろうが、
30時間だろうが、ぶっ続けでも大丈夫といえば
大丈夫なんですが、せめて間にそれなりの睡眠時間というか
休憩時間が欲しいですね。
地球の自転が30時間くらいになってくれたらいいのに・・・
アホか!オラァ(p゚ロ゚)==p)‘д)グハッ

AJCCを振り返って    担【けん♂】

まともに考察も予想も出来なかったAJCCについて
ちょっと雑感的に振り返っておきたいと思います。

ここ数年の傾向と同じく、若い馬(4、5歳)が少なく、
6歳以上の高齢馬が大多数を占めるメンバー構成。
基本的には若い馬が強い、という結果になりがちですが
こういう偏った状況だと高齢馬も侮れない、というのが
過去データでした。

結局1番人気に推されたサトノラーゼン(元POG馬)は
データ的に馬格がある方が好走しやすいという中、
プラス体重だとはいえ、466kgと馬格不足。
休養明けの輸送競馬ですでに惨敗経験があったわけで
今回は疑わしさマウンテン。

案の定、というか残念ながら悪い期待に応えるように
好位から自分の競馬をしたものの、直線でズルズルと
後退して10着に敗れてしまいました。

5歳馬の中では最内枠を引いたマイネルフロストに
期待したわけですが・・・少し下げ目ながら馬群の内をしっかり追走し、
直線手前で前に詰めて、よし絶好!と思いきや、
コーナーで外へ出して前がつまり、さらに外に出して詰まり、
またもや外に出して・・・と進路確保に手間取り、
前を向いて追い出した頃にはすでに勝負あり。
スムーズに回ってきたスーパームーン、ショウナンバッハとの
追い比べに敗れて消化不良の4着に終わってしまいました。

もちろん、当事者の松岡騎手にはコンマ数秒の中での
手綱捌きの難しさがあったのはわかりますが、
最内に切れ込む松岡騎手らしい度胸のある競馬が出来れば
2着は十分にあったのでは・・・という気持ちは否めません。

10年ほど前の雑誌上で、四位騎手と松岡騎手の対談が
あったわけですが、その中で松岡騎手は
「10年後には自分がトップに立っている」
と堂々と宣言。
若手の成長株として、未来のトップジョッキーになるという
強烈な自負を感じさせる予告でした。

あれから10年・・・成長はあったかと思いますが
残念ながら、結果的に自らが思い描いた「未来の自分像」には
全然届いていない状況。最も悔しく、焦っているのは
松岡騎手自身だとは思いますが、今回の騎乗内容を観る限り
何か不足、というか、逆に以前よりも思い切りが悪くなったような
感じがしてしまいました。

+12kgと余裕をもたせて復帰したディサイファは
7歳という年齢をまったく感じさせない圧勝でしたね。
ここでは完全に役者が違う、ということを証明。
中段前から位置を押し上げていった武豊騎手の手腕も
さすがでした。
スムーズに追い出されてスピードに乗って、危なげなく
武豊騎手の30年連続JRA重賞勝利を演出。

ディサイファの強さはもちろん高く評価するとして、
さらに上位のGⅠクラスの上位馬と、こうして重賞に
出走してくる馬との力の差、というものを改めて示してしまった
感じがあります。
世代交代や、勢力図刷新を狙う新鋭にもっと
頑張って貰いたいものですが・・・その意味では
ちょっと残念な「完勝」だった気もします。


さて、今週ですが・・・シルクロードSの考察をする予定。
すでに出遅れ気味となって、またもやどこまでやれるか
わからない状況ですが、なんとかまとめに辿り着きたいものです。

AJCC中途半端妄想   担【けん♂】

すっかり更新が滞ってしまいましたが・・・安心してください、生きてます(爆)
アホか!バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!

今週も案の定、極端な睡眠不足が続いてしまい、身動きがとれないまま
金曜を迎え、徹夜明けに先週延期した帰省をしたわけですが、
実家で最後の追い込みを!と思ったら・・・なんとパソコンが解約されていました(驚)

まぁ年寄り夫婦なので、パソコンの実用度が低いのも仕方ない話。
悶々としながら一泊し、先ほど大阪に戻ってきましたが
すでに日付的には日曜になってしまいました(>_<)

AJCC(中山2200m)に関しては出走予定馬を見ただけという状態。

過去のデータ的には
・馬格は480kg以上(実質斤量負担11.5~12.0%)
 ※小型な馬は中山巧者の実績馬ならなんとか・・・

・基本的には若い馬優勢(若い馬が少ない、実績不足の場合は高齢馬も侮れない)


こんな感じ。うーん非常にアバウト(爆)

人気どころで言えば、サトノラーゼンは460kgと小柄で
ダービー2着馬とはいえ、中山では休養明けに凡走している経験があるわけで
ここでは危険なニオイも無きにしも非ず。
(元POG馬だけに頑張って貰いたいですが・・・)

あとは・・・ライズトゥフェイムは血統が微妙。
ゼンノロブロイ産駒の中山での重賞勝ちは、フェアリーS、フラワーC
という3歳牝馬の重賞及び、同じく牝馬限定の中山牝馬Sの合計3勝のみ。
脚質的に合いそうなルルーシュも含めて、牡馬で中山をこなせる馬が
出てくるかどうかに注意したいですね。


予想という形ではまとめられませんが、個人的には念願の内枠を引いて
中山マイスターの松岡騎手を鞍上に迎えたマイネルフロストに期待。

ディサイファは武豊騎手が下げ過ぎることさえなければ・・・(爆)

AJCC(各馬分析3)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬の各馬分析、第3弾です。

【マイネルディーン】牡7 56.0 (美浦) ダンスインザダーク×(トニービン)
昨年のAJCCでが後方からなにも出来ずに13着。
中山でも1勝がありますが、基本的には脚質的に不向き。
昨夏に大きく馬体を落とし、復帰戦となった中山金杯では
+20kgで戻してきてはいるので、体調的には叩いての
良化は望めそうが、年齢的にも変わり身は期待薄。

【マイネルフロスト】牡5 56.0 (美浦) ブラックタイド×(グラスワンダー)
昨年のAJCCではいつもより後方からになり4着。
前走の中山金杯では逃げて2着に入っており、位置をとって
競馬が出来れば適性的にも実績的にも期待できそうな1頭。
内目の枠を引けたらチャンスが高まりそうです。

【マイネルメダリスト】牡8 56.0 (美浦) ステイゴールド×(アサティス)
14年の目黒記念を制して以来、10戦中8戦で二桁着順と大低迷。
昨年のAJCCでも後方から動けず14着に敗れていますが
前走のステイヤーズSでは中段から押し上げて4着と
勝ち馬には大きく離された完敗の内容ながら少し変わり身が
見られたのが光明になるかもしれません。
血統的には面白い1頭ですが、年齢的に・・・

【ヤマニンボワラクテ】せ5 56.0 (栗東) キングカメハメハ×(エリシオ)
中山では(1-1-2-0)と非常に安定した成績。
重賞初挑戦ながら安定して前につけられる脚質を活かせれば
上位に食い込む可能性は十分にありそうです。
夏場に落とした馬体も戻して安定しているので状態面でも
問題なさそう。

【ライズトゥフェイム】牡6 56.0 (美浦) ゼンノロブロイ×(Barathea)
デビューからの21戦中、15戦が中山という極端な
使われ方をしてきていますが、近走では後方からの
脚質になってきており、血統的にも脚質的にも
中山向きとは言いがたい印象。
前走の中山金杯では32.6と極端な末脚を発揮しながらも
4着まで・・・。タイミングがハマれば一発がありそうですfが
前優勢の展開に巻き込まれると絡めとられる危険性も高そう。

【ルルーシュ】牡8 56.0 (美浦) ゼンノロブロイ×(Highest Honor)
前につける脚質を活かせれば中山でも・・・と期待したい
ところですが、13年のAJCC7着を含んで中山では
4戦して複勝圏なし。14年秋以来の出走になる今回は
本来のスタイルで競馬が出来るかにも不安がありそう。

AJCC(各馬分析2)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

【スズカデヴィアス】牡5 56.0 (栗東) キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)
先行力を活かして昨冬の京都記念で2着。下り坂と仕掛けどころを活かして
粘り込むタイプですが、中山では皐月賞14着、ステイヤーズS4着、8着と
好走できておらず、余程中山が得意な騎手とコンビを組まないと
上昇は難しそうです。上手くペースを自分で作れたら能力は上位評価。

【ステラウインド】牡7 56.0 (美浦) ゼンノロブロイ×(スピニングワールド)
13年の海外遠征帯同から帰国して以降、重賞でも函館記念3着、
七夕賞2着と好走がありますが、勝ち切れず。
位置をとって競馬が出来ますが決め脚は微妙で、血統的に中山は
マイナス材料。中山金杯でも差のある5着に敗れており、
あとは相手関係で・・・。

【スーパームーン】牡7 56.0 (美浦) ブライアンズタイム×(Sadler’s Wells)
1番人気に推された前走の中山OPでは好位から伸びてクビ差の2着。
安定した走りは見せているものの、中山では(0-2-1-2)と
勝ち切れておらず、適性が高いとは言いがたい印象。
位置をとって競馬が出来る強みをどこまで活かせるか。

【ディサイファ】牡7 57.0 (美浦) ディープインパクト×(Dubai Millennium)
昨年のAJCCでは好位から前と同じ脚色になり5着のまま入線。
その後の重賞路線では天皇賞秋で8着に敗れたものの、
GⅡ、GⅢでは2勝を含んで複勝圏を外さない好走を見せており
実績的にも勢い的にも今回のメンバーでは抜けて上位評価。
中山未勝利というのが不安材料ですが力関係でどこまで。

【フラガラッハ】牡9 56.0 (栗東) デュランダル×(トニービン)
AJCCでは14年5着、15年6着と微妙に足らない成績。
マイル路線で結果を出してきており、基本的には後方からの
脚質ということで、このレースが合っている感じはないので
あえてこの年齢で狙う材料は不足。

続きます。

AJCC(各馬分析1)  担【けん♂】

長い時間起きていると食事の回数が増えてしまう上に
疲れた、とか・・・そんな理由で甘いものを摂取しようとしたり・・・。
平たく言えば、太りましたね(笑)

別に痩せなきゃいけない切迫した理由がないこともあって
ついつい・・・。
体重計にはしばらく乗っていませんが、体感では通常より4kg増し、
近年の最大体重を更新している可能性大です。
1kg落とすのが難しくなることはわかっているのに、うーん。


AJCC(中山2200m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

【アップルジャック】牡8 56.0 (美浦) アポインテッドデイ×(アサティス)
13年秋に1000万下を勝ってから・・・低迷。
重賞では二桁着順しか経験がなく、今年に入って5戦して4戦が
二桁着順(唯一の7着は8頭立て:爆)と上向きになる材料も不足。
脚質的には合いそうですが、末脚が鈍過ぎて・・・。

【クランモンタナ】牡7 56.0 (栗東) ディープインパクト×(トニービン)
新潟記念2着のあと14年のオールカマーでは14着。
その後の重賞路線では小倉記念の4着が最高位で複勝圏はなし。
年齢的に急な上昇は考えにくいところですが、前走で中山で3着に
入っており、相手関係弱化でどこまで。

【サトノラーゼン】牡4 56.0 (栗東) ディープインパクト×(Intikhab)
複勝圏を外さない安定した走りで京都新聞杯を制し、ダービーでも
2着と健闘。秋は復帰戦で関東遠征を選びセントライト記念で7着に敗れ
菊花賞でも5着と崩れてしまいました。
このところは少し位置取りが後ろになってきており、末脚の鈍さの影響が
出てしまっている印象。休養明けの輸送競馬はマイナス材料ですが
本来の位置取りで競馬が出来れば力量的には期待したい1頭。

【ショウナンバッハ】牡5 56.0 (美浦) ステイゴールド×(サクラバクシンオー)
徐々に力をつけ、昨秋に1600万下を突破。
その勢いでJCに挑戦しましたが、後方から12着と力の差を
見せてられてしまいました。
馬格がないのは血統どおりですが、斤量が減るのはプラス材料。
機動力がないので本来の中山向きの血統の力を活かせていない感じ。
積極的な競馬で新境地を開いて貰いたいところです。

【ショウナンマイティ】牡8 56.0 (栗東) マンハッタンカフェ×(Storm Cat)
重賞、GⅠ路線で非常に安定した好走を見せていましたが
14年の安田記念(3着)から長期休養。
末脚があるので直線が長い競馬場もこなせますが、阪神内回りでの
好走が多く、内回りでもこなす力があります。
休養明けの輸送競馬はマイナス材料。本気で狙うレースではないので
たしかめる程度になりそうですが、実力差を示せるかどうか・・・。

続きます。

AJCC(年齢別実績)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)について見ていきたいと思います。

年齢別実績:AJCC(06年~)】
AJCC年齢

5歳馬が3勝、3着4回、4歳馬が1勝、2着3回、3着1回と若い馬優勢
という傾向が出ていますが、7歳馬が3勝、8歳以上の馬も2着が4回と
高齢馬でも侮れない、という相反した結果になっています。

11年は8歳馬が2、3着を占めていただけでなく、
09年~11年までは3年連続で2着は8歳馬となっています。
10年は7歳→8歳→7歳という高齢馬決着・・・
13年も2着にせん馬ながら8歳馬が飛び込む結果。
昨年も7歳馬が2着に入り、4、5歳馬は複勝圏に入れない、
という結果に終わっていました。
ベテランが侮れないレース、という側面はたしかにあると思われます。

AJCC年齢別出走頭数
    4、5歳 6歳以上
15年  3   14(頭)
14年  4   12
13年  4    8
12年  6    5
11年  3    8
10年  5    7
09年  5    8
08年  3   13
07年  6    4
06年  3    7
05年  2   11
04年  5    6
03年  4   10
01年  4    9

各年の年齢別の出走数自体も高齢馬が多く、4、5歳馬の合計数が
多かったのは07年と12年の2回だけ

07年は4歳→4歳→5歳、12年は5歳→4歳→5歳で決着しているわけで
単純に高齢馬の方が良いということではないと思われます。

07年より前も高齢馬が多かったわけですが、5歳馬が2勝、2着1回、
4歳馬が2着3回と若い馬がベテランを圧倒。

お達者クラブ化した08年~11年の4年間はちょっと異常だった、
という見方でもいいかもしれませんが、ここ3年は出走馬の年齢に
異常な偏りが出ており、13年は4歳馬がゼロ、14年は5歳馬がゼロと
有力視されるべき世代がスッポリ抜け落ちてしまっており、
昨年は17頭中、14頭が高齢馬という過去最大の偏りとなっていました。
高齢馬の頭数が多くなった場合には要注意だと考えられます。

今年の登録馬の年齢

★9歳
フラガラッハ

★8歳
アップルジャック
ショウナンマイティ
マイネルメダリスト
ルルーシュ

★7歳
クランモンタナ
ステラウインド
スーパームーン
ディサイファ
マイネルディーン

★6歳
ライズトゥフェイム

★5歳
ショウナンバッハ
スズカデヴィアス
マイネルフロスト
ヤマニンボワラクテ

★4歳
サトノラーゼン

今年の出走予定馬の年齢構成は

4、5歳:6歳以上=5:11(頭)

ここ2年とほぼ変わらず・・・お達者クラブ的な様相となっています。
実績的には抜けているディサイファが7歳というのが
なんとも悩ましいところ。

若い馬の「ディサイファ超え」なるか?!
今後につながる内容に期待したいですね(^^)g

AJCC(体重別実績)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)について見ていきたいと思います。

体重別実績:AJCC(05年~)】
AJCC体重

7勝を挙げ、2着6回、3着5回と超好成績となっているのは
480~500kgのゾーン。

08年、09年、11年はこのゾーンの馬が1~3着を独占。
出走頭数自体が多いゾーンということもありますが、
要注目ゾーンとして見ておきたいところです。

480kgを切る馬の好走というと、14年のヴェルデグリーン(476kg)の前は
06年まで遡る必要があります。
06年は478kgの馬がワンツーフィニッシュ、
05年は472kg→474kg→474kgという馬で決着。
きっちり480kgでラインを引かねばならないわけではないので(爆)
この辺りは誤差の範疇。当日の増減の影響もあり、
前走もしくは近走に480kg以上あった馬も含まれています。
(ヴェルデグリーンも前走では480kgでした)

明らかに体の小さい460kg台、及び460kgを切る馬の好走となると
14年3着のフェイムゲーム(454kg)の前は
表には入っていませんが01年と03年、04年に3着があるだけ。
04年は480~500kgの馬が1頭しかおらず、
03年、01年は平均体重自体が軽い影響もあったかもしれません。
中山巧者で小型でも重賞で結果を出しているような馬については
例外的に注意をする程度で良さそうです。

500kgを超える馬は割合でみると少し下がりますが
割り引く必要はないくらいに結果を出しています。
07年は1頭だけ、09年も2頭しか出走していなかったことを考慮すると
条件的には逆に頑張っていると見てもいいかもしれませんね。
12年は1着、3着が500kgオーバーの馬、13年の2着馬は
540kgという巨漢馬となっていました。

03年まで遡ってみても連対圏に入っているのは全て470kg以上の馬。
(14年のフェイムゲームを除けば複勝圏まで)
バランスの取れたゾーン~大型馬優勢、で馬体重の下限に線を引いて
考えても良さそうです。

実質斤量負担別実績
AJCC斤量

好走の上限は・・・12.5%
12.5%を超えて好走をしたのは06年以降はゼロ。
(表にはありませんが 01年、03年の3着にオーバーした馬が入っています)
余程の馬以外は大幅に割り引いて良さそうです。

ドリームジャーニー、キャプテントゥーレなどが13%を超えて
人気を背負って・・・惨敗。
実質斤量負担で厳しい馬については実力馬でも割り引いて見る必要がありそうです。

斤量負担は軽ければいい、というわけではなく
11.5~12.0%辺りの馬が好走をしています。
体重と斤量のバランスについては注意したいところだと思われます。

AJCC(展開分析)   担【けん♂】

AJCCコース
※中山2200mのコース図及びAJCC(01年~)のラップ平均
 (02年は東京開催、12年は不良馬場のため除く)

AJCCが行われる中山2200mについて見ておきたいと思います。

スタンド側からスタートするため、最初の直線に上り坂があって
よほど大きく逃げたい馬がいない限り、それほど速いペースになりにくい構造です。

400mほどでそのまま上り坂のカーブに突入。
最初の直線でスピードが上げにくい分、内枠の方が先行馬にとっては
行きやすいことはたしかです。
外枠から前に行くにはかなりスタート直後に押していかねばなりません。
並んだ形になってもコーナーワークで内の馬が相当有利になってくる
という点にも注意したいですね。

中山2200mは外回りのため、おにぎり型の頂点辺りまで
200mほどゆったりとカーブしていって1000m過ぎから下り坂、
向こう正面の直線に入ります。

前半が緩ければ特にここからは緩まないペースになりやすいようです。
先行馬があえて抑えてゆっくり行くこともありますが
基本的にここからは12秒台前半から11秒台後半のラップが並ぶことに
なりやすいですね。
2200mという距離が一気に駆け抜けられる距離ではないので
必ずある程度緩むポイントが出てくるというのも影響が大きいと考えられます。

コーナーは内回りと違って緩いカーブになりますので
勢いを殺さずに直線に行きやすい感じ。
後から3つ目のラップ、コーナー手前から加速が開始されることが多く、
直線入り口では隊列が長めの構造になりやすいレースとなっています。
後半は特に道中のペースが緩みにくいので、後方からまくって行って
4コーナーまでに前に詰めていくのはかなり厳しい構造となっています。

直線は310mと短く、後方から一気に突き抜けるのは余程末脚があるか
前が消耗して止まる展開のみ。
かなり先行有利な構造および展開になりやすいと考えられます。

上位馬の4コーナー位置取り:AJCC】
    1着→2着→3着
15年  1  2  5(番手)
14年  6  2  8
13年  2  4  4
12年  7  4  4 ※不良
11年  3  1  7
10年  2  1  6
09年  2  6  3
08年  5  2  5
07年  2  8  6
06年  1  2  5 ※稍重

先行   7  6  1
好位   2  3  7
中段   1  1  2
後方   0  0  0

構造から推察されるとおり、極端に先行有利なレース。
後方の馬はほぼ壊滅状態です。
近年を見ても先行、好位で行った馬が毎年馬券に絡んでおり、
中段からの馬は、道中がかなりのハイペースになった07年に
インテレットが2着に届いた(1着とは5馬身差)ほかは
11年に3連覇を狙ったネヴァブションが3着に届いたくらい。
12年はルーラーシップが7番手から届いていますが、
能力の違いだけでばく、不良馬場への適性もあったのかも。

14年は不慣れなブノワ騎手が展開を作ったこともあり、例年とはまったく
違ったラップ展開になり、中段からのフェイムゲームが3着、
勝ち馬のヴェルデグリーンも最終的に6番手まで押し上げていたものの、
実質的には後方からの位置取りでした。
こういう例は・・・かなりのレアパターンなので、度外視しておいた方が
良さそうです(^^;

基本的には好位よりも前の馬を重視で良さそうです。

過去20年(東京開催を除く)を見ても10番手以降から届いたのは
・・・03年に3着に入ったアグネススペシャル1頭だけ。
後方からの脚質の馬は極端に割り引いて考えたいところ。

中段からの差し馬が台頭したレースのポイントは「先行馬の末脚」。

★98年
1着メジロブライト(8番手)34.5
4着マウンテンストーン(1番手)36.5

★94年
1着マチカネタンホイザ(9番手)34.9
6着ツインターボ(1番手)36.8

先行した馬よりも2秒程度速い末脚が使える場合は、差し決着もありうる・・
そんな感じでしょうか。
逆に言うと前の馬の脚が鈍らないと差し馬は厳しい、ということ。
09年、10年と連覇しているネヴァブションは
4コーナー2番手から09年は35.4、10年は34.7の末脚を使っています。
11年のミヤビランベリもスローペースから35.2の脚を維持。

こうなると時期的に33秒台に突入する末脚は中山では基本的に無理なので
物理的に届かなくなってしまいます(^^;

12年は不良馬場のため、あまり参考になりませんが、
先行したトーセンレーヴが37.5、ツクバホクトオーが38.2
であったの対し、中段から差したルーラーシップは35.6。
やはりポイントとなる2秒差を達成していました。

13年は2番手から押し切ったダノンバラードが36.0。
時計が掛かる芝状態だったこともあって、これが最速の上がりとなっており
そのまま前、前での決着。

14年は先ほどふれたとおり、レアパターン。
逃げたサトノシュレンは37.6と大きく脚が鈍り、勝ち馬のヴェルデグリーンは
35.5と2秒以上速い末脚を使っていました。

例外を除けば想像以上に前有利なレース、と考えておきたいと思います。
先行出来る脚質と騎手の力量を重要視したいところですね。

日経新春杯回顧   担【けん♂】

遅くなってしまいましたが、日経新春杯について振り返って
おきたいと思います。

表面だけさらった予想は→ココ

結果は・・・

1着 レーヴミストラル  2.25.9  上がり33.1
2着▲シュヴァルグラン   2馬身
3着◎サトノノブレス

8着○アドマイヤフライト

※全着順は→ココ

譲りあうようなスタートの中、ダコールがハナを切る形へ。
以前に小牧騎手が乗った時も後方から行っていたわけで、
鞍上ともども、まさか?!という感じだったかもしれません。

サトノノブレスが外から寄せて2番手に上がり、
シャドウダンサー、ダービーフィズ、メイショウウズシオが
続いて好位を形成。

中段にアドマイヤフライト、ベルーフ、シュヴァルグラン、
控えてコスモロビン、プロモントーリオ、後方にメイショウカンパク、
最後方にポツンとレーヴミストラル。

13.1-11.2-11.8-13.0-12.9-12.4-12.8-12.0-11.6-11.7-11.8-11.6
前半1000m 62.0
中盤 400m 25.2
後半1000m 58.7

【ラップ比較】
日経新春杯

年によってかなり差があるので平均との比較には
あまり意味はないかもしれませんが、前半1000mの
通過タイム(62.0)は06年からの11年間をみても
圧倒的に最遅。
09年に61.1がありますが、それ以外は60秒台もしくは
60秒を切るペースとなっており、今年の展開はかなり
異常な流れといえそうです。

焦れたように中盤からハナを奪って飛び出していった
メイショウウズシオが今度は急激にペースアップ。
上り坂で加速を開始しているだけに消耗度はかなり高め。

残り1000mの超ロングスパート、という展開になり
前半がいかにスローとはいえ、前の馬の消耗は厳しく、
直線に入ってジワジワと前に押し寄せていく中、
最後方待機で消耗を抑えていたレーヴミストラルが
あっという間に全頭を飲み込んであっさり突き抜けて圧勝。

スローからの瞬発力勝負となるとキングカメハメハ産駒の
特質が活きてきますね。

過去にはルーラーシップが制しているレースだけに
血統的にも侮れないものはあったかと思いますが
馬体の完成度などからすると・・・まだまだという印象。
もっと良化してくる可能性もあるだけに、これからの
活躍が楽しみです。

日経新春杯とりあえず予想   担【けん♂】

相方が体調を崩したため、帰省は延期。
昼過ぎに帰宅して布団に入って・・・そこから今日の昼前まで
途中で何度か目は覚めたものの、20時間ほど寝てしまいました(^^;
来週以降もまともに睡眠時間が取れない日々が続きそうなので
ここで体力回復しておいて、また頑張っていきたいと思います。

日経新春杯(京都2400m)は12頭立て。
前日1番人気に推されたシュヴァルグランは3連勝中でルメール騎手を
擁しているとはいえ、重賞初挑戦。
前走までの勝ちっぷりや、年齢的な勢いには期待したいものの、
押し出された人気馬という点からすると、素直に信用して良いかは
不安もありそうです。

まぁ・・・そもそもこういう馬が1番人気に推されるような
メンバー構成である、というのがそもそもの問題ではあるんですが(爆)

【これまでの考察】
展開分析→ココ
体重別実績→ココ
年齢別実績→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
馬体について→ココ

今週も中途半端にさらっと表面をなぞっただけの考察になってしまい
正直言って消化不良。
さすがに好走が期待しにくい、という馬が半数以上いるので(失礼^^;)
煮詰めるもへったくれもない気もしますが、とりあえず
ベテランを信用するか、新鋭に期待するか、という二極化した予想に
なりそうです。

【今回の予想】
◎サトノノブレス
〇アドマイヤフライト
▲シュヴァルグラン

隊列が長くなりそうもないので、差しが決まる可能性もありますが
レースレベル自体が高くなりそうもないので、前が止まらない展開を想定。

このレースですでに実績のあるサトノノブレス、アドマイヤフライトは
人気を(微妙ながら)落としているので、欲ボケ的には買いどころ(笑)

逆にシュヴァルグランは京都では微妙なハーツクライ産駒という点も
考慮してヒモまでとしておきたいと思います。

出来が微妙に見えたレーヴミストラルは脚質からあえて無印。
アルゼンチン共和国杯のときも良くは見えなかったので怖いですが(爆)

新鋭が活躍してくれたらそれはそれで先々が楽しみになるので
あえてベテランの意地に一票?!

日経新春杯(馬体について)  担【けん♂】

相変わらず寝不足でフラフラです。
3時間、3時間、5時間睡眠ときて、昨日は結局自宅に戻れず、椅子に座って
2時間ほど仮眠をとっただけで40時間勤務態勢。
連徹のあと、金曜はそのまま一旦静岡に帰省し、次の日にはとんぼ帰りで
大阪に戻ってくる予定。移動時間もあるので最後の詰めは土曜の晩遅くに
出来たら、という感じになりそうです(T_T)

日経新春杯(京都2400m)出走馬の馬体について見ておきたいと思います。
通常は2走前の馬体から並べるんですが、ちょっと簡易バージョンで
近走の写真との比較としています(比較写真がない馬もいます)

【サトノノブレス】
(15アルゼンチン共和国杯)
サトノノブレス15AR
(日経新春杯)
サトノノブレス16日経新春杯
昨秋ほどの充実度ではありませんが
安定したシルエットをキープ。
この馬にしては少しダラッとした姿勢に
なっている印象でここを目指した仕上がりでは
ないかもしれませんが、基本能力でどこまで・・・

【アドマイヤフライト】
(14日経新春杯)
アドマイヤフライト14日経新春杯
(日経新春杯)
アドマイヤフライト16日経新春杯
前回の写真から2年が経過しましたが
全体的なバランスは崩れておらず、
年齢的な衰えは感じられません。
太いクビ差しをしっかりと支えており
コース適性を活かす下地は十分。


【シュヴァルグラン】
シュヴァルグラン16日経新春杯
まだ筋肉が付き切っていない感もありますが
ハリがあって力強い馬体。
上半身から太いクビ差しへのラインが特徴的で
薄身ながらボリュームが感じられます。
手脚が長く、京都の下りを活かせたら・・・

【プロモントーリオ】
プロモントーリオ16日経新春杯
ダートで使われていたのがわかるくらい
モッサリ感のある力強い馬体。
体型的には先行力を活かす形の方が合いそうな
印象で、流れに乗って持続力を活かしたい感じかと。

【レーヴミストラル】
(15アルゼンチン共和国杯)
レーヴミストラル15AR
(日経新春杯)
レーヴミストラル16日経新春杯
肉付きが薄い馬体で、冬毛の影響もあって
あまり見栄えはしない感じ。
下半身の充実度はたもっていますが
上半身が小さくまとまっており
秋からの上昇は期待しにくいかも。

【ダービーフィズ】
(15札幌記念)
ダービーフィズ15札幌記念
(日経新春杯)
ダービーフィズ16日経新春杯
好調だった夏場の北海道時期に比べると
上半身、下半身ともに筋肉は微妙に低下。
それなりにまとまってはいますが、
ここで急上昇、というほどの出来ではなさそうです。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

日経新春杯(過去の勝ち馬の馬体)   担【けん♂】

過去の日経新春杯(京都2400m)の勝ち馬の馬体写真を並べてみました。

人気薄の馬も勝っているので、直前の馬体写真がない馬もいますね。
テイエムプリキュアは仕方ないにしろ、08年の勝ち馬アドマイヤモナーク
いたってはこのレースの写真がないだけでなく、活躍した割に一度も
競馬ブックに取り上げて貰えなかった模様(爆)
たしかに常に伏兵扱いだった馬ですが(笑)1番人気になった重賞ですら
写真がありませんでした。

13年のカポーティスターも10番人気での勝利。
当然レース前の写真はありませんでした(^^;
ちなみに京都記念前の写真を載せていますが・・・このときは6着に
敗れているだけに参考にして良いか微妙なところ(笑)

ややこしいですが、07年にこのレースを勝ったトウカイワイルド
直前の写真がなく、一年後の日経新春杯でやっと写真が取り上げられました。
08年には凡走してしまっているだけに(爆)取り上げるべきか
迷うところですが、一応参考までに載せています。

15年【アドマイヤデウス】
アドマイヤデウス15日経新春杯a>

14年【サトノノブレス】
(14日経新春杯)
サトノノブレス14日経新春杯

13年【カポーティスター】
(13京都記念)
カポーティスター13京都記念

12年【トゥザグローリー】
(12日経新春杯)
トゥザグローリー12日経新春杯

11年【ルーラーシップ】
(11日経新春杯)
ルーラーシップ11日経新春杯

10年【メイショウベルーガ】
(10日経新春杯)
メイショウベルーガ10日経新春杯

09年【テイエムプリキュア】
(09阪神大賞典)
テイエムプリキュア09阪神大賞典

08年【アドマイヤモナーク】
(写真なし)

07年【トウカイワイルド】
(08日経新春杯)
トウカイワイルド08日経新春杯

06年【アドマイヤフジ】
(06日経新春杯)
アドマイヤフジ06日経新春杯

05年【サクラセンチュリー】
(05日経新春杯)
サクラセンチュリー05日経新春杯

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

見事なまでにバラバラの血統から勝ち馬が出ています。
・アドマイヤドン
・ディープインパクト
・ハーツクライ
・キングカメハメハ
・フレンチデピュティ
・パラダイスクリーク
・ドリームウェル
・サンデーサイレンス
・アドマイヤベガ
・サクラローレル

・・・およそ統一感がありませんが(爆)馬体の構造的には
似ているシルエットになっているのが面白いところ。

長く力強いクビ差し、発達した上半身、ゆったりと伸びた胴、
下半身の造りも特徴的です。持続型の構造ながら腿もしっかりと
発達しており、バネも必要とされることが考えられます。

おおよそのイメージを頭に置きつつ、今回の出走予定馬について
見ていきたいと思います。

日経新春杯(各馬分析2)   担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

【ダービーフィズ】牡6 57.0 (美浦) ジャングルポケット×(サンデーサイレンス)
京都への遠征は13年の菊花賞(16着)以来。
昨夏に函館記念を制し、札幌記念でも3着と健闘しましたが
秋のGⅠ戦線では大きく不足を露呈。
後方からの脚質で血統的には京都がハマる可能性はありますが
前優勢の流れになるようだとかなり厳しくなってしまいそうです。

【プロモントーリオ】牡6 55.0 (美浦) ゴールドヘイロー×(フレンチデピュティ)
ダートから芝に転向してから成績は安定傾向。
14年の目黒記念で3着と健闘したあと、そこから長期休養を
挟んで復帰戦の1600万下を勝利。アルゼンチン共和国杯では
前の馬に脚色で及ばず完敗の7着に敗れていますが
本来の好位からの競馬が出来れば好走のチャンスはあるかも。

【ベルーフ】牡4 56.0 (栗東) ハービンジャー×(サンデーサイレンス)
皐月賞では12着と大敗してしまいましたが。夏場の復帰戦となった
小倉記念で2着と健闘。秋は菊花賞6着に続き、金鯱賞でも
前の馬と同じ脚色になってしまい6着とイマイチな成績に終わっています。
菊花賞では距離の影響もあってか、脚色で完全に負けていただけに
京都適性にも不安がありそう。中段後方からの正攻法で
どこまでやれるか試金石。

【マイネルメダリスト】牡8 56.0 (美浦) ステイゴールド×(アサティス)
14年の目黒記念を制して以降、9戦して7戦が二桁着順。
前走のステイヤーズSは4着とはいえ、5馬身以上離された
完敗の内容なので着順ほどの評価は出来ません。
高齢でも好走がある血統ではあるものの、近走の内容からして
ここでの変わり身を期待するのは酷。コース適性にも期待薄。

【メイショウウズシオ】牡9 52.0 (栗東) オペラハウス×(ブライアンズタイム)
13年の日経新春杯では15着と大敗。古馬重賞では掲示板に
入ったこともなく、ここで上昇を期待するのは酷。
このところは逃げるスタイルを試したり、後方からの競馬を
してみたりと試行錯誤も見られますが、残念ながら結果には
結びついていない状況。

【メイショウカンパク】牡9 53.0 (栗東) グラスワンダー×(ダンスインザダーク)
12年には同条件で行われる京都大賞典を制していますが
13年の日経新春杯では8着、15年は17着と振るわず、
後方で動けず二桁着順が多い近走の内容からしても
年齢的に上昇は期待できません。

【レーヴミストラル】牡4 56.0 (栗東) キングカメハメハ×(Highest Honor)
3戦目に勝ち上がるとそこから3連勝で青葉賞を制覇。
ダービーでは9着に敗れてしまいましたが、復帰戦の
アルゼンチン共和国杯で3着と健闘。
金鯱賞では前の馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れていますが
前が止まればかなりの末脚が使えそうです。
後方からの脚質になっているので、今回はペースが重要。
前優勢の流れをひっくり返すほどの脚ではないだけに・・・

日経新春杯(各馬分析1)   担【けん♂】

連日の3時間睡眠・・・一昨日は椅子に座ったままで視界がグルッと
廻ってしまい(めまい)転げ落ちそうになってしまいました(T_T)

日経新春杯(京都2400m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

【アドマイヤフライト】牡7 56.0 (栗東) マンハッタンカフェ×(トニービン)
かなり安定して好位前につけられる脚質を活かし、日経新春杯では
14年2着、15年3着と好走。京都では天皇賞春以外では
複勝圏を外しておらず、コース適性に関しては非常に高く評価出来る1等。
これまで重賞勝ちがなく、年齢的には厳しくなっていますが
メンバーのレベルを考えると線引きしてしまうのは危険なニオイ。

【コスモロビン】牡8 54.0 (美浦) ゼンノロブロイ×(ジェイドロバリー)
12年の日経新春杯で4着がありますが、13年春を最後に
上位に食い込めないままここ3戦は連続二桁着順。
今回は昨年の日経新春杯(14着)以来となることもあって
年齢的にも実績的にもここで推せる材料は不足。

【サトノノブレス】牡6 58.0 (栗東) ディープインパクト×(トニービン)
菊花賞(2着)以来となった14年の日経新春杯でいきなり
重賞制覇を達成。夏には小倉記念で重賞2勝目を達成し、
金鯱賞では14年2着、15年3着と連続好走。
昨年の日経新春杯では前優勢の流れに乗れず中段から11着と
大敗してしまいましたが、少頭数になりそうな今回は
本来の好位からの競馬が出来れば実績、実力は上位。
特に関西圏では安定している点でも期待できそうです。

【シャドウダンサー】牡5 54.0 (栗東) ホワイトマズル×(サンデーサイレンス)
長い直線での力勝負になると不足感がありますが、京都では
(1-2-0-1)と4着を外しておらず、血統的にもコース適性には
期待できそうです。上位馬との対戦経験がなく、実績的には
かなり不足があるのでここで期待するのは厳しいとは思われますが
位置取りを活かせたら・・・

【シュヴァルグラン】牡4 54.0 (栗東) ハーツクライ×(Machiavellian)
クラシックの前哨戦では取り消しも含めて足りない面を
見せてしまいましたが、晩成型の血統どおり夏場から徐々に良化し、
3連勝で1600万下を3馬身差をつけて圧勝。
安定して前につけられるようになり、末脚も鋭さを増しており
上位馬相手にどこまでやれるか試金石。
ただし年齢的には期待できますが、上位馬との対戦経験がないので
過剰人気になりそうな点には要注意。

【ダコール】牡8 58.0 (栗東) ディープインパクト×(Unbridled)
昨春の新潟大賞典で念願の重賞初制覇。秋は大幅な馬体重の
増減もあって力が出し切れませんでしたが、年齢的な衰えは
あまりなさそうです。位置取りは後方からになりがちで
日経新春杯では10着、5着と結果が出せていなかっただけに
ここでの上昇に期待するのは厳しそう。

続きます。

扉を開いてくれた人    担【けん♂】

80年代、中学生になったばかりの私は母親の影響もあって
ニューミュージック、フォーク系にハマり、さだまさしや
松山千春、井上陽水、オフコースなどをエアチェック(古い!)して
聴きまくっていました。

「やっぱり、歌は歌詞が重要だよね」

なんて、わかったような口をきいていたりしたわけですが
(恥ずかしい・・・)

そんな中で、歌詞もわからないのに妙に心をとらえて
離さなかったのが↓

【レッツダンス:デヴィッドボウイ】


歌詞が全て、的な発言をしながら洋楽って・・・
自分で自分を裏切っているような背徳感もあいまって
同じように日本の音楽にハマっていた弟の目を(耳を?)盗むように
聴いていたことを思い出します。

その後、やっぱり良いものは良い!とカミングアウトして
今度は洋楽にバカハマり。
マイケルジャクソンのスリラーやポリスのシンクロニシティなど
ちょうど名曲、名盤が出まくった当たり年だったんですよね。
その年のグラミー賞を録画して何度も何度も観ては
アーティスト名をチェックして・・・

ライブエイドのときには録画していたビデオテープの交換のために
起きておかないといけなかったので、眠い目をこすりながら
居間のテレビの前で延々夜更かし。
今では徹夜なんて日常茶飯事過ぎてどーでもないですが(爆)
記憶している中では・・・たぶん、このときが初めての
徹夜だったと思います。

次から次へと登場するアーティストに心躍らせたながら
その中でも一番印象に残ったのが↓

【ダンシングインザストリート:デヴィッドボウイ&ミックジャガー】


会場のスクリーンに映し出されたこのミュージックビデオは
両巨頭?の魅力を存分に感じさせる素晴らしい出来だったと
思います。


悲しいニュースを知ってから頭の中でずっとブルージーンが
流れ続けています・・・(涙)
洋楽の扉を開いてくれたデヴィッドボウイ氏の冥福を
心よりお祈り申し上げます。

日経新春杯(年齢別実績)   担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)について見ていきたいと思います。

年齢別実績:日経新春杯(06年~)】
日経新春杯年齢

明らかに4歳、5歳が圧倒的に強いレース。

6歳で勝ったテイエムプリキュアは・・・展開的にも例外的な馬(爆)
京都2400mのみ突発的に好走する馬ということで
ちょっと個性が強すぎでしたね(^^;
こういう馬がいれば・・・要注意ですが、そうそういるタイプではなさそうです。

6歳で2着に入ったホットシークレット(02年)、3着に入ったダービーレグノ
(04年)はともに前走が有馬記念。成績は別にしてもGⅠに挑むくらいの馬なら
ちょっと注意が必要、というくらいで良さそうです。
13年にはトウカイパラダイスが3着に入りましたが、重賞未勝利ながら
押し出された4番人気、一応春には天皇賞春に挑戦していました。
・・・メンバーが低調な年にはヒモ候補として考えてもいいのかも。

7歳でアドマイヤモナークが勝った08年は平均年齢自体も高く、
4歳馬が揃って人気薄というちょっと高齢馬にとって有利な状況でした。
アドマイヤモナーク自身がかなりの晩成型で高齢で衰えがなかったことも大きく
その上、芝状態が非常に悪く荒れ馬場適性が強く出たことも
影響したと考えられます。

トウカイエリートが7歳で2着に入った07年は4歳馬が1頭しかいない
低調な年。斤量のところでふれたとおり、全体のレベル自体にも疑いがありました。
※1頭しかいなかった4歳馬が人気薄でも3着に入っており、
 若い馬優勢であることを示しています。

8歳以上の高齢馬も出走がありますが・・・まったく結果が
出せていません。
直近で余程結果を出している馬でも割引が必要になりそうです。

今年の出走予定馬の年齢

★9歳
メイショウウズシオ
メイショウカンパク

★8歳
コスモロビン
ダコール
マイネルメダリスト

★7歳(晩成型の実績馬、極端な馬場状態、レベル低下などがないと厳しい)
アドマイヤフライト

★6歳(前走でGⅠに出走するくらいでないと厳しい)
サトノノブレス
ダービーフィズ
プロモントーリオ

★5歳
シャドウダンサー

★4歳
シルヴァグラン
ベルーフ
レーヴミストラル

登録の段階で13頭と少頭数確定。

高齢馬の近走の内容から期待をするほどとも思えず、
4歳、5歳馬も年末の重賞で力不足を露呈・・・。
うーん・・・例年よりもハードルを下げて考えた方がいいのかも?

日経新春杯(体重別実績)   担【けん♂】

シンザン記念のジュエラーは凄い末脚でしたが、先行したシゲルノコギリザメを
1.5秒上回る上がりを使ってクビ差先着・・・後方から差し切ることの
難しさを改めて見せた印象です。
日経新春杯(京都2400m)についても、位置取りの有利不利は意識しておきたいですね。

体重別実績:日経新春杯(06年~)】
日経新春杯体重

いかにも、という好走体重の分布(^^;
最も好成績になっているのは480~500kgのゾーンとなっています。
出走頭数自体も多いゾーンですが率から見ても最も優秀。

軽い方では460kgまではまったく問題ない感じですが、
勝率は下がるので基本的にはヒモ候補。
08年には470kgのアドマイヤモナークが勝っていますが
この年は芝状態が悪化しており、荒れ馬場適性が大きく反映されたと考えられます。
表には入っていませんが03年、02年にも小柄な馬が勝利。
この2年は平均体重自体が軽かったことも影響がありそうです。
490kgを超える平均体重になった場合は大型馬の好走が目立ちますが、
平均が492kgだった昨年は470kg台の馬がワンツーを決めているので
そこまで意識する必要はなさそうです。

460kgを切ってしまうと一気に成績悪化。

重い方は500kgオーバーでもまったく問題なし。
500kg以上の馬という括りではここ10年で5勝しており、
むしろ重視する方向で良さそうです。
14年にサトノノブレスが大幅に馬体を増やして514kgで勝つまで
500kg以上の馬が3連覇をしていました。

実質斤量負担別実績
日経新春杯斤量

連対馬までは明確にラインが引かれています。
基本的には12.0%が好走の上限ライン

3着に斤量負担の厳しい馬が入っていますが、これは11年の
ローズキングダムのような実績上位馬もしくは・・・
全体のレベルに疑いがあった上に大荒れになった09年のような時に
限って良さそう。
逆に力量上位でも負担が厳しければ割り引く必要があると思われます。

出走馬全体のレベルに関しては・・・大雑把ですが出走馬の平均斤量を
見ればおおよそ当たりがつきそうです。

03年以降の平均斤量を見てみると

15年 54.6(kg)
14年 53.6
13年 54.0
12年 55.5
11年 55.4
10年 54.3
09年 53.7
08年 53.9
07年 53.3
06年 54.2
05年 55.1
04年 54.5
03年 55.4

上位人気馬がことごとく沈んで荒れた07年は斤量平均が53.3kgと最低。
やはりこういう年は押し出された人気馬は信用出来ません。

54kgでは怪しく、55kgあれば・・・実績馬が多く出走していて
上位人気馬が狙いやすい、という感じでしょうか。
12年はかなり怪しく見えましたが(爆)平均斤量的には55.5kg
実績馬(上位人気馬)優勢のパターン。
結果を見てもしっかりと1番人気馬が勝ち、3番人気の馬が2着に入りました。

13年は平均斤量の怪しさどおり、10番人気のカポーティスターが勝って
大番狂わせが起こっていましたが、さらに怪しかった14年は上位人気馬で決着。
人気薄のレベルが低過ぎて荒れようがなかったのかもしれません(爆)
昨年も55kgを切っていて怪しいニオイが漂っていましたが、
6番人気→10番人気→7番人気で決着と人気馬が総崩れとなってしまいました。

今年の出走馬についても確定し次第、見てみたいと思います。

日経新春杯(展開分析)   担【けん♂】

まだ月曜開催が残っていますが、ひとまず日経新春杯(京都2400m)
考察に入っていきたいと思います。

日経新春杯コース
※京都2400mのコース図と日経新春杯(06年~)のラップ平均

日経新春杯が行われる京都2400mの構造について見てみたいと思います。

スタートはスタンド側のポケット。
平坦な長い直線が続くので、本来先行争いが激化してもおかしくはないのですが
長丁場ということを意識するためか、基本的に前半は落ち着く傾向にあります。
もちろん、思い切って逃げる馬がメンバーにいるかどうかで
ガラリと変わるので注意が必要です。

ここ数年のパターンで言えば、前半1000mは09年に61秒を超える
スローペースになりましたが、基本的には60秒周辺の平均ペース
ただし、10年は58.9とかなり暴走気味にレースが流れてしまいました。
最終的に前の馬の余力につながるので、このバラつきには注意したい
ところだと思います。

ゆったりと上り坂を駆け上がり、下り坂に入って急加速。
残り800mは緩まずに800mダッシュ・・・になりますが
ここまでの消耗度はかなり激しく、場合によってはジリジリと遅くなっていく傾向。

直線入り口での急加速ポイントなどは基本的に作ることが出来ず、
前の馬にとってはかなり厳しい展開になると思われます。

ただし、下り坂から加速が入っているので後方から捲りあげるのも
難しい構造
・・・前が止まるかどうかで展開はガラリと変わる印象です。

先行馬の脚質と能力には要注意ですね。

過去の日経新春杯の上位馬の4コーナー位置取り
    1着→2着→3着
15年  8  5  5(番手)
14年  1  7  4
13年  5  9  3
12年  7  3 11
11年  3  6  8
10年  7  4  7
09年  1 14  6
08年  7 12  1
07年  6  3  4
06年  6  9  4

4コーナーで3番手以内にいた馬が1頭も上位に絡まないレースというのは
2400mで行われた日経新春杯(過去22回)で4回しかありません。
その意味では先行有利なレースと言えますが、近年で逃げ残ったのは
テイエムプリキュア及び、14年のサトノノブレスくらいで、基本的には
好位差しが有効となっています。
サトノノブレスはルメール騎手の手腕が本当に大きかった印象。
昨年は道中3番手だったアドマイヤフライトがコーナーで少し遅れて3着。
その他の先行勢は残り切れませんでしたが、好位グループが好走した
決着となっています。

4コーナーで好位にいる馬も道中は中段辺りにいる場合が多く、
コーナーまでに位置を押し上げる機動力とペースアップに耐える能力、
しっかりと位置を取りに行く騎手の力量が非常に重要。

13年は内にグリーンベルトが出現。
馬場差を活かして内枠の馬が上位を独占する結果となりました。
馬場状態などにも要注目だと思われます。

基本的には能力重視で考えて良さそうですが、メンバーのレベルが
低調な年は実績不足の馬も上位に来ることがあるレース。
前半1000mが61秒を超えるようなスローペースになると
かなり先行有利になるので、逃げ馬の脚質には注意したいところです。

あとは・・・京都の下り坂を得意にしている馬に要注意。
11年にはマカニビスティーが後方から突っ込んで3着に入線。
京都しか走らない(爆)という馬高配当の使者になりやすいので
忘れずに注目しておきたいと思います。

ボヤキスタートですいません   担【けん♂】

更新がすっかり滞っていますが・・・あっさりと週末。

新年明けてすでに簡単ながら挨拶も済ませ、競馬の開催も2回目になるのに
まったく年明け気分にならないのは、クリスマス前からまともに休んでおらず
平均睡眠時間も5時間を切る状態が続いているからでしょうか。

普段、目覚ましよりも早く起きてしまう私ですが、金曜は鳴ったことは
意識できたのに体が動かず、なんとか出勤したあともまともに
話すこともままならないままフラフラ・・・
少し仮眠を取ってHP回復は出来たものの、肩こりからくる頭痛もあって
カラ元気も出ませんでした。

今日は無事にいけば本当に久々にまともなお休み。
神経が高ぶって、せっかく昨晩ぶっ倒れたのに早めに目が覚めてしまったのは
少し残念ですが、昼間もゆっくりと休んで来週に備えたいと思います。
来週からまた人手がちょっと不足するのでさらにハードになる予定。
なんとか一か月分の体力と気力をここで蓄えておかねば・・・(>_<)

ってなわけで、シンザン記念、フェアリーSについては
まったく見れていません(申し訳ないです)

朝日杯FSが阪神開催になった影響もあってか、シンザン記念のメンバーは
実績的には微妙な馬ばかり。
新馬戦1戦1勝馬もおり、ここで器を試される、ということで
馬券がどうのこうの、よりも今後に繋がる内容かどうかが重要に
なりそうです。

月曜に行われるフェアリーSも・・・馬券を買うなら当てモノ的な
感じになってしまいそうです。
上位レースで惜しい成績だった・・・という馬も赤松賞3着のビービーバレルしかおらず
ここで成長を見せてくれる馬が出てくるかどうかが注目のポイント。
個人的にはPOG指名馬のアルジャンテがなんとか好レースをしてくれたら、
と期待していますが・・・(^^;

祝日も何も関係ないので明日からまたバタバタになってしまいますが
来週の日経新春杯についてはなんとか参加出来るよう頑張りたいと思っています。

うーん、年末は次の競馬まで時間があるから騎手データや
種牡馬データなんかをまとめるのにちょうど良い期間だったりしたんですが
昨年末、今年の初めはまったく動けなかったですね・・・

状況が改善する見通しがまったくないだけに、いかにこの状態の中で
ペースを作るか、というのが目下の課題。
しばらくは試行錯誤が続きそうです。

金杯の傾向と対策(超簡易バージョン)  担【けん♂】

まったく参加せず、というのも面白くないので
簡単に金杯の傾向と対策を・・・

★中山金杯(中山2000m)
・大型馬優勢(実質斤量負担12.0%以下)
・5歳馬優勢(高齢馬はリピーターもしくは上位人気に限る)
・内枠優勢

1番人気のフルーキーは6歳馬。人気、実力からすれば
問題はなさそうですが、今年は4歳馬がかなり支持されて
いるのが気になるところ。
外人騎手の力量に期待するのか、それとも・・・?
特に位置取りが後方になりそうな馬に関しては
少し疑った方がいいかもしれません。

★京都金杯(京都1600m)
・逃げ馬のペースに注意(スローなら極端に前優勢)
・内枠優勢(連対は4枠まで、6枠より外は極端な実力上位人気馬に限る)

はっきりした逃げ馬が見当たらないメンバー構成。
短距離を使われてきたエイシンブルズアイ辺りが暴走するとか
バッドボーイの幸騎手がガンガン行ってしまうとか
ハイペースになる余地もありそうですが、
おおよそスロー気味に流れる公算が高そうかと。

1番人気のトーセンスターダムはよりにもよって8枠。
思い切って前に行ければいいですが・・・
実績の割には過剰評価(武豊騎手人気も?)されている
印象なので、あえてハイリスクローリターンを嫌ってみるのも
面白いかもしれませんね(新年早々欲ボケですが:笑)

オメガヴェンデッタも前走のような位置取りになると
不安があるのでスタートに注目。

ニュース雑感(軽減なのか優遇なのか)  担【けん♂】

以前ちょっと触れた軽減税率について、ちょっと気になる
ニュースがあったので、簡単に触れておきたいと思います。


所得が多い人ほど課税額が増える所得税は累進性ですが
それに対し、消費税は食料品など誰もが必要とするものに掛かるので、
結局は比率的に所得が少ない人ほど負担が厳しくなるという逆進性がある、
と言われています。

そこで登場するのが軽減税率なわけですが
経済学者の中にはこの軽減税率が低所得者層にはプラスにならない、
という人がいるようです。

要は、高所得者層の方が食料品その他により多くの
お金を使っているので、軽減税率の恩恵についても
低所得者層よりも受けやすい、という話なわけですが・・・

正直言って・・・バカじゃねーのか、と。

例えばの話、どの商品も1割引き!
という場合、100円のものを買って90円になるより
100万円のものを買って90万円になる方が
圧倒的にお得なのは事実ですが、だからといって
100円が90円になった人も、1000円が900円になった人も
1万円が9000円になった人も・・・
間違いなく1割分は得をしているのも事実。
消費税についてもまったく同じことが言えます。

つまり軽減税率の目的が

・高所得者層よりも低所得者層を優遇するため

というのであれば、たしかに問題ですが

・低所得者層の負担を軽減するため

ということが目的であれば、まったく問題はありません。

所得の多い人の方が得するじゃないか!というのは
ただのやっかみですよね(爆)

そもそも各家庭によって事情は異なるわけで、
子供が多い家庭、外食ばかりの家庭、家庭農園などで
野菜を自給出来る家庭・・・それぞれ食料品にかかる比率は
まったく違って当たり前。所得の違いで比較することには
実際のところあまり意味はない、といっても過言ではないかと。

ただ、少なくとも軽減税率の導入により、
いくつかの品目の値段は下がるわけで、所得が低い人にとっては
間違いなく「得」になります。
(もちろん、高所得者にとっても得です)

まぁ・・・個人的には以前から言っているとおり、
軽減税率が導入されようとされまいと、そもそも消費税の増税自体が
景気に関しては大きくマイナス材料だと考えているので
増税自体がナンセンスだと思っています。

日本は借金まみれ、というイメージを財務省が作って
煽りまくっていますが、実態を見ると日銀などに国債を買わすことで、
借金の水増しがされているわけで、実質的にははるかに借金は少なく、
そもそも対外的な借金でもないので、急な清算が必要なものでも
ありません。

財務省が天下り先にお金を貸し付けるために資金が必要、
という理由で「お金が足りない」と騒いでいるだけ
というのが裏の事情という話もあるわけで。

だいたい、国の予算の中に「国債の償還」という項目がありながら、
その予算組みのために国債を発行する、というのは明らかに異常(笑)

借金を返すために借金する?!アホデスカ?!

ニュース雑感(野党の野合)   担【けん♂】

新年初っ端だけに楽しく競馬の話をしたいところですが、ちょっと最近のニュースを
見ながら思ったことを書き留めておきたいと思います。
(かなり独断と偏見が混じっていますが、あくまで個人的な考えです^^;)

★野党連携について

選挙のためで何が悪い。選挙というのは、主権者たる国民が
判断をくだす唯一の機会であり、最終の決定の機会です。
ですからそのために、有権者の、主権者の、
国民の信を得るために、野党が力を合わせて訴える
ということは、何にもおかしなことではありません。
『選挙目当て』というたぐいの悪意の宣伝に
何も動ずる必要はないと、私はそう思っております


by小沢一郎

だから・・・まるで政策も目標も違う政党同士が
選挙目当てに野合したってなにも出来ない、
ってことを選挙を通して見透かされるだけなんでしょ?

選挙のために集まること自体が国民の信を得ることにならない、
ってことがなぜわからないんだろう。
いや、わかった上で言葉で誤魔化しているだけか。
小沢シンパの連中も内心ではわかった上で
乗せられたふりをするんでしょうね(爆)

ちなみに現在の衆議院議員の内訳は
・自民党 291人
・公明党  35人
与党合計 326人

に対し、
・野党計 148人

と大差になっているわけですが、
小選挙区での得票率の合計は

・与党 49.54%
・野党 50.46%

となっており、野党が候補者を一人に絞り込んでの
ガチンコ対決に持ち込めば一応理論的には逆転可能
ってことになるんでしょうか?

ただし、野党支持者が「自民党でなければなんでもいい
という政策もへったくれもない人たちばかり
ということになるんですけどね(爆)

遅めのご挨拶

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

日当たり3更新を目標にしていた頃からすると
こんなに間が空いて、さらに何も出来ていない状態は本当に
精神的にキツイわけですが、正月も関係ない・・というか
むしろ忙しくなっており、とりあえず金杯はまったく
間に合わない見込み(>_<)うーん・・・

来週末前くらいには久しぶりに休みらしき日が取れそうですが
長時間起きた後にぶっ倒れて目が覚めたらまた仕事、っていう
毎度のパターンになりがちなので、当分の間はギリギリでも
体調を整えつつ頑張っていきたいと思っています。

競馬に関しても出来ればシンザン記念には間に合わせたい
と考えていますが、もしかしたらデータ整理に充てて
さらに翌週から復活、ということになるかもしれません。



動物占い(古い?)的には「磨き上げられたたぬき」は
今年は最高の一年になる模様。
これを逃すとまた10年は巡って来ない運気なので
なんとか充実した一年になるよう頑張りたいものです。

・・・年末になって「なんや、なんもなかったぞ?」
とかいうことになったら、二度とこんな運勢的なものに
期待したりしません(笑)

まぁいろいろと見て回ると
・動きがない平穏な年
・変化が多く新しいことを始める年

なんて真逆なことを書いてあったりするわけで
占いなんてそんなもんだとは思うわけですが(^^;
とりあえず良いことだけ信じて?今年も色々と楽しんでいきたいと思います。

せっかく頂いたコメントにも返信出来ずに申し訳ないですが
しっかりと励みにさせて頂いております。
いつも本当にありがとうございますm(__)m
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

       けいけん豊富な毎日  けん♂&けい♀

芦毛の怪物 part2   担【temporalis】

そして遂にGⅠの晴れ舞台、天皇賞春へ向かうことになりましたが、
前哨戦の阪神大賞典で思わぬ苦戦を強いられたタマモクロスのここでの評価は
微妙なものでした。
ダイナカーペンター、マルブツファーストといった伏兵の域を出ない馬を相手に
ギリギリの勝負、グレイソブリン系は中距離までとのイメージもあり阪神大賞典
より更に200M距離が延びるこの舞台ではどうか、と不安視する声も少なからず
あったのです。
それでも他の有力馬と言えばタマモクロスに2戦続けて敗れているGⅠ2勝馬
メジロデュレン、ダービー馬メリーナイスも前年の8月に行われた函館記念(2着)
以来の久々、阪神3歳S(GⅠ)の勝ち馬ゴールドシチーも善戦は続くものの、
なかなか勝ち切れていない状況で、混戦の中タマモクロスは押し出された形で
単勝4.4倍の1番人気に推されました。
このレースは小原厩舎、そして南井騎手にとっても勝てば初のGⅠ制覇となるレース、
特に南井騎手は既に700勝を挙げ、前年には関西リーディングジョッキーに輝いた
にもかかわらずGⅠタイトルとは無縁だっただけにここに賭ける思いは
相当なものでした。

ゲートが開くとタマモクロスはここのところ恒例とも言える後方からの競馬に。
しかし、ここは長丁場の3200M戦、焦ることはありません。
マヤノオリンピア、メイショウエイカンの2頭が1000M通過61秒1という稍重馬場
としては早目のペースで引っ張る中、南井騎手は離れた馬群の中にタマモクロス
を置き、じっとしています。
レースが動いたのは3コーナー過ぎ、スタミナに自信のあるメジロデュレンが
一気に上がって行き4コーナーでは先頭まで躍り出ました。
これについて行ったのが13番人気の伏兵ランニングフリー、2頭の脚色は良く
マッチレースになるのか?
その時、内へ鋭く切れ込んだ馬の姿が目に入りました、タマモクロスです!
タマモクロスの脚勢は前2頭を遥かに凌ぎ、あっという間に交わし去ると
グングン差を広げてゴールへ向かって一直線。
戦前に囁かれた距離不安など全くの杞憂、2着ランニングフリーに3馬身差を
つける圧勝劇で見事GⅠホースへと上り詰めたのでした。
この着差にもかかわらずムチを連打した南井騎手、破れたゼッケンがその思いの
強さを物語っていました。

晴れてGⅠ馬となったタマモクロス、次なる目標は春のグランプリ宝塚記念です。
ここで大きく立ちはだかるのは快速馬ニッポーテイオー。
前年秋の天皇賞を5馬身差で圧巻の逃げ切り勝ち、続くマイルチャンピオンシップも
2番手から鮮やかに抜け出しこれまた5馬身差で圧勝、この年の安田記念までも
勝利してGⅠ3勝は現役最強馬を名乗るに十分な実績です。
ニッポーテイオーという馬は見た目にも猛々しく強そうで、
「俺について来い!」とばかりに前脚を高く上げて地面に叩きつける走法は
豪快そのもの、実際1番人気に推されたのはタマモクロスではなくニッポーテイオー
の方でした。
しかし、やせっぽちでくすんだ鼠色の馬がレースで見せたパフォーマンスは
その外見とは裏腹の圧倒的なものでした。
2番枠から珍しく好スタートを切ったタマモクロスは中団につけて前を射程圏に
入れての追走、対するニッポーテイオーは持ち前のスピードを生かして楽に
2番手につけています。
4角で満を持して先頭に躍り出るニッポーテイオー、その外からいつの間にか
上がってきていたタマモクロスが早々と並びかけていきます!
慌てたように抵抗を試みるニッポーでしたが、その脚色の違いは明らか。
まるでネコ科の動物のように全身をしなやかに使ったフォームでグイグイと
差を広げて行くタマモクロス、ゴールではあの王者ニッポーテイオーを2馬身半
置き去りにしていました。
ニッポーテイオーにとっては2200Mは少し長かったのかも知れません。
それにしてもGⅠ3勝馬を子ども扱いにしたタマモクロスの強さには感嘆する他
ありませんでした。

これで「現役最強馬はタマモクロス」、そう言われても当然なところですが、
実はこの春、一つ年下にとんでもない馬が現れていたのです。
その馬の名はオグリキャップ。
地方笠松競馬から12戦10勝(2着2回)という実績を引っ提げ中央競馬に殴り込みを
かけると、ペガサスS→毎日杯→京都4歳特別→ニュージランドトロフィーと何と
4歳(現3歳)重賞を4連勝!
特にニュージーランドトロフィーでは直線持ったままの全くの馬なりで2着に
7馬身差をつける圧勝劇、しかも勝ち時計の1分34秒0は安田記念のニッポーテイオー
の勝ち時計1分34秒2を上回っていたのですからタマモクロスの現役最強馬襲名に
待ったがかかるのも仕方がありません。
タマモクロスもオグリキャップも同じ芦毛、しかも2頭とも500万円の廉価で
買い取られた全く期待されていなかった境遇から這い上がって来たとあって、
この両雄の頂上決戦には大きな注目が集まりました。

決戦の場は東京府中の芝2000M、天皇賞秋です。
タマモクロス陣営は秋のローテを天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念の
3戦に定め、飼葉食いの落ちやすい体質を考えて天皇賞秋へはぶっつけで
臨むことになりました。
対するオグリキャップはタマモクロスとは対照的に食欲モリモリのタフネスホース、
ニュージーランドトロフィーの後も初の古馬との対戦となった高松宮杯で前年の覇者
ランドヒリュウを撃破して優勝、秋緒戦の毎日王冠でもダービー馬シリウスシンボリ
を難なく退けて中央重賞6連勝(地方からは14連勝!)を飾っていました。
強い馬同士の初対戦というのは本当にワクワクするものですが、この2頭の対決ほど
盛り上がったことは無いように思います。
私はどちらかと言えば先輩でもあり、儚さを漂わせるタマモクロスの方に心情は
傾いていましたが、オグリキャップも無限の可能性を感じさせる魅力に溢れた馬、
どちらにも勝って欲しいと複雑な気持ちでレースを待ちました。
ローテの順調さから1番人気は2.1倍でオグリキャップ、
ぶっつけの不安から2番人気となったタマモクロスですが、それでも単勝は2.6倍と
人気は拮抗しています。
さあ、いよいよゲートイン、ドキドキは最高潮です。
そしてスタートが切られました!

「!!!!」

そこで目にした光景は予想だにしなかったものでした。
何とスタートを決めたタマモクロスが逃げるレジェンドテイオーを2番手グループで
追走しているではありませんか!
どよめくスタンド、これで大丈夫なのか?
対するオグリキャップは中団追走、こちらはいつも通りです。
そして、徐々に2番手グループから抜け出し、単騎2番手で先頭を追うタマモクロス。
逃げるレジエンドテイオーのペースは1000M通過が59秒4と淀みない平均ペース、
決して楽な流れではありません。
前を行くタマモクロスを見てもオグリキャップ騎乗の河内騎手はその末脚に揺るぎない
自信を持っていたのでしょう、慌てずじっくりと構えています。
しかし、南井騎手にも全く焦ったような様子はありませんでした。
何故ならタマモクロスは2番手でピッタリ折り合っていたからです。
そしてレジェンドテイオーが馬群を引っ張ったまま直線へ。
タマモクロスは2番手から前を追撃態勢、
オグリキャップは外に持ち出してトップギアに入れます。
レジェンドテイオーの逃げ脚は衰えを見せず簡単にはつかまえられないか?
しかし、タマモクロスの手ごたえはそれを遥かに上回っていました。
持ったままでじわじわと差を詰めると坂を上がったところでついにレジェンドを捉え、
先頭に躍り出ます。
追ってくるのはやはりオグリキャップ!
首をグイグイ前へ伸ばすダイナミックなフォームでタマモクロスに迫ります。
南井騎手は後方から追ってくるオグリキャップを確認してようやくゴーサイン。
早目に先頭に立ちながらも更に加速するタマモクロス、何という強さでしょう。
そして何という美しい走り!
私はタマモクロスほど綺麗なフォームで走る馬を他に知りません。
オグリキャプも最後の力を振り絞って懸命に追いますが、タマモクロスの尻尾まで
あと少しに迫ったところで苦しくなり内にヨレ始めます。
もうここから差が詰まることはありませんでした、〝世紀の芦毛対決″を制したのは
タマモクロスです!

「5歳馬の意地、4歳馬をねじ伏せました!」

実況の言葉通り、先輩タマモクロスが貫録を示した見事な勝利でした。
タマモクロスが最後の1ハロンで刻んだラップは11秒5、これではいかに
オグリキャップといえど交わし去るのは不可能です。
タマモクロスとオグリキャップの差は1馬身1/4、そこから3着に粘った
レジェンドテイオーまでが3馬身ですからいかにこの2頭の力が抜けていたか
分かるでしょう。
天皇賞春秋連覇はあのシンボリルドルフでさえ成し得なかった史上初の快挙、
私も見ていてタマモクロスという馬の強さに本当に興奮したのを憶えています。


次走ジャパンカップでは日本の総大将として凱旋門賞馬トニービンを抑えて堂々の
1番人気に推され、そのレース内容もそれに相応しいものでした。
後方からの競馬になったものの、大外を豪快に捲って直線半ばでは堂々と先頭に立つ
横綱相撲・・・かと思われました。
ところが、ここから一緒に上がってきていたアメリカの伏兵ペイザバトラーの鞍上、
名手クリスマッキャロンの秘策に屈してしまう事となります。
タマモクロスを徹底的に研究していた彼は、その類稀なる勝負根性を発揮させぬよう、
ペイザバトラーを内へ一気に切れ込ませタマモクロスから遠ざけたのです。
相手を見失ったタマモクロスの隙を突いて一気に先頭に立ったペイザバトラー。
ゴール前では再び差を詰めていったタマモクロスでしたが時すでに遅し、
1/2馬身及ばず実に14か月ぶりの敗戦となりました。
それでもまだなかなか日本馬がジャパンカップを勝てない時代、日本の総大将として
正攻法の競馬で力を示した内容は称賛されてしかるべきでしょう。
ちなみに3着に健闘したのはオグリキャップ、タマモクロスとの着差は奇しくも
天皇賞秋と同じ1馬身と1/4でした。

そしてラストランとなった有馬記念。
最後にどうしてもタマモクロスに一矢報いたいオグリキャップはこの秋の激闘にも
関わらず相変わらず食欲旺盛で全くの疲れ知らずです。
一方、タマモクロスの体調はボロボロでした。
ジャパンカップの後、滞在競馬のため美浦トレセンに移動したのですが、強敵相手の
競馬で疲れが出たのに加えて新しい環境に馴染めず、すっかり飼葉食いが落ちて
しまっていたのです。
それでも陣営は出走を決断しました、王者として最後の最後に逃げるわけには
いかなかったからです。
当然タマモクロスの体調不良は世間にも伝わりましたが、それでも1番人気を譲る事は
ありませんでした。
2番人気には必勝を期して鞍上に当時のNO.1ジョッキー岡部幸雄騎手を迎えた
オグリキャップ、3番人気には阪神3歳S、マイルチャンピオンシップの
両マイルGⅠを7馬身、4馬身差でぶっちぎり、芝2000Mの函館記念では史上初めて
1分58秒を切る1分57秒8の驚異的な日本レコードを樹立したサッカーボーイ、
4番人気にはこの秋の菊花賞を5馬身差で圧勝した新星スーパークリークが続きました。
タマモクロス以外の人気上位馬はすべて1歳年下の4歳馬(現3歳馬)ばかりです。
この日、タマモクロスに跨った南井騎手はすぐに本調子でない事を感じ取ったそうです。
それでも、もう後には引けません、ラストランのゲートが開きます。
「ゲートの中でボーっとしていた」というタマモクロスは立ち遅れました。
そしてもう一頭、気性が激しくゲートが開く前に突進してしまったサッカーボーイは
前歯を折り血まみれで後方からの競馬になってしまいます。
一方オグリキャップは順調なスタートを決めいつも通り中団につけ、それを見る
ように直後にスーパークリーク。
レジェンドテイオーがゆったりとレースを引っ張り、隊列はほとんど変わりません。
レースが動いたのは3コーナー過ぎ、一気にペースが上がりオグリキャップは早くも
前を射程圏に入れています。
そしてタマモクロスもここでグーンと加速、大外を捲り上げながら4コーナーでは
もうオグリキャップのすぐ後ろまで迫る勢い、後ろにはサッカーボーイもついて
来ています。
直線に向いて先頭に躍り出たのはオグリキャップ!
しかし、グイグイと差を詰めてきたのはすっかり白い馬体となったタマモクロス!
更にその外から物凄い脚で追い込むサッカーボーイ!
しかし、道中ロスなく運んでいたオグリキャップにはまだ余力がありました、
天皇賞秋の時とは逆にタマモクロスを待っていた岡部騎手は並びかけられそうに
なったところでゴーサイン。
必死に追い抜こうとするタマモクロスですが逆に半馬身ほど出られ、
そのまま差を縮める事ができません。
サッカーボーイは距離が堪えたか、怪我の影響か最後に息切れ、代わって長丁場に
強いスーパークリークが追い込んで来ますがタマモクロスに半馬身差まで。
遂に3度目の正直でタマモクロスを破ったオグリキャップが歓喜のゴールインです!
それにしても人気馬が揃って上位で鎬を削る凄いレースでした。
オグリキャップとタマモクロスの体質の強弱の差が出たと言えばそれまでですが、
それもサラブレッドとしての資質の内、その点では間違いなくオグリキャップが
優れていました。
それでも体調が万全でない中、小回りコースで外々を回る大きな距離損がありながら
タマモクロスが最後の最後に見せた闘志は本当に素晴らしかった、
大きな拍手を送りたいと思います。
偉大な芦毛の先輩タマモクロスからバトンを受け取ったオグリキャップがその後、
日本競馬界を熱狂の渦に巻き込んで行ったのは皆さんご承知の通りです。


「風か光か タマモクロス」

年度代表馬に選ばれたタマモクロスのJRAポスターが作成されました。
私は歴代のJRAポスターの中でこれが一番好きですね。
夕日を浴びて空に駆け上がらんばかりに前脚を上げたタマモクロスに
このキャッチコピー、一目見て何だか胸が熱くなりました。

実はこの年、タマモクロスが勝った天皇賞秋の2週間後、ミヤマポピーという馬が
4歳牝馬3冠のラスト、エリザベス女王杯(GⅠ)を勝っています。
このミヤマポピーの母はグリーンシャトー、つまりタマモクロスの半妹で
錦野牧場の生産馬だったのです。
この兄妹の活躍により錦野さんは再び家族とのつながりを取り戻したと聞きます。
確かにタマモクロスの活躍は牧場存続には間に合いませんでした。
しかしながら、日本競馬史上に残る名馬タマモクロスを生産したのは紛れもなく
錦野さんなのです。
その信念と誇りは家族の絆となって実を結んだのではないでしょうか。

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